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首都ボゴタ・誕生日の光景

8月6日は日本ですと「広島・原爆投下の日」ですね。一瞬にして命を落とされた方々、そして戦争の惨さは決して風化させてはいけない、その日です。他方、コロンビアでは首都ボゴタの「誕生日」です。1538年のこの日、カリブ海から進軍してきたスペイン軍を率いたゴンサロ ヒメネス デ ケサダ(Gonzalo Jimenez de Quesada)により、「サンタフェ・デ・バカタ」若しくは「サンタフェ」の名でこの一帯の創設が宣言され、後にボゴタの名が冠されてから今年で472年目の誕生日を迎えました。

Img_5721 この日は市内の一部を通過する「首都ボゴタの交通事情の歴史」と題したパレードがありました。事前にこの情報を得ていたので、外回りの時間と合わせてパレードをしばし見学しました。ちなみに今日は本当に半端ではない忙しさでした。ついに昼食を食べ損ねたほどで、今思い出すとよく時間内に仕事をこなしきれたものだと、ゾッとする程でした。

画像をクリックして頂くとお分かりになれますが、歩道橋にある黄色と赤の垂れ幕、これは「ボゴタの旗の色」です。コロンビア国旗はこれにカリブと太平洋の二つの海を表す「青」が加わります。ボゴタにそれがないのは内陸地で海に面していないからでしょう。

Img_5723 こちらは1810年代の交通手段「Silletero」です。このように「紐」で椅子をくくり、その紐を頭にくくり付けています。その椅子には人の姿が見られます。これぞその昔の移動手段だったのです。このSilleteroは、先日皆さんにご紹介しましたメデジンで行われる「担ぎ手の祭り」の「原形」なのです。昔は人を乗せ、その後花籠を乗せたのが祭りの発端です。

Img_5724 そしてこちらは「馬車」です。実はこの馬車、未だにボゴタの旧市街で時に観光客を乗せて運行している「現役車両」です。馬車と言えば、特に旧市街地区ではこの観光用車両の他に、これまた「荷馬車」が現役で走り回っています。人口700万人超の大都会ですが、荷馬車に関しては容易に見かける事が出来ます。その姿を見ると「何てこった・・・」と、目が点になります。

Img_5726 こちらは1950年代に主流だった「公共バス」です。このタイプのバスはさすがに今は見かけません。よく残されていたものですね。私は旅客機も好きですが、こんな古いレトロな車両にも実は興味があったりします。ちなみに私がこのボゴタへ流れ着いた際には、とっくにこのタイプの車両は消滅していました。当たり前ですね、今からたった14年前の話ですから。

Img_5730 Img_5731 そしてこちらの画像が現在首都ボゴタの主要道路を往来している大量輸送機関「トランスミレニオ」の車体です。開設当初から車両は二連式でしたが、需要増に対応すべく昨年初めて右画像に見られる「三連式」の車両も登場しました。このトランスミレニオの出現により、市内の交通事情が劇的に変わりました。という事でパレードの列はこれで終わりました。

Img_5735 滅茶苦茶な忙しさの中で、デジカメを持ったままその後セントロにある客先へ向かいました。その際に見かけた光景です。トラックの荷台に乗っているのは何と「ヤギ」。実はこれ、かねてから撮りたかった一枚なのです。画像をクリックして下さい。その光景にビックリ

何故トラックにヤギが乗っているのか?その答えは何と「移動式ヤギのミルク売り」なのです。annoythundertyphoon にわかには信じられないでしょう。でもこれ、本当なのです。初めてこの光景を見て、私自身も正直ぶったまげました。客から注文を受けると、荷台にぶら下げてあるどこで拾って来たのか分からないような空き瓶に「実演」で搾ったヤギの乳を入れるのです。これこそ「一番搾りflair」でしょうか。

しかしちょっと待った。牛のミルクでさえ、搾ったままではなく一旦殺菌しないとお腹が下るのに、ヤギの乳をそのまま飲んだら・・・会社の同僚曰く「ヤギのミルク(Leche de Cabra)は精力抜群だぞ、バイアグラよりスゴイらしい」との事でした。shock 結構です・・・という事で、未だにこの「搾りたてのヤギミルク」は怖くて手が出ません。

Img_5737 そしてこちらが以前から何度か紹介している「首都ボゴタでのオールド(クラシック)カー」の続きです。この日もとっておきの一台をパチリです。"Ford"製のこの貨物車、まるで昔のギャング映画の一コマのようです。すごい・・・しかしこの車、まだ現役です。

以前もご案内した通り、コロンビアの首都ボゴタで見かけるこの種のオールドカーの数々は、有名な「キューバ・ハバナ」をしのぐのではないかと、私は密かに思っていたりします。

という、誕生日の首都ボゴタで見かけた光景でした。

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