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南米コロンビアより申し上げます。頑張れ日本!

先日の東北・関東大地震から既に三週間近くが経過し、3月も終わろうとしています。時が過ぎるのはあっという間です。しかし被災された方々にとって、3月11日という日は決して忘れる事がないものと承知しています。私自身、寝ぼけ眼でテレビを付けた途端、あの大津波が日本を襲撃しているという衝撃の画像は今でも忘れません。「日本が大変な事になっている!」と、妻をたたき起こした時から私自身呆然とした程です。

現在の関心事は原発事故による放射能汚染に移っているようですが、全てを失い避難所生活を余儀なくされている方々の事を思うと、何と申し上げたらよいのか言葉に窮します。

そんな中開催されたサッカーの復興支援チャリティーマッチを見ました。日本全体が暗く沈んでいる中で、真剣に戦った選手達の姿にとても感動しました。この模様は当地コロンビアの首都ボゴタに拠点を持つ"Citytv"でもニュースの中で報じていました。その動画はこちら(一定期間が経過した後にはみられなくなると思います)

東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティマッチ(Juegan partido de futbol benefico para victimas del terremoto en Japon)

サッカーの試合はもう何度も見ていますが、これほどまでに感動したゴールはそう滅多にありません。チャリティマッチとは言え、選手達は真剣に戦い、その中で生まれたゴール。本当に感動しました。その中でもやはり「キング・カズ」は千両役者でした。アナウンサー氏の「カズは、やはりカズでした」このコメントに凝縮されていましたね。

私はカズさんと同じ世代であり、例えば他には今や日本を代表する俳優になられましたが、その昔地元の雑貨屋で"スーパーカー消しゴム(懐かしい・・・)"で一緒に遊んだ本木雅弘君など、様々な方々がいます。「金八世代」「バブル世代」と称される我々ですが、カズさんはそんな我々の世代を代表して被災地の方々に「希望と感動」を与えてくれたように、私自身は勝手に解釈しました。カズさん、感動をありがとう!

他方、今回の大震災によって一瞬にして命を落とされた方々の無念の思いに対してお悔やみ以外に何と申し上げれば良いのか、言葉に詰まります。そして全てを失ってしまった被災者の皆様。これから復興への道が作られていきますが、どうぞ生き抜いて下さい。日本から遠く離れた南米コロンビアにいる私にはこれだけの言葉しか申し上げらないのが、本当にもどかしく感じられます。

これをもってブログへの投稿を再開致します。最後に、これはとても恐れ多く失礼なことではないかと自問自答した末の事ですが、天皇陛下からのメッセージを添付します。陛下の心温まるお言葉を励みに、被災地・そして被災された方々の復興にむけて、少しずつ・ほんの少しずつからでも頑張って頂ければと願っております。

頑張れ、日本

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