アンティオキア県・メデジン(Nutibaraの丘)
標高およそ1,500m・約220万人が住む大都市メデジン市は、以前は麻薬カルテルの拠点地・抗争の舞台として恐れられていましたが、今や「文教都市」「観光都市」としての発展ぶりは首都ボゴタをしのぐほどになりました。勿論、貧富の差は目に見えて明らかであり、富裕層が居住するモダンな建物が林立する一方、悪臭漂うドブ川沿いにひしめき合う貧困層の家々の姿も無数にあります。しかしながら、メデジンという都市全体で見ると以前とは随分変わりました。
今回から複数回、「メデジン特集」として皆さんにこの町の見所その他をご紹介します。尚、当ブログでは概要を、そして別に管理しているホームページ「未知の国・コロンビアからの便り」において画像と文章をふんだんに使い、詳細をご案内するつもりです。
こちらが市内を一望できるメデジン観光の要所"Nutibaraの丘"です。ここは昔からある人気の観光スポットです。前回ご案内しましたメデジン市内を巡る定期市内観光バス「Turibus」の巡回ルートの一つでもあります。この日は晴天で日差しが強く、汗ばむほどでした。ここから望む景色は左側が北・そして右側が南という位置関係です。
こちらにはメデジン市随一の高級住宅街"Poblado"地区があります。ここには高層の高級アパート群が林立しています。画像に見える二つの巨大な建物は民間銀行のビルです。金融都市でもあるメデジンでは昨年「米州開発銀行」総会が開催され、日本からも財務省・銀行関係者などが来訪されました。モレノ・米州開発銀行総裁がメデジン出身ということもあって総裁の肝煎りで開催されましたが、成功裏に終わったようです。
こちらが丘の頂上付近にあり、近郊の小さな村を再現した"Pueblito Paisa"と呼ばれる一角です。ここには現地伝統様式の建物にチャペルや行政機関などの「村の中心部」が忠実に再現されています。一部はレストランや土産物店になっています。
動画をアップします。これで前述の二つの場所の雰囲気をお楽しみ頂ける事でしょう。
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