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コロンビアアマゾン・レティシア、注目のデスティネーション

Leticiaamazon04_3 最近様々なグループの手配が重なっていた中で最大級のものが、東南端にある国境沿いのアマゾン川流域の町(県"都"ですが実質は"村")「レティシア」への33名の送客でした。ブラジル・ペルーと国境を接するこのレティシアですが、実は数年前までは観光地としては殆ど見向きもされていませんでした。それが昨今では観光地としてだけではなく、喧騒とは無縁ののどかな場所・そしてアマゾン地帯という特殊地域性からか、各種会議の場として注目を浴びています。故に昨今では航空券やホテルの予約が取り辛い日もあります。

現地レティシアへは首都ボゴタから空路でちょうど2時間です。飛行中機内の窓から見えるのは一面密林地帯のみで、道というものが殆ど見られません。

Hotel_decalodge_ticuna02_4 Hotel_decalodge_ticuna05_3 このレティシアが観光地・会議開催地として注目されるようになったきっかけは、画像にあるこのホテル"Decalodge Ticuna"が数年前にオープンしてからです。それまで現地でまともなホテルといえば一つしかありませんでしたが、コロンビア国内最大級のホテルグループである「デカメロン」がこの地にホテルを開業してから一気に注目されるようになりました。そして現在では観光地としての需要だけではなく、ブラジル・ペルーをまたぐ「3国会議」なども開催される国内の要所になりました。

Tabatinga02_2 Tabatinga03_2 宿泊先のホテルから車で5分ほど移動するだけで、そこはブラジルとの「国境」です。しかし国境と言ってもそこにあるのは小さな「石碑」と「案内板」のみで、国境を象徴するゲートや出入国管理局などは全くありません。故にパスポートコントロールもなく、両国エリア間を「パスポートなし」で自由に行き来できます。

両国の出入国管理は、例えばコロンビア側であれば「レティシア空港」内で行っています。それはここレティシアから他の町へ陸路で移動する手段がない「陸の孤島」であるが故の事です。つまりブラジル側からコロンビアへ入国した人は、どうやっても空路でしか移動できない為に空港で入国審査が出来てしまう訳です。

ちなみにブラジル側・ペルー側への立ち入りは、日帰りのツアー(主としてアマゾン川をボートでの移動)であればパスポートは不要という珍しい場所、それがここレティシアです。観光地として認められたのがここ数年の話ですので、まだまだ乱開発とは無縁の「素朴なアマゾン地帯」を体験できます。ちなみに2010年11月一杯まで、毎週水曜日に限定してレティシア空港のメンテナンスを行っており、この日は空路便の発着がありません。ご注意下さい。

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