2010年コロンビア旅行博覧会・その2
昨年の旅行博覧会は、同時期に日本から来訪されたFAM TRIP(旅行関係者視察ツアー)の一行の中に取引先の方が含まれていた事から、私自身の情報収集は全くしないまま終わりました。今回は二年分の宿題をこなす為、会場の端から端までくまなく巡りました。
国内南部にある「Huila(ウイラ)」県です。ここは国内随一の大河・マグダレナ河にそって観光地が点在しています。いずれも暑い土地柄のようです。また、良質のコーヒー豆を生産しています。日本人観光客向けとしては特に交通網が整備途中であり、これからと言った所です。毎年六月末に県都ネイバで行われるお祭りは見応え充分です。この地で有名な音楽は"Bambuco"と呼ばれるものです。
こちらは首都ボゴタの南東にある「Meta(メタ)」県のブースです。国内各地のブースの中では一番派手な内装でした。ここには未開の地"東方大平原"が広がり、人間の数よりも牛その他の動物の数の方が確実に多い土地柄です。そこには道すらありません。ここは日本からの観光先としては・・・反政府ゲリラの影もあり、まだまだです。とは言え、未開の地だけあって相当数の野生動物の宝庫のようです。
こちらは国内最南東部にある「Amazonas(アマソナス)」県です。県都レティシアは文字通りアマゾン河流域にあります。ここは近年観光地として脚光を浴びており、私もこの「コロンビアアマゾンツアー」を日本向けに販売しています。左画像はピンク色の「川イルカ」そして右が「浮き家スタイル」の宿泊施設です。
こちらが先日ご案内した「コロンビアコーヒー収穫体験ツアー」先の一つとして予定している農園(Hacienda)のブースです。期間中はコーヒースタンドを設置していました。大きな農園内には宿泊施設や中画像に見られるコーヒー豆その他を販売する売店もあります。収穫期ともなれば右画像のような真っ赤なコーヒーチェリーを見る事が出来ます。
この農園にはコーヒー豆を取り扱う日本の総合商社関係者の方が頻繁に訪れているようです。それらの方々には、この画像だけでどこだかすぐお分かりでしょう。この農園ではそれだけ質の良い豆を大量生産しているようです。ここでしたら収穫体験ツアー先としては最適です。このような素晴らしい農園を御紹介して頂いた某社の某氏に深い感謝の意を申し上げます。
こちらは昨今私が日本人観光客向けに、強くお薦めしている「ネモコン・岩塩坑道」のポスターです。坑道内部の素晴らしさは有名な「シパキラ」をしのぎます。あいにくこの日はネモコン村の村長さんの姿はありませんでしたが、大勢とは言わないまでも少しずつ日本からの観光客を増やしていきたいと思っています。
他にもコロンビア国内各地のブースは沢山ありましたが、全てを御紹介する事は不可能です。その中で日本の外務省が発出している「渡航情報」を元に日本人観光客の方々をご案内できる場所はまだ限られています。私はその中でしか皆さんをご案内する事は出来ませんが、今後のコロンビア国内治安情勢によってはその範囲が広がる可能性を含んでおり、その為の予備知識を得るという事では、毎年一回のこの旅行博覧会は非常に有意義なイベントです。
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