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2010年コロンビア旅行博覧会・その1

Img_4023 Img_4000 毎年2月の最終週に行われる「コロンビア旅行博覧会」は、我々業界関係者にとって最大のイベントであり、国内全土から集まってくる観光関係者が一堂に集う「情報収集と交換の場」です。私自身、今日の博覧会で普段電話でしか話をした事がなかった某ホテル担当者と顔見知りになり、先日投稿した「コーヒー収穫ツアー」の対象農園として選定していたオーナー氏と全く偶然で知り合う事が出来、この話がとんとん拍子に進んでしまいました。これもコロンビア旅行業界最大のイベントならではの話です。

Img_4050 Img_4076 今年も嬉しい収穫がありました。私自身もう何年もこの博覧会に足を運んでいる中で、記憶では初めて「日本」の公式ブースがお目見えしました。出展は「日本政府観光局(JNTO)」さんです。日本政府の公的機関がついにコロンビアの旅行博へ参加され、日本政府による観光招致キャンペーン"YOKOSO!JAPAN"の看板を掲げ、コロンビア人旅行業関係者へのPRを行っていました。右画像はスペイン語による日本紹介のパンフです。

Img_4040 Img_4019 Img_40351 ラテンアメリカ諸国の中では中流以上の階層が多いコロンビアは旅行人口(需要)もそれだけ多く、その為複数国からコロンビア人観光客招致の為に来訪していました。左画像は「エクアドル」の民族舞踊団、中画像は「アルゼンチン」のタンゴダンサー、右画像の女性は何と!中国から来訪されました。しかもスペイン語ペラペラコンチネンタル航空を使った中国へのツアー招致に関連して来訪されたそうです。私は中国は販売対象ではないので、単にミーハー気分でパチリ。勿論顔は「思いっきりスプレーがけ」です。他にラテンアメリカ諸国だけでもペルー・ベネズエラ・パナマ・チリ・ウルグアイなど多くの国々からコロンビア人観光客の招致に来ていました。

Img_4017_2 Img_4012 今年は「フランス」が招待国となっており、フランスに関するブースがかなり広く取られていました。このうち「エールフランス」は、今夏ボゴタ線に投入されるビジネスクラスとエコノミークラスの中間に位置付けられるクラスの新シートを公開してしました。ボゴタからパリまでおよそ10時間。このシートでしたら快適そうですね。

当地在住の日本人の方々にはパリ経由のAFチケット販売はあまり多くありませんが、このシートは既に東京~パリ線には導入されており、ボゴタから東京までの新クラス料金がそれなりであれば需要が見込まれるかもしれません。

次回は「コロンビア国内の観光地」について御紹介します。

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