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カルタヘナの好景気を実感

今回のカルタヘナ滞在中、実に多くの外国人観光客グループに出くわしました。それもその筈で、連日の如く大型客船がカルタヘナ港へ寄港し、日帰りで旧市街地区などを観光する乗客が大挙して町に繰り出した為です。

Img_283301 Img_2835 Img_2832 ツアーバスには左画像のような表示がありました。この日のクルーズ船は"Celebrity Cruises"です。調べた所、この会社がカルタヘナへ寄港するクルーズ船は"Constelletion"で、何と「91,000トン・2,000人収容」という大型客船でした。ツアーバスですが、こちらは以前にもご案内した通り、旧市街の細い道を走る為に「28人乗り」が最大クラスです。これ以上の大型バスは通り抜けできない事からカルタヘナでは使用されません。これらのパスが観光ポイントにびっしりと駐車されていました。

こんな10万トン近いクルーズ船が連日寄港するのですから、それはもう凄い光景でした。残念ながら私は本来の職務があった為にこれらのクルーズ船を目の前にしながら撮影する事は出来ませんでしたが、それはもう圧倒されるほどの大型船の姿を連日目にしました。

Img_2864 Img_2814 Img_2834 ここは旧市街地区の外れにある"Boveda"と呼ばれる観光スポットです。その昔は武器弾薬庫・そして刑務所としても使用された事がある場所で、23の独立した区画があります。現在ではカルタヘナ随一の「民芸品市場」として有名です。中画像はたまたまクルーズ客がいない時に撮影したものです。大グループがいない時には静かな一角ですが、これがクルーズツアー客に出くわしたらもう大変!いかにも「西洋系」といった顔立ちの人々でごった返します。

クルーズ船の乗客はたった数時間のコロンビア滞在でいちいち外貨両替などしませんから、この民芸品市場に落ちる外貨は相当な金額になります。今やクルーズ船の「一日カルタヘナ観光」はカルタヘナ市の景気にも大きく影響しており、その為か市当局もクルーズ船の乗客に何かあっては大変と、各観光スポットにかなりの警察官を配備しています。

市内の旧市街地区やボカグランデ地区には何故か首都ボゴタよりも多い「エメラルド専門店」が軒を連ねているのですが、これもクルーズ船乗客を含む外国人観光客をターゲットにしている筈です。滞在中に私も二度エメラルドショップを訪れた所、いずれもクルーズ船ツアー軍団と重なってしまい、狭い店内は「大混雑」に陥っていました。

昨今の不況で日本では宝飾品がさっぱり売れないと聞き及んでいますが、ここカルタヘナでは「店内が客の熱気で暑くなる」程の賑わいを見せます。それが売り上げに結びついているのかは察し得ませんでしたが、クルーズツアーの立ち寄り先に指定されたエメラルドショップは昨今笑いが止まらないのではと推測します。

ところで、クルーズ船が寄港すれば相当数の乗客が一日ツアーを楽しむ訳ですから、昨今この地では「英語ガイド」の相場が相当高くなっています。需要に供給が追い付かないのではと推測され、日によっては英語ガイドの確保が困難になります。それに輪をかけて昨今日本からの観光客も徐々に増えている中、「日本語ガイド」は何人いるか?それは現時点で「皆無」つまり一人もいないらしいのです。

今回私は首都からの派遣で航空券や宿泊、日当を頂いて現地で職務を遂行しましたが、もしも現地カルタヘナ在住でガイドとして働ける日本人の方がいれば、今後需要は間違いなくあります。私の扱っている手配事例だけでも既に、現状英語ガイドに頼らざるを得ない手配がいくつもあります。手配を依頼する方にすれば、日本語ガイドを首都からわざわざ航空券やホテル代金を上乗せしてまで派遣するのはコスト高ですし、現地で調達できればこんな良い話はありません。

それにしてもカルタヘナの好景気、それを滞在中連日寄港した大型客船の姿を目の当たりにして実感しました。

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