« 2011年コロンビア大水害・現地状況リポート-1- | トップページ | ボゴタ在住の皆様・6月の連休にコーヒー地帯を散策しませんか »

2011年コロンビア大水害・現地状況リポート-2-

前回に続き、コロンビアにおける長雨による被害状況の一端をご紹介します。毎年この時期は雨期の真っ只中ですが、今年は例年にも増して国内での水害がひどい事は前回ご案内した通りです。

Img_9414 Img_9424 湖面に浮かぶレンガ造りの建物・・・に見えますが、画面に見える一帯は全て「サバナ大学(Universidad de la Sabana)」の敷地です・・・全滅です。完全に水没してしまいました。これはひどい。。。

このサバナ大学の敷地は、私の記憶では芝生が敷き詰められた一杯の緑が映える広大なものでした。それが洪水被害で湖と化してしまいました。

このサバナ大学は前回ご紹介した場所から徒歩圏内にあり、大学の機能が麻痺したというよりも、この惨状ではまさに全滅状態です。この光景を見て愕然としました。

Img_9412_2 Img_9413_2 左の画像ですが、真新しい建物が完全に水没してしまっています。少なくとも二階部分までは水面下に入ってしまっています。

そして右画像の建物・・・多分二階建てかと思われますが、完全に水没しました。これはひどい。コロンビアにおける水害の典型的な光景です。

Img_9407_2 Img_9406 左画像は、確か車が往来できる「通用門」の場所だったように記憶しています。守衛所らしきものが二つ並んでいます。注目はトラクターの右横にあるもの・・・ドラム缶の上に木材が敷かれていますが、よく見るとこれは・・・何と「手作りいかだ」ではないですか。。。

そして右画像にはゴムボートと手こぎボート(?)が・・・これらを使わないと、向こうにある校舎までたどり着けません。これはすごい光景でした。

Img_9419 湖岸にたたずむアヒル達・・・などと悠長な事を言っている場合ではありません。大学の敷地が水没して喜んでいるのはこのアヒルの群れだけでしょう。

そもそもこのサバナ大学の敷地に沿ってボゴタ川の流れがあり、敷地を造成した際に土地を削ったのか道路よりも位置が低くなっています。そこへ氾濫したボゴタ川の汚水が一気に流れ込んでしまったのですから一たまりもありません。

Img_9443 再びサバナ大学キャンパスの画像です。この大学の「元の姿」をご存じない方がこれを見る限り、どうみても広大な湖にしか見えない事でしょう。こんな惨状ですので、サバナ大学のこの敷地は「閉鎖」です。

コロンビア国内における長雨による被害はこれだけではありません。このサバナ大学の惨状はあくまでも「ほんの一部」に過ぎません。昨今、世界各地で地震その他の天災による被害が深刻化しています。自然の前に我々ちっぽけな人間はなす術もありません。身に沁みて感じたこの惨状でした。

|

« 2011年コロンビア大水害・現地状況リポート-1- | トップページ | ボゴタ在住の皆様・6月の連休にコーヒー地帯を散策しませんか »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

 こんばんは、横浜のMASARUです。
 「コロンビアで大水害」のニュースを見て気になったので、ここをのぞきに来ました。
 ざっと見る限り無事そうで何よりですが、体調の方はだいじょうぶですか。

投稿: MASARU | 2011年5月18日 (水) 23時21分

あっ、これはMASARUさんではないですか、まいど!ようこそ我がブログへお越し頂きました。コーヒーも出せませんで(^^;

将軍・・・いや、当方は先週から体調を崩しており、何とか仕事はしているものの憂鬱な気分です。

そうなんです。コロンビア国内の水害被害はかなり深刻です。先日取材した大学なども浸水の水位が更に上がっているようです。国内各地を取材したら悲惨な状況が更に分かると思います。

しかしながらここへ来て「コロンビア・水害」関係で何でこんなにヒットしてこのサイトに来るのかなぁと思っていましたが。

日本で報道されたんですか?

世界各地で自然災害が多発していますね。我々人間に対する自然界の怒りなのでしょうか。

投稿: 管理人 | 2011年5月19日 (木) 05時14分

 こんばんは~、再びMASARUです。体調はいかがですか。
 東京は、朝晩はまだ涼しいですが、昼間はだいぶ暑く、半袖で歩けるようになってきました。

 そう、コロンビアの水害はTVのニュースで放映されました。2度ほどみかけました。地名を言わないので、広いコロンビアのどの地方なのか、さっぱりわからないのですが。

投稿: MASARU | 2011年5月23日 (月) 00時11分

MASARUさん、まいど!体調はもう最悪です。平日はそれこそ「薬漬け」で何とか働いていましたが、今日は自主的に寝て過ごしています。

ボゴタは元々高地にあって冷涼性の気候ですが、この雨期で余計に寒くてユニクロの厚手のフリースを昼間から着込んでいます。

日本のお父さんは働き過ぎで休日はゴロゴロしているようですが、ここでは通常そんな習慣はありません。しかし鼻水が出るわ、くしゃみが連続するわでは、さすがに養生しないと後で大変な事になりそうです。

TVのニュース、動画サイトでみました。TBSでした。確かに町の名前がありませんが、察するに国内北部にあってコロンビア随一の大河・マグダレナ川流域の大都会・バランキージャのようにも見えます。すごい濁流ですね。

首都ボゴタ近郊も最近は水害が更に拡大しています。加えてニュースにもあった低地の町は被害がさらに酷い状況です。

投稿: 管理人 | 2011年5月23日 (月) 02時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2011年コロンビア大水害・現地状況リポート-1- | トップページ | ボゴタ在住の皆様・6月の連休にコーヒー地帯を散策しませんか »