首都ボゴタの街並みは「レンガ色」
首都ボゴタ、特に北部地区を巡ると、アパートやビルの壁の多くがレンガ色をしている事に気付きます。それはまさに外壁にレンガを使用している為で、ボゴタの街は地震が殆どない事もあって建物にレンガを使うケースが非常に多いのが特徴です。
こちらは市内にあるごく普通のアパートです。レンガ色の外壁は全てそのままレンガを使用しています。地震とはまるで無縁ですので、耐震構造などという概念は全くありません。外壁はレンガを積み上げてセメントで繋いだだけです。このような赤レンガ色のアパートは首都ボゴタの典型的な「色」です。高級・中級を問わず首都ボゴタのアパートはどこもこのような雰囲気です。アパートによってはレンガに塗装を施して白やその他の色に仕立て上げますが、いずれも外壁を壊せば中からレンガが出てきます。冷涼な気候帯のボゴタではこのような温かみのあるレンガ色がよく映えます。これが低地になり暑い場所ですとレンガがむき出しとなった建物はだんだん少なくなり、白い建物が多くなります。
レンガ自体は首都ボゴタ北部のクンディナマルカ県北部とボヤカ県が一大生産地です。ボヤカ県を旅すると、所々でレンガを焼く釜と立ち上る煙を見る事が出来ます。
こちらの画像ですが、床に敷き詰められているは「レンガ」建物の外壁も「レンガ」そして高さ1メートル近くある大きな鉢もボヤカ県・ラキラの特産品である「セラミック」製のものです。このような光景は首都ボゴタにおいてごく普通に見られるものです。レンガの特徴はよく知りませんが、寒い土地柄のボゴタでは、太陽熱を吸収し易く、保温力が高い事から外壁にレンガを多用しているのかもしれません。また、建物の建材として使用できる木材の供給量が少ないとも聞き及んでいます。その為、安価で調達できるレンガは昨今の首都の建物には欠かせないようです。
こちらはアパートの前庭に置かれたセラミック製の鉢です。ちょっとお洒落ですね。当地おいてセラミック製品は安価ですので、犯罪の多い首都ボゴタでもこの種の物をわざわざ盗んでいくような奇特な人はまずいません。庭先にこのようなちょっとした工夫を凝らすアパートもかなり見かけます。
首都ボゴタへお越しの折には、ちょっと気をつけて街並みを眺めていると「ボゴタの街並みはレンガ色」という事実がお分かり頂ける事でしょう。
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コメント
突然の書き込み失礼いたします。
検索していてたどり着きました。
コロンビアについていろいろ細かく書かれており、大変参考になります。じっくり読ませて頂きます。
実は数ヵ月後からボゴタに2年ほど住むかもしれず不安な思いで一杯です(素敵そうなところだなとは思うんですが)。
可能ならスペイン語を勉強しながら何か仕事をしたいと思っているですが、現地の日系企業の日本人現地採用状況についてご存知でしょうか。もしくはお聞きになられたことはございますか。
日系人の方も相当数いらっしゃるみたいですし(データーより)、日本人だからということが優遇される職場はあまりないのかなとも・・・。
なお、英語はできますが、スペイン語は初級レベルです。。。ある南アジアの国で3年ほど日系企業に勤務しています・・・。
ながながとすみません。
投稿: まり | 2009年7月12日 (日) 10時30分
まりさん、こんにちは。文面だけでは何とも分かりませんが、2年という期間はご主人がいてどちらかの企業の駐在という形でしょうか。
首都ボゴタは治安面に関してはもはや他の南米の都市と比較して突出して危険という事はなくなったと思います。むしろ隣国ベネズエラのカラカスの方が問題がありそうです。ベネズエラは経済面でも日本企業が資本・資金を投入した先が突然「国有化」され、資金回収の見込みがなくなるというリスクを負いそうですし。
当地での就職のお話ですが、今年に入ってからこの関係で多くの方々からお問い合わせを頂いています。私自身、とても驚いています。先週もメールでお問い合わせを受けたばかりです。
私が一貫して御返答差し上げていますのは「当地の日本企業にコネや人脈は一切ありません」という趣旨の内容です。私は人材派遣業で一儲けするつもりもなく、当地の日本企業さんが何らかの人員を募集されている話は現時点では聞き及んでいません。意図がありながら「公開募集」の場がないという事であればページを作成しても良いかなという漠然とした気持ちがあるのみです。実際の所、メキシコでは商工会議所(?)などを通じて求人情報がもたらされるようですが、当地ではそれに相当する場は聞き及びません。
私のような平民の立場で軽々しい発言は出来ないと承知しており、年始来多くの方々からの当地での就職のお問い合わせに際してどこかを斡旋するという事は現時点ではしていませんので、今後逆に「求人」の話を受けるケースがありましたら、それなりのコメントをしたいと思います。
あとは、私自身が今からおよそ12年前に当地で直接職探しをした事もあります。当時コネも人脈もなかった為、本来法律で最低給が保障されるべき所を「完全歩合制」で"初任給"がたったの「数百円」から当地での人生が始まったという事もあります。これはお問い合わせ頂いた全ての方々に申し上げる事ですが「自ら努力する事」を心掛ける事を進言します。
投稿: 管理人 | 2009年7月12日 (日) 11時47分
早急にご返信くださり本当にありがとうございました。大変参考になりました。
英国人のパートナー(結婚はしてません・・)がボゴタで2年間勤務することになり、ついていこうと思っています。ただし、彼の雇用条件は日本人駐在員とは比べものにならないほどの低いレベルだと思います・・・。
したがって、生活をするために何かせねば!と思っています。もちろん、仕事等をすればそれだけ人とのかかわりも増えますし、充実感もえられることと思います。
いずれにしましても、まずは生活のためにスペイン語を勉強していこうと思います。
ご迷惑かと思いますが、よろしければまたご質問等させて下さい。
投稿: まり | 2009年7月12日 (日) 14時52分
まりさん、こんにちは。上手く理解できませんが、英国人のパートナーの方が日本企業の採用で当地へ着任されるという事でしょうか?それとも英国企業?いずれにしても本社採用でしたらそれなりの報酬になるのでは。当地(現地採用)の場合、採用する側がどれだけ貴方を必要としているかにより報酬の額は異なると思いますが、一般社員ベースですと大体月US$500前後からになるのでは。
採用する側が国際的な大企業であればもっと条件は良くなると思いますが、日本の大卒初任給並みの報酬は期待しない方が良いと思います。物価や法定最低賃金基準その他の基準が両国間で大きく異なります。
繰り返しになりますが、決して努力を怠らない事。これに尽きます。高望みせず、しかし希望は持ち続けて下さい。
投稿: 管理人 | 2009年7月13日 (月) 09時35分
ご丁寧にお返事くださりありがとうございます!
スペイン語もほぼできませんし、仕事を得るのはかなり厳しそうですが、おっしゃるとおり、
希望を捨てずにがんばります!!
投稿: まり | 2009年7月14日 (火) 23時35分
まりさん、こんにちは。
あまりお役に立てず恐縮です。とはいえ、日本でさえも昨今は就職大氷河期にあるようですし、その点で当地はまだ余地があるような気がしています。とはいえ決して「大丈夫、必ず見つかりますよ」などという安易なご返答はしません。あとはご自身の努力です。
投稿: 管理人 | 2009年7月15日 (水) 12時22分
こんにちは。
いえいえ、とんでもございません。
十分参考になりました。
というのは、私が今いる国は、日本人不足なようで、誰かに求人情報を尋ねれば「あの会社で探してると聞いた」というような返答がすぐに帰ってくるからです。
よって、ボゴタでは相当な努力をしないと見つからない(求人数自体非常に少ない)ということがよくわかりました。
投稿: まり | 2009年7月15日 (水) 23時05分
まりさん、こんにちは。やはりそうでしたか。「今いる国」からのアクセスを発見して「何故ここから?」と思いましたが。かの国の経済状況その他は昨今大分向上していると聞き及んでいます。日本企業の進出も急増しているのですね。数十年前の話ですが、祖父がそちらで領事をしていた頃、マラリアに感染して大変な思いをしたそうです。その為祖母にかの国への旅行の話をしたところ「行ってはいけません」と釘を刺され、止む無く「ブラジル・リオのカーニバルツアー」に行先を変えたのが私の「南米との関わりのきっかけ」です。
「今いる国」の求人情報は割とオープンなんですね。当地は数十年に渡ってゲリラの脅威下にあった為か、企業情報その他を伏せるというのが長年の慣習です。求人情報をオープンにしないのはその事もあるかもしれません。若しくは本当に求人が少ないのか、そのあたりは分かりません。とは言え希望を捨てずに頑張って下さい。
投稿: 管理人 | 2009年7月16日 (木) 10時47分
こんにちわ!
そうですね、確かにこちらの景気も後退しましたが、日系企業の数が最近でしたらゆくっくりとですがどんどん増えています。出張者も多いです。
そうですか!おじいさまがこちらに以前にお住まいだったのですね。そのぐらい昔ですと、こちらは本当に荒野のような状態だったのではないかと思います。今でさえ、インフラがととのってませんから(笑)。デング熱等にかかる日本人は毎年必ず1人はいる気がしますし・・・。
コロンビアへ行ったら金銭的問題から働きたいと思いますが、大学院に行くのもいいなと思いました。といっても英語で授業をするコースなどないですよね・・・笑。
投稿: まり | 2009年7月22日 (水) 12時21分
まりさん、こんにちは。あまり詳しい事を書いてしまうと貴国の事が分かってしまうので控えますが
祖父が貴国の日本大使館にいた頃から既にそちらは大国です。インフラに関してはかなり・・・のものだったようですが。
そういえば、コロンビアと貴国は昨年だったか「投資協定」を結んだようですね。コロンビアでの石油採掘に関する技術協定など複数に及んでいるようです。彼の当地赴任はその関係もあるでしょうかね。
もしも働く意欲があるのでしたら、日本企業という狭い枠に限定せず、他の多国籍企業という手段も視野に入れると良いかもしれません。大学院で英語で授業をしているかは情報がありませんが、外国人向けのコースを持つ大学は複数ありますよ。
投稿: 管理人 | 2009年7月22日 (水) 19時38分
こんにちは!!
私が今いる国はいろんなものがごちゃ混ぜになっている国で本当に面白みのあるところです!
おっしゃる通りで、日本企業という狭い枠に限定せず、他の多国籍企業という選択も非常によいと思っています(私をうけいれてくれるところがあれば・・・笑)!
海外の日系企業は、日本人駐在員が通常は数人いたり、またローカルスタッフも日本人のことを少しは理解しようとする姿勢があるので、その点楽でいいのですが、日本的な堅苦しさがよくも悪くもあるような気がします(あとやはり女性は低く扱われがちですし・・・まあこれはある程度はしょうがないのかもしれませんが)。
もちろん(日本を含むアジア系以外の)多国籍企業でもまた、自分にとってのよい点、悪い点があることと思いますが。
投稿: まり | 2009年7月26日 (日) 04時14分
まりさん、こんにちは。貴国は昔から混沌としていますね。あまり多くは語れませんが
それにしても、貴国への旅行を祖母が禁止しなければ、南米・しいてはコロンビアに住むきっかけがなかっただけに、不思議な縁を感じます。
日本企業の求人動向については分かりませんが、コロンビアという国は昔から経済危機や通貨切り下げといった激変を経験しておらず、急成長とも無縁ですが底堅い国です。その為、投資先としてはそれなりに評価できると思います。何しろ超大口の融資や投資をしても、まず「貸し倒れ」や「債権放棄」という屈辱に見舞われる可能性がかなり低いと思います。ですので、隣国のような「左翼政権」により、ある日突然投資先が国に接収されてしまうという危険性は絶対にあり得ません。
そんな事情ですので、反政府ゲリラの影響がかなり薄れてきた事もあり、今後更に国外からの企業進出や投資が増えてくるのではと思っています。
外国人の就労については、やはり「口コミ」と「コネ」が主体になってくるかもしれませんね。
投稿: 管理人 | 2009年7月27日 (月) 00時01分
なるほど~。
なかなか底堅いお国なのですね。
勉強になります!
そういえば、昨年末か今年初めに、こちらの国でコロンビア大使館主催?の「コロンビアウイーク」のようなものが数日にわたり開催されていました。
サルサバンドがきたり、若者グループ(ヒップホップ系)のコンサート、ガルシアマルケスについての講演会 等々いろいろやってました。
私はなんとなく若者グループのコンサートに興味があり、友人を誘ってもみな都合がつかず、一人で行きました。
このイベントは他の国でも行われたんじゃないかと思います。
正直、コロンビアは実は結構お金がある国、もしくは今コロンビアは自国を積極的に世界にアピールしたいのかなと思いました。
なお、こちらの国で以前にコロンビア人の学生カップルと知り合いでした。二人でインターンシップをしていました。
投稿: まり | 2009年7月28日 (火) 02時18分
まりさん、こんにちは。
コロンビアは大国になる可能性は薄いですが、手堅い国です。債務を勝手に放棄するような国ではないですね。
コロンビア人は陽気という人もいますが、私が長年この国にいて感じたのは、実はラテンアメリカの中では「陰気」な性格です。ラテン系独特の「やってらんねぇ」みたいな怠け者は主として海岸地方に見られますが、内陸部の人間は良く言えば底堅く、悪く言えば陰気です。
インドのコロンビア大使館ですか、何をやっているのかな。インドにはコロンビア国内への投資を持ちかけているようですから、それでPRを盛んに行っているのかもしれませんね。国内の不良債権(銀行・航空・通信その他多数)を軒並み外資に売っぱらってしまってすっきりしたので、身軽になったのかもしれません。
そうそう、まりさんがボゴタに来られたら、「暑い」「寒い」という四季の変化が全くないので、かえって不満を感じるかもしれませんね。一年中着る服は同じ季節物となる筈です。
投稿: 管理人 | 2009年7月28日 (火) 10時02分