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コロンビア大統領専用機と飛行機観察ポイント

Img_2502以前コロンビアで見られる飛行機の画像を投稿しました。その中で「大統領専用機」の画像を入れていませんでした。こちらの画像が南米コロンビアの大統領専用機、ボーイング737です。主翼の横に「ウイングレット」と呼ばれる空気抵抗対策の突起があります。機体を横から見ると何となく"かつお節"を連想させる事から、日本では「空飛ぶかつお節」の別称があります。流し撮りで撮影しましたが、私のデジカメは一眼レフではないので限界がありました。うーん、観光・旅行業界に携わる者として、是非とも一眼レフデジカメを入手したいところです。

コロンビア大統領専用機を導入するにあたって、当初は中型機である"B-757"の名も挙がりましたが、結局歴史上最も売れている小型ジェット機であるB-737の導入が決定しました。1967年の初飛行以来売れに売れ続け、現在まで5,000機を超える生産機数は間違いなく「歴史に残るベストセラー機」です

導入の経緯は分かりませんが、コロンビア国内の空港の大半は滑走路が短い事から小型のB737が適している事、そして北はカナダ・南はアルゼンチンまで南北アメリカ大陸の国々へ楽々行ける航続距離がある事が決め手となったのかもしれません。

Img_2470 Img_2471 そしてこちらの画像。左がつい先年まで大統領専用機として長らく使用されていた「ボーイング707」そして右画像が小型ジェット機の「フォッカー28」です。現在の大統領専用機を含め、所属はコロンビア空軍"FAC"(Fuerza Aerea Colombiana)です。左のB707は現在、兵員や資材輸送機として使用されています。右のフォッカー28は大統領予備機として現在も使用されています。いずれも現在では「世界的お宝機」となりつつあるクラシック機です。

特にボーイング707はボーイング社のジェット機生産が始まった「第一世代」のパイオニア機で、初就航が1958年という「ボーイング7○7シリーズ」の初期機です。機体は現在のB767とほぼ同じながらエンジンが4基ついており、これが相当の爆音です。かなり遠くからでも、このB707がMAXパワーで上昇飛行する際には「キーン」というすさまじい爆音が響き渡ります。騒音規制というものがあれば、間違いなく引っ掛かる代物です。こちら←にその昔コロンビアを代表する"Avianca"航空が運用していた際の画像があります。

先日、チケットデリバリーの為にとあるオフィスを訪問した時の事です。こちらは市内西部のALAMOSという地区にあるのですが、事前の予備知識なしに訪れてビックリ happy02 12年間で実に様々な場所へチケットを届けに行きましたが、私にとっては「最高の場所」でした。何しろボゴタ空港に二本ある滑走路のうち、北側にある通称「RWY13L/31R」のほぼ延長線上にあり、滑走路の端から僅か数百メートルの場所にありました。

最近のボゴタは正午過ぎになると上空を黒い雨雲が覆い始めるのですが、そうなると風向きが東の山側からではなく、西側から吹いてくる為、この日訪問した際には東側から西側への「ファイナルアプローチ」の為に、目測で上空およそ300~200フィートという超至近距離で様々な飛行機を見る事が出来ました。この距離は機長が"着陸"か・"ゴーアラウンド"(着陸せずに再上昇する事)かの決断をする、最も緊張する高度です。それこそ操縦中の機長の顔まで見えそうな至近距離に立ったのはコロンビアに移り住んでから初めての経験でした。

あまりにも至近距離から見られる「絶好の飛行機観察スポット」だった為、数十分間立ち尽くしていました。次回訪問の際には「動画」に記録しておきたいと思っています。この間、ワイドボディ機である"DC-10""エアバスA330"などの他に、B767やエアバス・ボーイング各機などを存分眺める事が出来ました。

ちなみにこの日は着陸時に出くわした為、エンジン出力は当然の事ながら最小限に絞られていましたから騒音は聞いていて限界内でした。これが朝方など逆に東側(正確には真北を0度とすると東南東の方角およそ130度)へ向かって上昇する際には、特に大型機などはエンジン出力が最大限となる為、もの凄い爆音となります。お客様曰く「その際には話し声が全く聞こえません」との事。滑走路の端から数百メートルの距離では当然です。

いやぁ、素晴らしい「飛行機観察スポット」を見つけてしまいました。飛行機好きの方でしたらこの場に一日居ても飽きないでしょう。ただ、ボゴタ空港にはランウェイが二つある為、必ずしもこの北側13L/31Rを多くの飛行機が離発着する訳ではありませんが。

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