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ネモコン村と岩塩坑道

日本から観光で来訪されたお客様のアテンドが続いていました。最近の傾向として、毎月一回程度のペースで観光手配を受けています。

大人数のグループが来訪すれば利益はもっと上がるでしょうが、添乗員付きのグループツアーはある程度の人数が揃わなければ催行できません。コロンビアはツアー観光先としてはまだまだこれからですので、通年一定人数を確保してツアーを催行させるのは容易ではありません。その為、ここ最近来訪されている方々は「お一人から催行保証・南米コロンビア・オーダーメードのツアー」というスタイルを選択されています。日本側ではグループツアーのみを取り扱う大手さんとは別に、お一人様でもコロンビア観光旅行を催行保証している会社さんも勿論複数あります。

Img_4260 そんな事で、今月も筆者お薦めの「ネモコン・岩塩坑道」をお客様と共に訪れました。有名な「シパキラ・塩の教会」から車で20分ほどの場所にあるのが、このネモコン(Nemocon)村です。こちらは「塩の博物館(Museo de la Sal)」です。のどかな村の中心部にあるこの博物館、この日は「閉館」していました。あまりにも来訪者が少ない為でしょうか。

Img_4264 Img_4269 Img_4271 ネモコン村は1月に来たばかりですが、その時には見かけなかったものが目に付きました。村の中心部に近い家屋の壁が美しく塗装されています。アーティストが手掛けているのか、それまでは普通の村の風景だったのが、今やメルヘンチックな光景が広がっています。お客様も感心されていました。

Img_4267 Img_4268 こちらはどうやら「学校」のようです。ここも派手な塗装を施していました。およそ10年前までSL観光列車の停車駅として栄え、多くの観光客で賑わったあの活気をもう一度取り戻そうという「村おこし」の一環なのかもしれません。確かに村の雰囲気がガラっと変わりました。観光地としての下地作りという観点から見ると、今後が期待できそうです。

Img_4261 Img_4265 Img_4266 こちらがネモコン村役場です。コロニアル風の名残を残す建物です。1階部分にはパティオもあり、2階部分が庁舎です。試しに2階の村長室を恐る恐る覗いた所、係員から唐突に村長室へ案内されてしまいました。「えっ、村長と会談かsign03」と思いましたが、この日は村長が不在だった為、気軽に見せてくれた次第でした coldsweats01

Img_4247 Img_4246 既に何度も訪れているネモコンの岩塩坑道の中で、唯一撮影の機会を逃していたのがこの「塩のモニュメント」です。ハート型のこのモニュメント、実は「塩の結晶」で出来ています。およそ1メートル四方のこのハート、重さは何と impact およそ1,600kgもあります。普段は赤くライトアップされていて、係員がライトでこれを照らすと白い・まさに塩のかたまりである事が分かります。これは素晴らしいです。塩の結晶のかたまりでここまで大きいものは初めて見ました。ちなみにこのような完全100%岩塩のモニュメントは、シパキラの岩塩坑道にはありません。

Img_4250 Img_4254 Img_4256 岩塩が地下水と共に染み出して出来た「塩のつらら」これもネモコンの岩塩坑道でのみ見られ、シパキラでは決して見る事が出来ません。既にもう何度もネモコンの岩塩坑道を訪れていますが、その度に内部の素晴らしさを実感します。神秘的・幻想的と言った表現がピッタリなのがこのネモコン岩塩坑道です。

ちなみにシパキラは「塩の教会」で有名ですが、ネモコンにも「塩の教会」があります。シパキラのそれはいわゆる「大聖堂」で、岩塩採掘跡の巨大な空間の壁に十字架を掘っただけです。ここが岩塩坑道跡と言われてもピンときません。黒い壁だけしかないので「石炭坑道跡」と称しても疑問は湧かないと思います。

対してネモコンの塩の教会は大きさ的に見ると「チャペル」程度ですが、至る所の壁から染み出している塩が滝となっている光景には声も出ません。ネモコンの岩塩坑道は、はっきり申し上げてシパキラ岩塩坑道の3倍・いや5倍以上の素晴らしさです。

これからも「ネモコン村・岩塩坑道」の素晴らしさと共に、日本やその他の国から来訪される日本人観光客の皆さんへ積極的にこの場所をご案内し続けていくつもりです。

 

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