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2011年1月

首都ボゴタの金博物館と竹で覆われた移動式カフェテリア

今日は仕事の関係で首都ボゴタのセントロ地区にある「金博物館」(Museo de Oro)に行ってきました。日本では「黄金博物館」と称されますが、Oro=金と直訳されます。

金博物館は既に何十回と訪れていますが、この金博物館はとても思い出深い関係にあります。2008年7月に東京で「黄金の国ジパングとエル・ドラード展」が開催されたのですが、その際、金博物館の収蔵品である"国宝"(National Treasure)を日本へ移送する手配を承り、この手配の成功により、それまで日本から見れば当社ANDES TOURSはホテル・移動・観光手配などを請け負う「ランドオペレーター」という立場でしたが、これにより「旅行会社」として認められるようになった過去一番の大仕事でした。

当社は以前からIATA公認航空券発券代理店であり、人間様の航空券手配に加えて犬・猫など動物の移動手配も含めて手配は何度も受けたものの、国宝の移送は初めてだったのでかなり緊張しました。事実、係員の手により金製品が博物館から空港まで移送された際には国軍の特殊部隊が護衛に付き、空港到着後も国軍兵士が空港を取り巻いたほどでした。

Img_7986 Img_7950 この日の金博物館へは家族を伴い入場しました。ガイドとしてのおさらいという理由もありますが、詳しい理由は割愛します。日曜日の金博物館は$3,000(およそ150円)の入場料が無料となる事もあって、すごい人出でした。午後からは一時入場制限が施されたほどです。日曜日に入場する際には午前中に現地入りする事をお勧めします。

Img_7844 こちらは「黄金のコカ壺」です。コロンビア国内西部・現在のキンディオ県アルメニア一帯に栄えた「キンバヤ(Quinbaya)」文化の遺物です。コロンビア国内で発掘された遺物の殆どは金と銅の「合金」で出来ており、それが故に「黄金」とは言えない事情があります。

しかしこのキンバヤ文化の遺物には「純金」製品が見られます。合金の場合には薄茶色の鈍い光沢ですが、純金製品は輝いています。この壺にコカ葉を入れ、隣にある棒で細かく砕いたようです。スペイン軍侵攻以前の時代からコカ葉が「別世界へ導く手段」として使われてきた事を実証しています。

Img_7859 こちらは国内南部、マグダレナ川流域に栄えた部族の遺品です。説明にはマグダレナ川に見られる魚を模したものとありますが、見方によっては「飛行機」にも見えますね。まるで「オーパーツ」です。今回は焦点を合わせて撮影しましたので、割と上手く撮れたように思います。今回の目的の一つに「金製品」の撮影もありました。

このオーパーツとも言える金製品は、他に現在のトリマ県地方で栄えた文化の遺物にも見られます。いずれも現在"UFO"が時折出現したとニュースで報じられる地域で、当時から宇宙人との接触があった地域とも推測されています。

Img_7883 こちらは「シャーマン」(祈祷師)を模した金製品です。各パーツを組み合わせた非常に精巧・且つ緻密な作品です。金博物館内の展示品の数々の中で、このシャーマンに由来する金製品がとても多い事が特筆されます。館内3階にはシャーマン関係の金製品だけを展示した一角すらある程です。

コロンビア国内には現在も多数の先住民族が暮らしており、その殆どは道すらないアマゾン川その他の流域に点在しています。

金博物館に関する記述は、別に管理しているホームページ「未知の国・コロンビアからの便り」にて後日ご案内したいと思います。

Img_7988 Img_7991 金博物館での視察を終えて目の前の広場をあるいていた所、すごいものを見つけてしまいました。見て下さい、この画像!車体の全てを覆っているのは何と「竹」です。まるで「竹製」の車そのものです。今まで数多くの車を見てきましたが、竹で覆われた車など初めて見ました。これにはぶったまげました。

日本のテレビ局さん、この画像お譲りしますよ coldsweats01 コーヒー文化・コロンビアの中でもこんな竹製・移動式カフェはさすがに珍しいです。

Img_7992 Img_7995 この車、ただの車ではありません。実は「移動式カフェテリア」でした。車体後部では女性が道行く人にコーヒーやミントティーその他を売っていたのです。あまりにも「お洒落なカフェテリア」に呆然としてしまいました。

えっ?営業許可証?駐車許可証?そんな堅苦しい事言わないで下さい。多分そんなものないでしょう。世にも珍しい「竹に覆われた移動式カフェテリア」なのですから。ちなみにこの車、何とハンドルも「竹」!これにはもう目が点になりました。

Gold1_3 そんな日曜日の光景でした。最後にこちらをご紹介します。こちらが先年日本で行われた「黄金の国ジパングとエル・ドラード展」のポスターです。私の人生の転機となったイベントでした。

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花の国コロンビア・首都ボゴタのフラワーマーケット

年が明けてから、首都ボゴタはほぼ毎日良い天気が続いています。昨年末までの長雨に伴う被害が多発したのが嘘のようです。このまま良い天気が続けば逆に干ばつしそうなほど、すがすがしい気候です。もしかすると「乾期入り」したのかもしれませんね。

そんな中、早起きして市内最大の市場"Paloquemao(パロケマオ)"に行ってきました。前回は来訪されたお客様を伴っての見学でしたのでじっくりと撮影する余裕はありませんでした。今回は下見も兼ねての「視察」の為、大量の画像を得る事が出来ました。その対象は「青空フラワーマーケット」です。

別に管理しているホームページ「未知の国・コロンビアからの便り」にて画像を伴い投稿しました。こちらを是非ともご覧下さい。画像の美しさでは過去の投稿の中でベスト5に入るほどだと思います。それ程花々が美しく撮れました。尚、タイトルはブログとホームページでは若干変えました。

花の国コロンビアのフラワーマーケット ←こちらをご覧下さい

20110115_img_7717 20110115_img_7715 各画像をクリックすると拡大します。見て下さい、この美しさ sign03 パロケマオ市場自体も首都ボゴタ最大級ですが、その中の青空フラワーマーケット・これも市内最大級です。そこに並ぶ花々は種類の多さもさる事ながら、美しさ・安さは「花の国・コロンビア」らしいものです。

左画像の切花はあまりにも派手な色をしているので造花にも見えますが、実際は生花です。そして右画像のカーネーション。世界トップクラスのカーネーション生産量を誇るコロンビアらしい、美しい色合いです。

20110115_img_771220110115_img_7732 コロンビアが世界に誇る「バラ」もご覧の通り。価格はまちまちでしたが、上物のバラ一ダース12本でおよそ200円~300円ほどでした。ビニールの包装紙に包まれたものはおよそ20本入りでほぼ同価格ですから、花の国・コロンビアにおいて切花がいかに安いかがお分かり頂ける事と思います。

他の花々の画像は上記サイトから是非ともご覧下さい。「コロンビアの切花」の素晴らしさを目で楽しんで頂けることでしょう。

パロケマオ青空フラワーマーケットは切花のみを販売していますが、市内にはそれとは別に、これらの切花を美しくアレンジした「盛花」を並べているマーケットもあります。それがこちらです。

20110115_img_7772 20110115_img_7793 どうです、この美しさ。画像が拡大した途端、あまりの色鮮やかさにクラっと来たかもしれませんね。これらは全て生花をアレンジしたものです。小さな花籠はどれも日本円でおよそ「1,000円sign03」」右画像の大きな花籠は「1,500円sign03」日本でこの内容でこの値段は決して有り得ないと思いますが、いかがでしょうか。

今回の下見・視察の目的はいずれ御報告する機会があろうかと思います。コロンビア・特に首都ボゴタへお越しの際には、是非ともこれらの美しい花々もご覧頂きたいと思います。「花の国・コロンビア」らしい素晴らしい花卉とフラワーマーケット、ご希望でしたら私がガイドとしてご案内します。

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日本からの観光ツアーに話題性十分のレストランAndres Carne de Res

お陰様で今年も年始から航空券や観光予約手配が好調で、嬉しいスタートを切っています。いきなり余談ですが、前回投稿の「ネモコンツアー」に関してどうやら全国ネット?のテレビ番組で「ネモコン特集」を放送したらしく、その中に我々の姿が映っていたとの事でした。たまたまこの番組をご覧になられた方から、御参加頂いたお客様に御報告がありました。

確かにテレビカメラを持ったクルーがいたのは気が付いていましたが、まさか我々を撮影していたとは全く気が付きませんでした。まあ、知らない方が自然ですね。「全国ネットのテレビに映りました、ピース!」なんて言ってたらちょっとおマヌケですので coldsweats01 私としてはネモコン村がもっと紹介される事を願っています。

今回の投稿ですが、次回の日本からのツアーグループ向けに「指名」を受けているレストランを視察してきました。

Img_7607 Img_7574 Img_7575 "Andres Carne de Res"というこのレストラン、肉料理がメインなのですが、ボゴタっ子の間でこのレストランを知らない人は今や少ないのではという程、昨今人気急上昇のレストランです。

このAndres Carne de Resは元々首都ボゴタ郊外にある"Chia"という町にあり、店内の内装の奇抜さと店員の軽いノリ、更には肉料理がある程度納得のいく味であるという点が受けて、昨今大繁盛している超人気店です。それがついに首都ボゴタに進出してきたものです。

Img_7598 Img_7602 このAndres Carne de Res、予約なしではそう簡単に入れてくれません。それ程凄い人気店なのです。画像は少々ボケてしまいました。人気の一つが奇抜そのものの内装です。どうやら60's(1960年代)を内装のコンセプトにしているのか、ブリキのおもちゃや骨董品その他を無造作に、しかもあらゆる所に置いています。決してコロンビアらしくない、この奇抜な内装が人気を呼んでいます。

Img_7586 Img_7588 既に催行が決定しているこのツアーグループの為の事前準備での来店でしたが、とにかくいつの時間でも客で賑わっているのがこのAndres Carne de Resです。店内は2階から5階まであり、それぞれの階で内装が微妙に異なり、少人数から我々のような大人数までこなす事が可能です。また時間帯によっては何らかの「ショー」も行っており、これも人気の一つです。

前回のツアーグループでは前述のChiaの「本店」に行きましたが、その奇抜さにぶったまげた筆者です。今回は満を持して挑む首都ボゴタ店でのグループ手配です。

Img_7592 Img_7593 Img_7595 見て下さい、この内装sign03コロンビアらしさとは全く無縁のこの空間は、ある種異質です。各テーブルは左画像のような「名前」で区分けされています。この表示板すら奇抜ですよね。中画像はどうやら「グッズ販売店」のようです。ビルを丸ごと使った店内には吹き抜け部分があり、ここも余すことなく奇抜な飾り付けとなっています。

Img_7578 私にとっては肝心ともいえる「味」ですが、少なくともChia本店で食べたボリュームたっぷりのビーフはなかなかの味でした。奇抜な内装だけでここまでの人気店にはのしあがらないでしょうね。なるほどと思いました。しかしながら私にとっての難関は、この店のメニューが「あまりにも多い」事。大人数のグループで一人一人に対してお好みを伺う訳にはいきません。となればメニューを絞る必要がありますが、さてどれにするか・・・考えている時間は限られてきています。

首都ボゴタにお越しの際には、話のタネにこのAndres Carne de Resを訪れてみてはいかがでしょうか。ちなみにメインの料理にもよりますが、お一人の予算はアルコール類を飲まれる方でしたら税・チップ込みで5,000円近くは見込んだ方が良いと思います。しかも事前予約が必要です。予約なしでは時間帯によっては「門前払い」を喰らう可能性大です。それ程の人気店である事は、実際に行けば一目瞭然です。

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新春恒例(にする?)ネモコン懇親ツアーとANDES TOURSサイト

年末の投稿で「当地在住のお客様とのお付き合いが大事」と記述しました。それを実践すべく、年始早々にごく一部のお客様に声をかけて首都ボゴタ郊外にある"ネモコン村"にある「岩塩坑道」日帰り観光ツアーを催行しました。

今回の観光の目的は、家族にはまだネモコンの岩塩坑道を見せた事がなかったのでその素晴らしさを体験させる事、当地駐在のお客様との懇親、そして有名な「シパキラの岩塩坑道」との比較モニターとして感想を頂く事でした。。妻を含め皆さん、既にシパキラの方は御存じの上でのネモコンツアー催行です。

Img_7465_2 Img_7468_2 各画像をクリックしますと画面が大きくなります。今回は設定をいじくったせいか、それまでよりも上手く撮れた気がします。画像に見られる白いもの、これは地下水と共に染み出した「塩」です。坑道内部の素晴らしさはこの場を訪れた方だけが体験できるものです。

Img_7476 Img_7475 こちらは「塩の滝」です。こちらも地下水と共に染み出した膨大な塩が蓄積されて滝の如き姿を見せています。このような素晴らしい光景はシパキラの岩塩坑道では見られません。その素晴らしさに皆さん歓喜の声を挙げていました。私自身、何度この場を訪れてもこの光景は素晴らしいと思います。

Img_7478 Img_7479 ハート形のモニュメント、これは岩塩だけで出来ているものです。重さおよそ1,600kg相当のこの岩塩の塊は、話によると100%塩で構成されたものとしては世界最大級の大きさとの事です。これもシパキラでは見られません。

シパキラの岩塩坑道は、内部のスケールでは確かにネモコンをしのぐものです。くり抜かれた坑道を利用したものが「大聖堂」になっている事で有名ですが、坑道そのものの美しさは誰がどう見てもネモコンの方が神秘的です。

Img_7487 Img_7491 Img_7498 つららのように見えるもの、これも何と「塩」で出来ています。すなわち「塩の鍾乳洞」こんな鍾乳洞、世界的に見ても珍しいのではないかと思われます。私が自信を持って御案内したこの場所、やはり皆さん感嘆の声を挙げていました。

Img_75061 Img_75211 岩塩坑道の入口部分、そして土産物店で岩塩を物色するお客様の様子です。皆さんの感想としては、ネモコンの岩塩坑道の素晴らしさにシパキラがかすんでしまうというもので概ね一致しました。

坑道内部は昨今の大雨の影響であちこちの天井部分から塩分を含んだ地下水が降っていました。入口付近ではその多さ故に天井にビニールシートを張っていた程です。こんな光景は初めて見ました。逆に言えばその地下水と共に塩が地層表面に滲み出て、これだけ美しい光景を見せています。

Img_7530 Img_75481 昼食は村の中心部にある旧家を改造したレストランで取りました。このレストランの内装は素晴らしく、昼食の場所としては最適と思われます。実際の所、それなりの評価を頂いたように感じました。食事の後、家族と共に記念撮影をさせて頂きました。

今回のネモコン岩塩坑道ツアーはお客様との懇親が目的の一つでしたので、特に営利は追求しませんでした。それとは別に、このネモコン岩塩坑道はやはり観光地として優れた場所である事を確認させて頂く事が出来ました。今後の当地在住のお客様向けネモコン懇親ツアーを催行していく目処が立った気がします。次回はより多くの方々にご参加を呼び掛けたいと思います。当社ANDES TOURSが通常催行しているネモコン岩塩坑道ツアー、是非とも御利用下さい。

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コロンビア・ボゴタより、明けましておめでとうございます

Img_73601 Img_73631 2011年の年明けにあたり、読者の皆様へ新年のお祝いを申し上げます。当地ボゴタでの元日は例年通り6時32分頃、雲一つない素晴らしい空の下で東の山並みからそれは見事な御来光を拝む事が出来ました。それから昼近くまで仕事をしていましたが、すがすがしい気分でした。

我々家族は今年も仲良く、つつましく生活をしていきます。昨年は息子がほんのちょっと手術を施したのみで、家族全員大病や怪我もなく過ごせました。父親たる私が普段多忙でなかなかまとまった休みを取る事が出来ない為、日本への里帰り以外は旅行へ連れて行くこともままなりません。そんな訳で、自転車を買ってあげました。

20110102_img_4274 恥ずかしながら「我が家の食卓」です。おかずまで画像に撮り切れませんでした。"からし"以外の全ての素材は当地ボゴタで手に入るものです。

納豆は妻が納豆製造機でこしらえる「自家製」です。マグロは冷凍ものでそのまま刺身で食べられますが、このように「ネギトロ」にし、その中へ食用油を多少多めに入れるとまさに「脂が乗った」感じになります。当地在住の某御夫人から御教授頂きました。

妻が作る「日本食」は本当に有り難いです。とは言え私は毎日日本食が食べたくて日本人の妻と結婚した訳ではありませんが、海外において毎日和食が食べられるというのはとても贅沢な事です。妻には時に、国外から来訪されたお客様の為に「手弁当」を作ってもらうなど、「内助の功」を発揮してもらっています。それは今年も変わらない事でしょう。

20110101_img_4248 20110101_img_4254 元日早朝のボゴタ空港です。私にとって空港という場所は何時間いても飽きない空間です。今年も観光や商用などでコロンビアを訪れる方々には「個性ある旅・成果の残る旅」を演出して行きたいと思っています。例えばお客様にとって他では味わえない、ちょっと変わった趣向を凝らす事も私の目標の一つです。

また、当地在住の皆様におかれましては、一人でも多くの方に御利用頂けるよう、他にはないちょっとしたサービス提供に努め、勉強に励みたいと思います。

20110101_img_4251 元日のボゴタ空港ターミナル内の様子です。元日にも関わらず大勢の旅客や見送りの人々でごった返していました。今年も何度この場所で仕事をするのか想像もつきません。私は従来から「今年は旅行商品売上をいくら達成する」といった目標は掲げません。一人でも多くの方に御利用頂き、一方で当ブログやホームページ・更には動画などで「南米コロンビア」という国をより多くの方々に知って頂く事、そして

               あんしん、あったか、あかるく元気

これが私の"年間目標"です。

それでは、ここ数年恒例の「動画」を読者の皆さんへ「新年のプレゼント」としてお送りします。ANA(全日空)を御利用の方にはお馴染みの(今もやってるのか?)機内ビデオです。皆さんが御旅行や御出張である場所からある場所へ移動する時・そこには多くの方々が関わっている、そんな事を再認識させられるビデオです。新年らしい、気分を高揚させる音楽も私は気に入っています。

義弟はパイロットとして今年中に飛行時間10,000時間を達成する見込みで、私はコロンビアで旅行業に従事して以来、今年で15年目を迎えます。我々も皆さんの旅を演出する一人である事を自覚していきたいと思っています。今年も宜しくお願い致します。

 

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