首都ボゴタから、とある町への出張
「知らない街を歩いてみたい、どこか遠くへ行きたい♪」
という訳ではありません。所用でボゴタ郊外へ出張してきました。場所は・・・えーと、今の時点では内緒です(むふふ)この出張の理由と成果はまた後日ご報告します。
行先はボゴタから離れた場所の為、今回は市内西部にある「バスターミナル」から出発しました。このターミナルから国内各地へ短・中・長距離バスが出発していきます。旅客ターミナルは空港とはまた違った雰囲気です。
各地へのバスですが、ここ数年で真新しい車両を導入する会社が増えて乗り心地が快適になってきています。右画像には"HINO"の文字があります。
先日大水害をもたらした「ボゴタ川」ですが、乾期を迎えて水位が大分下がりました。中画像で見える田園地帯は当時完全に水没していましたが、それもすっかり水が引いて元通りになりました。そして右画像に見える「サバナ大学」の敷地も、あの当時水没してしまったのが嘘のように元の姿を取り戻しています。
途中で見かけたものです。左は"Cuajada(クアハダ)"と呼ばれている発酵前のチーズです。スペインにもCuajadaはありますが、コロンビアのCuajadaは異なる味です。
この店で食べたCuajadaは塩気やチーズの味が殆どなく、無味無臭に近い味はまるで「木綿豆腐」のような口当たりでした。上にかかっている赤いソースは木イチゴを使った甘いものです。コロンビアでは食後のデザートとして人気があります。
そして中・右画像はその名を"Tomate de Arbol"と言い、直訳すれば「木のトマト」です。各画像をクリックすると拡大します。細長いこのトマトは「果物」に分類され、用途はミキサーで砕いて「ジュース」にして飲みます。飲んでみるとあの赤いトマトジュースとは全く異なる、変わった味の甘いジュースです。すごいですね。実が鈴なりに垂れ下がっています。
大都会ボゴタを離れると、このような広大な牧草地帯が広がります。多くの牛が放牧されており、そこでは生乳の生産が盛んです。その為、先日ご案内の通りソフトクリームやチーズ、バターその他、首都ボゴタでは乳製品が豊富に出回っています。
都会の喧騒を逃れてこのようなのどかな一帯を走り抜けると、まるで「つかの間の逃避行」をしているようです。今回は出張でしたが、旅行というものは「普段の生活の場から、非日常の場所への移動」という意味合いもあると思います。
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