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"Club Colombia"でお洒落にコロンビア料理を

コロンビア料理の殆どは基本が大味ですので、国外から来訪されたお客様にはあまりお勧めしていません。とはいえ、短期間で訪問された方は10人が10人「コロンビアへ来たからにはコロンビア料理が食べたい」と申し出られます。当地在住の日本人の方とこの件で「せっかくコロンビアへ来た方に、日本食その他のアジア料理を御馳走しても喜ばれないんですよね。それで喜ぶのはここに住んでいる我々だけ」という意見で一致した事があります。それはそうですよね。

Img_3093 Img_3097 Img_3096 今回ご紹介するのはそんなコロンビア料理を「お洒落に」楽しむ為のレストラン"Club Colombia"です。勿論接待の場としても最適です。このレストランの周辺は高級アパートが立ち並び、更にはボゴタ市内で最高級格のアンディーノショッピングモールや、グルメ・歓楽街Zona Rosaなどがあります。場所的にはとても良い所です。建物は一面蔦(つた)に覆われ、外にはテラス席もあります。

Img_3105 Img_3101 Img_3107 Img_3114 画像が少しボケてしまいました。建物の入口に立つと両サイド一杯に「プレコロンビア時代の黄金細工のレプリカ」が出迎えます。エル・ドラドの伝説を再現した雰囲気です。内部に入れば木材を多用した落ち着いた雰囲気に包まれます。中にはバーカウンターもあり、そこには先日ご紹介した「サンタンデール県産葉巻」までありました。そして暖炉とゆったりできるソファが並んだラウンジもあります。見方によってはコロンビア料理の店らしくない、とてもお洒落な内装です。

Img_3108 Img_3113 この日はお客様と共にテラス席で昼食を楽しみました。11月と言えば通常雨期の真っ只中ですが、この日はエル・ニーニョ現象の影響下で暑い日差しの中、快適そうな屋外のテラス席にしたのは正解でした。周りを見渡すと客層はいかにもハイクラスといった人々で、建物の中の方もビジネスランチなどの客で相当賑わっていました。

Img_3099 Img_3109 Img_3111 この日食したメニューの一部です。左が"Arepa con Huevo"(玉子入りの揚げたアレパ)、中が"Cazuela de Mariscos"(シーフードスープ)、右が"Arroz con Camarones"(エビ入りピラフ)でした。この他にお客様には"Mini Ajiaco"(小さな器で出てくるアヒアコ)と、トウモロコシ粉を練ってその葉で包んで蒸し上げた"Envuelto"(エンブエルト)でした。

無意識で選択したメニューは、結局「カリブ地方」の料理が殆どでした。画像の3品はまさにそれです。この店のArepa con Huevoはかなりの大きさで、これだけでも結構なボリュームでした。調理の手前で卵を割り落とします。この揚げたArepaはそれこそ揚げたてでないと、冷めてしまったら固くて食べられません。

そしてCazuela(カスエラ)・シーフードスープですが、こちらはセラミック製の器ごと調理したでしょう。目の前に出た段階でまだぐつぐつと煮立っていました。トマトソースとココナッツミルクが入っているようです。中にはエビその他の魚介類がふんだんに入っていました。猛烈に熱いうちだったかもしれませんが、これはなかなかいける味でした。お客様も美味しいと評価されていました。

エビ入りピラフはココナッツミルクで味を調整している為か、食べた感じはピラフというよりはリゾットに近い軟らかさでした。大ぶりのエビが入っていたので不味いといういう事はなかったのですが「sign02」というちょっと変わった味でした。

この他に、画像にはないエンブエルト(Envuelto)これは正直"shock"という味でした。お上品にレーズンを加え、更にはココナッツミルクを注いだ為か本来の味とは程遠いものになっていて、私はそれでも何とか食べましたが、お客様は一口食べて「すみません、これは合いません」と、手を付けずに残されました。

コロンビア料理の基本はやはり大味である事、そして日本では体験できない独特の香菜・調味料などを使っているものもあり、エンブエルトのように食感が極端など、メニューによっては口に合わないものがあります。その中でアヒアコやCazuelaなどの"スープ系"は「素朴な味」としてお客様には評価頂けました。この店は「接待用」として、コロンビア料理をお上品に体験できる場としては重宝します。ちなみにこの店には確か「アマゾン川のナマズの煮込み」「カピバラ肉」「クイ・食用ネズミ」「カメ肉」など、それこそ「典型的なこってり地方料理」は見当たりませんでした。あくまでも上品なコロンビア国内各地の料理専門店です。

ところで、Cazuelaの器はかなり大きさで、とてもではありませんが一人で全部食べられる量ではありませんでした。この店では前菜やつまみに相当する一品料理を飛ばしてメインをシェアするか、或いは予め店員に「調理の際、半分ずつに分けて」とリクエストした方が良さそうです。数人からグループであれば、何品かを注文して少しずつ楽しむのが得策です。

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