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2010年5月

ボヤカ県ビジャ・デ・レイバとラキラへの旅-3-

このシリーズ続きです。

Img_4978 Img_4924 今回は村で一番有名・且つ高級なホテル"Duruelo Hotel"の紹介です。村の外れにあり、坂道を上った先にあるのがこのホテルです。敷地内にはプールやテニスコート、スパなどもある「リゾートホテル」ですが、私にとってそれは関心事ではなく、コロニアル風の建物がそれは素晴らしいものでした。例え宿泊せずとも一見の価値があると思います。大都会である首都ボゴタで歴史に満ちた建物を持つこれだけの規模のホテルはありません。

ビジャ・デ・レイバ村には格安宿から美しい中庭を持つものまで数多くの宿泊施設があり、加えて今回はご紹介しませんが駐車場スペースをそのまま転用した「公共キャンプ場」まであります。実際にテントを張って一夜を過ごすグループが多かったのには驚きました。その中で、私自身が旅行業に従事している事もありますので、皆さんにはその土地土地で最高級のホテル・若しくはご紹介する価値がある施設をこれからもご案内していきたいと思っています。

Img_4937 Img_4939 Img_4947_2 敷地内を巡ると、建物や軒下に吊り下げられた鉢植え、更には花壇の素晴らしさを実感できます。高級ホテルらしい造りです。築数百年の歴史を持つ建物の外観と、近年大改造を施した落ち着いた客室内と綺麗な浴室周りが特徴のこのホテルは、ビジャ・デ・レイバの滞在には一押しの場所です。

Img_4944 トイレの扉を開けたまま固定させる為の「留め石」ですが、よく見ると石の左上に「化石」が埋め込まれていた跡があります。分かりますでしょうか。私が15年近く前に初めてビジャ・デ・レイバ村を訪れた際には、まだ現在のように観光地化されておらず、点々とした寂れた店に並んでいたのは何と「化石」でした。大小様々な化石を売って生活していたのです。故にこの村はかつて「化石の村」と呼ばれていました。

現在でも村の近郊の土地からは化石が出てくる筈ですが、村の中はお洒落な店が並ぶなど完全に観光地化されていて、店の中で化石を見る事はなくなりました。

Img_4919 ビジャ・デ・レイバ村での滞在の楽しみの一つがこの「乗馬ツアー」です。こちらは小さなお子さんでも楽しむ事が出来ます。朝方に村の中心部を散策していると、複数の人から「乗馬しませんか」と言い寄られてきます。この他には近郊の小さな滝へ行くツアーやエコツアーなど各種あり、人数が揃えば先日ご紹介した「ラキラ村」や「ワイナリー」へのツアーも催行されます。

Img_4932 Img_4933 レストランのテラス席から望むビジャ・デ・レイバ村の全景とその向こうに広がる景色はとても素晴らしいものです。このホテルが現地で一番と称されるのは当然でしょう。この景色を堪能できるのは、Duruelo Hotelが現地では最も高台に位置しているからです。

皆さんもビジャ・デ・レイバを訪れる機会がありましたら是非ともこのホテルをご覧下さい。

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ボヤカ県ビジャ・デ・レイバとラキラへの旅-2-

このシリーズ続きです。

20100516_img_0020 20100516_img_0018 20100516_img_0019 セラミック製品の生産で有名なラキラ村は、まさに観光客向けです。村のあちこちに特産の素焼きのセラミック製品が並んでいます。村の中心部にある広場に置かれたユニークな作品も勿論セラミック製です。ラキラ村は主要街道から枝葉の如く外れた一角にある「ミニ桃源郷」のような所です。なんとものどかな場所で、それでありながら観光客を引き付ける要素を持っています。

20100516_img_0039 20100516_img_0033 20100516_img_0026_2 こちらはホームページに掲載しなかった画像です。左が"Museo(博物館)の看板です。何の博物館かは聞き忘れました。中画像は民芸品店内です。多くの小物が飾られています。いずれも勿論セラミック製です。そして右画像がピンクの壁で飾られたラキラ村役場です。

ラキラ村も首都ボゴタから日帰りで行ける観光地としてはお勧めの場所です。早朝に首都ボゴタを発ち、ビジャ・デ・レイバ村と合わせて一時を過ごせば、コロンビアという国に対するまた違った印象を得られる事でしょう。

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ボゴタ北部の食材市場と美味しいパスタの話し

私は何を隠そう、もうかれこれ「10年」毎週末の昼食は「とにかくパスタ」という生活を続けています。これは本当の話で、たまに仕事で外食をする為に食べられない事もありますが「週末はパスタsign01」は私の生活の基本です。その為、首都ボゴタにおける「美味しいパスタ」に関してはちょっとうるさいです coldsweats01

ボゴタ市内のスーパーにも色々なパスタが並んでいますが、コロンビア国内産のパスタはコシが弱く、はっきり言って「美味しくない」のです。また、市内北部には"Pastaio"というパスタ専門店があるのですが・・・はっきり言ってしまうと「営業妨害!」と吊るし上げられそうなので回りくどく言いますが、私はここでパスタは一度買ったきり御無沙汰です。

Img_5149 Img_5157 そんな私が先日パスタを調達する為出向いたのが、首都ボゴタの北部・Carrera7/Calle180にある食材卸会社倉庫兼市場を兼ねた場所です。以下の話は主にボゴタ在住の方へのみ話が通じるローカルな話題です。

この場所は食材倉庫街であると同時に、青果・肉・冷凍魚介類等を扱う店が軒を連ねています。青果市場については規模が小さい事もあり、特に興味を持たず通り過ぎました。しかし大都会ボゴタでもCalle180まで来るとかなり北に位置し、周囲に観光スポットなど勿論ありません。

Img_5155 20100524_img_0232 私のお目当てはパスタだったのですが、その前に一軒珍しい店を発見しました。ここは「ギリシャ風ヨーグルト(グリークヨーグルト・別名水切りヨーグルト)の販売店です。コロンビア国内で販売されているヨーグルトの大半は「飲むヨーグルト」で、日本のようなスプーンですくって食べるタイプは極めて少数です。それを更に水分を落としたクリームチーズに近い食感がギリシャ風ですが、このタイプに至っては首都ボゴタではこの店で初めて見ました。

後日試しに別の店で買ってみました。やはり直売店より高かった・・・味はヨーグルトそのもので、日本で販売されている市販のヨーグルトよりも更に水分を落としているのでこってりしています。それはまるで「クリームチーズ」しかも、コロンビアではかなり稀な「完全無糖ヨーグルト」こりゃ、旨いsign03 ヤバイ、どうしよう・・・病み付きになってしまいそうです。こんなこってりしたヨーグルト、生まれて初めて食べました。

Img_5148 Img_5162 el arrecife marianoというこの店は冷凍業界類を扱っています。中に入ると魚介類の他に結構多くの日本食材が並んでいました。試しに「わかめ」と「本だし」の値段を聞きましたが・・・こちらはいつも私が購入している別の店舗の二倍かそれ以上でした。高いsign03 ただ、本来の魚介類はそこそこの値段でした。冷凍マグロ1サク500g程度で15,000ペソ(およそ710円)ですので決して高くありません。その他には画像の「サンマ」が何故か置いてあり、1袋4匹入って7,200ペソ(およそ340円)と割安でした。これが食える代物(しろもの)なのか・・・楽しみです(後日談、喰えました。旨かった)

Img_5153 Img_5145 そしてお目当てのパスタ調達です。ここは日本語で訳すと「区画1・倉庫番号9」という場所にあるのですが、看板もないので当初かなり迷いました。左画像右に見える配送用トラックの車体に描かれた右画像の表記を見て初めてここだと分かりました。左には"Colanta"という乳製品を扱う店舗があり、お目当ての倉庫は普段閉まっているので呼び鈴を押して中から開けてもらいます。

Img_5147 Img_5159 倉庫の一角に棚が設置されており、ここにパスタ各種・ラビオリ・マカロニやイタリア産ワイン・オリーブオイル・トマトペーストなどが並んでいました。これ、これが私のお目当てでした。"granoro"というこのブランドのパスタは日本でも販売されています→こちら このパスタは先日「在コロンビア外交団夫人によるバザー」において販売されていたものです。試しに食べてみたら、やはり美味しかったので是非手に入れたかった逸品です。

この倉庫での売値は太さが異なる各種パスタどれでも1袋3,500ペソ(およそ165円)でした。電話で事前に問い合わせた際には"4,000ペソ(およそ190円)と言っていましたが・・・まあいいや、安ければ。という事で大量買いしました。ちなみにこの価格、決して美味しくないコロンビア国内生産パスタと比較して「ほぼ同額」でした。パスタはやはり本場イタリア産のものが美味しいに決まっています。ここまで足を運んだ甲斐がありました。

ところで棚が小さいので取扱数も少ないのかと言えば「とんでもない」ここは本来「倉庫」なので、パスタが詰まった段ボール箱が山のように積まれていました。これらは主にレストラン向けに出荷するものです。

Img_5161 Img_5140 余談ですが、市内に複数店舗を持つ大手スーパー"Carulla"で5月末まで特売しているのがこの"Barilla"というブランドのパスタです。何となく気になったのですが、先日訪れた"ビジャ・デ・レイバ村"の美味しいイタリアレストランで使っていたパスタがまさにこれでした。

それなら美味しい筈だ!という事でこれまた大量買いをして自宅で食べた所、やはり美味しかった delicious ちなみに価格は1箱5,500ペソで、Carulla会員カードを持っていると20%引きの4,400ペソ(およそ210円)でした。安い。ちなみにこの特売は5月末までのようです。美味しいのに安いのにも驚きましたが、更に驚いたのはこのBarillaは何と本場イタリアにおいて「シェア断然トップ」の有名パスタだそうで・・・こちら←にバリラのパスタを紹介した日本語の記事もあります。こりゃ、美味しい訳だsign03

ちなみにこんな美味しいパスタも、ごく普通の家庭で一般コロンビア人に作らせたら少々厄介な事になります。彼らは「アルデンテ」とか微妙な固さが気に入らず、とにかく「煮込む」のです。それはまるでその昔"学校給食"で食べた「ソフト麺sign03」⇔キャーっ、懐かしい。

一部のイタリア料理店でしたら美味しいパスタを美味しく作ってくれますが、それ以外でしたらボゴタにおいて美味しいパスタは自分で調理して食する事をお勧めします coldsweats01

 

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ボヤカ県ビジャ・デ・レイバとラキラへの旅-1-

首都ボゴタから北へおよそ170kmほどにある、数百年の歴史を持つ古い建物が数多く現存するビジャ・デレイバ村と、そこから車でおよそ30分程のラキラ村を1泊2日で訪問しました。この二つの村はそれまで日帰りで何度か訪れましたが、今回は宿泊を伴う旅行となりました。

20100516_img_0098 20100516_img_0095 全てが石畳のものでは南米一とされる広場と、これまた古い教会がビジャ・デ・レイバを象徴する一コマです。ここは何度訪れても美しい場所です。世界遺産に登録されても当然だと思っています。今回のビジャ・デ・レイバとラキラの訪問記録は別に配信しているホームページ「未知の国・コロンビアからの便り」にて特集を組むつもりです。

20100516_img_0016_220100516_img_0020_3 20100516_img_0050 焼き物製品の町・ラキラにおいては「楽しい出会い」があり、通り過ぎるだけでは得られない貴重な体験もありました。こちらも特集において詳しくご紹介したいと思います。二つの村を結ぶ街道も、途中は素晴らしい景色の中を疾走するものです。首都ボゴタから陸路およそ3時間程で全く異なる景色を見る事が出来ます。

20100517_img_0219 20100517_img_0221 20100517_img_0222 ビジャ・デ・レイバでは予想外の「美味しいイタリア料理」も味わえました。しかもそれが安いときている!これは驚きでした。

首都ボゴタでもこれだけ美味しい料理を口に出来る機会(レストラン)はなかなかありません。例えば左画像のリゾットも使っている米はイタリア産で、あの芯が残る独特の硬さと共に全く持って予想しなかった美味しさでした。パスタもイタリア産のものを使用しており、三点の画像の料理全てが納得のいく味でした。ビジャ・デ・レイバには近年多くの観光客が訪れており、ここ最近で各種レストランが激増しています。その中でもこのイタリアレストランの味はこの村での一押しでした。

20100516_img_0138_3 20100517_img_0150_3 20100517_img_0151_3 20100517_img_0163_2 標高およそ2,150mにあるビジャ・デ・レイバはどうやらあまり雨が降らないようで、近郊には以前ご紹介した「ブドウ畑&ワイナリー」があり、乾燥した気候を好む「オリーブ」や「トマト」の産地でもあります。標高2,600mの首都ボゴタに住んでいる私からすればこの一帯は適度な距離と時間で降りられる「適度な低地」という位置付けです。事実、ボゴタからここまで下がるとほんの僅かですが体が軽くなります。

ビジャ・デ・レイバはまた「適度な暑さ」も体験できる場所です。それは汗ばむほどでもない暑さですが、その気候帯に適した様々な植物も観察する事が出来ました。左画像はこの村一番の高級ホテル敷地内で発見した「コーヒーの木」に実った、それは見事な真っ赤な実の数々です。この場所でこんな素晴らしい色の「コーヒーチェリー」に出会うとは予想外でした。

そして中画像はこれまた見事な「蘭(ラン)」です。その美しさに目が点になりました。これもビジャ・デ・レイバが適度な暑さの土地柄だからこそ、ここまで美しい花を開かせるのでしょう。そして右画像は乾燥地帯ではお馴染みの「サボテン」です。それも巨大なものが群生している一角がありました。

このビジャ・デ・レイバとラキラへの旅はコロンビアを観光される方々へ是非お勧めしたい場所の一つです。それ故に従来から「首都ボゴタ発・オプショナルツアー」に組み込んでいる次第です。勿論日帰りでも観光できる場所ですが、ビジャ・デ・レイバに宿泊された上で現地をじっくり観光されると、その良さが更にお分かり頂ける事と思います。

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