ボゴタ発、ネモコン&シパキラ岩塩坑道+スイーツを満喫するツアー催行
日本での大震災に呆然としていた先日の事ですが、タイトル通り首都ボゴタを基点とするこのツアーを催行しました。それまではネモコン・若しくはシパキラのいずれかを巡るツアーのみをご案内していましたが、今回初めて一日で両方の岩塩坑道を巡り、それぞれ異なる坑道内部を比較対象して頂きました。
ネモコン岩塩坑道は小さいながら、地下水と共に染み出した岩塩が造り出す「自然の美」の素晴らしさが特徴です。「岩塩の滝」「岩塩の鍾乳洞」その他、シパキラ岩塩坑道には見られないものがネモコンにはあります。
一方のシパキラは坑道内部のスケールの大きさが特徴です。昨今坑道内外の整備がどんどん進み、首都ボゴタ郊外・そしてコロンビア国内の観光地としては有数のレベルになりました。
画像ですが、つい最近運行を始めたのか、SLそっくりの車両を使っての「シパキラの町観光」を3,000ペソ(2011年3月現在・およそ135円)の追加料金で案内してくれます。たったの135円でこんな面白い車両に乗ってシパキラの古い町並みを案内してくれるのですからお得です。シパキラの古い町並みにつきましては過去にこちらでご案内しています。
今回我々はこの車両に乗車しませんでした。向学の為にも後日私一人で乗車してみようと思います。
お客様に二つの坑道の感想を伺った所、前述の通り「神秘のネモコン岩塩坑道」「スケールの大きいシパキラ岩塩坑道」という評価で、あえてどちらを選ぶかという問いには、ネモコン岩塩坑道という結果でした。
そしてこの日のツアーの締めくくりが、コロンビア国内最大の乳製品メーカー「Alpina」の工場敷地内にある直売店訪問でした。この日は土曜日という事もあって多くの人々でごった返していました。敷地内には自社製品の大型模型が飾られていおり、単なる直売店というよりも、ちょっとした観光スポットといった感じです。
直売店には牛乳・チーズ・バター・ヨーグルトその他Alpina乳業の自社製品ばかりがずらっと並んでいます。価格は首都ボゴタのスーパーと変わらないか、品目によっては逆に高いのですが、やはりここではついつい買ってしまう「雰囲気」がありますね。
今回のツアーでは、この直売店内で作られている「スイーツ」を堪能しました。
こちらはまさにスイーツを堪能している様子です(お客様に御迷惑がかかるといけませんので、お顔の一部を塗り潰しています)
店内で製造されているスイーツはケーキは勿論、ミルフィーユや焼きプリン(Leche Asadaと言います)、シュークリームその他多数に及びます。さすが乳製品メーカー直営店舗だけあります。
画像に食べかけが見られますが、私は焼きプリンをほおばり、そしてお客様はシュークリームその他をそれこそごっそりと買われました。
左画像の方が嬉しそうに掲げているのは「ソフトクリーム」です。この直売店で購入金額40,000ペソ(およそ1,800円)のレシートを提示すると、併設のカフェテリアでこのソフトクリームを一個無料でくれます(2011年3月現在) こちらもさすが乳製品メーカーだけあります。
ちなみに首都ボゴタではソフトクリームは「容易」に口に出来ます。右画像は「マクドナルド」で販売されているソフトクリーム(2,000ペソ・およそ90円)です。これ、なかなか濃厚な味でいけてるんですよ。
緑の多い首都ボゴタ近郊の「サバナ」と呼ばれる高原地帯では酪農が盛んで、それが故にこの地でAlpina乳業が乳製品を生産しているという事情もあります。
今回は欲張って三か所の観光スポットを巡りました。これ以外にも、先日首都ボゴタ郊外から程近い場所で「これは日本人の方々に絶対お勧め出来る」という素晴らしい観光地を知りました。こちらは改めてご紹介します。
これからも「ガイドブックにはない」首都ボゴタ・そして郊外の観光地をご紹介していきます。お楽しみに。
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