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2009年7月

首都ボゴタのB級グルメとマエストロSUSHI来訪

前回投稿しました夏の風物詩・首都ボゴタでのグルメフェスティバルですが、あれを「昼飯時」に訪れるのは"酷"です。腹が減っている所へ世界各国の料理が手ぐすね引いて待っているのですから。。。パエリアやらアルゼンチン風アサード、ペルーのセビチェやイタリア料理、寿司に焼き飯・・・それでも出店の一品あたりの料金がおよそ1,000円前後からそれ以上という「レストラン並み」の料金に「貧乏人の本質」が目を覚ましてしまいます。

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という事で、「唾を飲んで」・・・いや、「涙を飲んで」何も食べないままグルメフェスティバル会場を後にし、後述する最近「私御用達」の食材店"HIPERMAR"へ向かいました。そして買い出しの前の「腹ごしらえ」で立ち寄ったのが、そこから1ブロック西側にある何でもない普通の「ピザ屋」でした。私は基本的に「屋台」の食べ物は口にしませんが、唯一「ピザ」だけはどうしても美味しそうに見えるのが不思議です。ボゴタの町では時折路上の屋台でピザを焼いている光景を見かけるのです。

この店も店の外に「ピザ焼き機」を置いて焼いているものです。私は"Porcion"と呼ばれる一切れサイズ(2,800コロンビアペソ・およそ140円)を注文しました。一切れサイズと言ってもそれは大きく、まるでLLサイズでした。これが意外にも美味しく、欲張ってもう一切れ食べようかと思ったほどです。ボゴタでのピザは、以前「ソナ・ロッサ」という高級繁華街のイタリア料理店で食べた数千円の「窯焼きピザ」があまりにもしょっぱく、それ以来「トラウマ」になっていたのですが、この店の僅か140円程度のピザは塩加減も程好く、ナイスな味でした。次は「路上の焼きたてピザ」に挑戦しようかと思っています。

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そしてこの日のHIPERMARでの買い物は、"Pulpo Baby"(ミニ蛸)500g入り6,000ペソ(およそ300円)、刺身で食べられるマグロ2ブロック340gで10,200ペソ(およそ510円)227g入りスモークサーモン10,000ペソ(およそ500円)でした。私の勘違いか分かりませんが、これらの価格は日本で買うのと同じか、かえって安いような気がするのですが、気のせいでしょうか?227gのスモークサーモンなどは、家に帰って開けてみたら結構な量でした。HIPERMARの価格を知ってしまうと、他のスーパーで魚介類や日本食材を買うのが馬鹿馬鹿しくなる程です。ミニ蛸も500gは結構な量で、家で茹でて食べたらなかなかイケる味でした。

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買い出しを終えた後に立ち寄ったのが、先日ご紹介しました「コロンビア風エンパナーダ」専門店です。この店は作り置きを仕入れた物を揚げるのではなく、トウモロコシ粉を練ったものから作って揚げる、まさに「自家製」です。コロンビアのエンパナーダは先日ご案内の通り他国のそれとは異なり、粉はトウモロコシ粉を使い、焼くのではなく揚げるのが特徴です。画像のエンパナーダは"Casera"と呼ばれる牛挽肉・米・そして玉子が入ったものです。これで1個1,100ペソ(およそ55円)でした。揚げたてという事もあってなかなかイケる味でした。という事で、この日はピザとエンパナーダで総額3,900ペソ(およそ295円)の「B級グルメ体験」でした。安く上がったものです。

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ところでこの日、グルメフェスティバル会場を歩いていた所、インタビューを受けている人を見かけ、よく見てみるとその人は・・・ラテンアメリカ諸国のケーブルテレビ視聴者の間では「マエストロ・SUSHI」として、日本人では現役総理よりもおそらく名が知られている「小宮山 巌(Iwao Komiyama)」さんでした。小宮山さんはアルゼンチン・ブエノスアイレス在住で、先日には日本の農林水産省から「海外での日本食普及に貢献した」という理由で表彰されたようです。日本では無名かもしれませんが、ラテンアメリカ中で放映されているケーブルテレビのグルメ番組ではあまりにも有名な方で、その独特のキャラクターと、流暢なスペイン語の節々で「ん?」「アイ~バ」と仰る癖が特徴の方です。小宮山氏の包丁さばきは「職人」そのものです。番組を見ていると「普通の家庭ではこんなに包丁は使わないでしょう」というほど、様々な場面で包丁を使い分けています。コロンビアではつい先年まで「生魚」を食べる習慣など全くありませんでしたが、このマエストロ小宮山氏の影響もあってか(どうかは分かりませんが)、昨今では首都ボゴタも「寿司バー」がブームです。御本人の「ん?」では、こんな動画もあります。

Mrkomiyama2小宮山さんの周辺には「視聴者」の方々が取り巻き、"IWAO"と声を掛けていました。聞けばこのフェスティバルの前に「サン・アンドレス島」を旅行されたようです。私が手配した訳でありませんが、サン・アンドレス島の印象は「うん、飯は"イマイチ"だったけど、良かったよ」との事でした。そりゃ、マエストロSUSHIからすれば飯がイマイチなのは当然の事で。恐れ入りました。アルゼンチンは現在厳冬の真っ只中ですから、夏のカリブ海のリゾート地を楽しまれた事でしょう。

ところで、何故このボゴタでのグルメフェスティバルにマエストロ小宮山氏が招かれたのか、御本人にはそんな野暮な質問はしませんでした。この後にどこかで講演会でもあるのかもしれません。御本人の話しぶりはとても穏やかなものでした。人気の理由の一つがこの仏のようなキャラクターなのでしょうか。私は残念ながら、マエストロ小宮山氏の寿司を食べる機会すら逸しました。といってもどこかの場所で握ったのかも聞きませんでしたけど。小宮山氏が人気者であるが故に、こんな動画も作られています(決して御本人を揶揄している訳ではありません。でも、やっぱり「ん?」が出てきますね)

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夏恒例・首都ボゴタのグルメフェスティバル

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Img_2536_2 異常気象だ何だと言いつつも、やはりやって来ました。四季の変化が殆どない首都ボゴタの「夏恒例」行事である"グルメフェスティバル"です。今年は7/25,26と8/1,2の合計4日間、例年と同じ場所である"Parque el virrey"での開催です。お祭り好きの私にとっては格好の「ブログネタ」の一つがこのグルメフェスティバルです。画像をご覧になるとお分かりですが、この頃になるともう「夏本番」を思わせる快晴の天気です。とはいえ、ボゴタは夏でも最高気温およそ22度前後、吹き付ける風は冷たく、素晴らしい気候です。年間を通じて今が「最高の季節」です。

Img_2551Img_2550左画像ですが、いきなり凄い名前です。その名も「うまい(Umai)」という「日本食レストラン」です。あいにく"4コマ漫画"の「オチ」の部分が撮影できませんでしたが、どエライ名前をつけたものです。この店は確か首都ボゴタからかなり離れた街道沿いで見かけました。そして右画像は"Kathmandu"という名のレストランです。市内のどこにあるのか聞き忘れました。

Img_2555Img_2557_2左画像はコロンビア国内南部のナリーニョ県・パストあたりから南はペルーあたりまでで広く食されている食用ネズミ「クイ」の丸焼きの様子です。豪快です・・・手足がそのまま付いていて・・・そして右画像は生食ではない調理用バナナを平べったく潰して揚げた「パタコン(Patacon)」と呼ばれるものです。パタコンの大きさは小さいものからこのような巨大なものまで様々で、この大きなサイズはその上に具を載せて食べるスタイルです。このパタコンは直径30cmはありそうな特大サイズでした。

Img_2546Img_2548こちらは"Natuchips"という、最近スーパーでよく見かけるものです。左画像の彼が配っているのが、以前私が「コロンビアの変わったおみやげ」で紹介した、"Yuca(マンジョカイモ)"のスライスして揚げた"Yuca Chips"です。これ、なかなかイケますよ。酒のつまみにはもってこいの味です。そして右画像は「直売店」です。Natuchipsは他に"Platano Verde(まだ青い段階の生の調理用バナナ)"と"Platano Maduro(熟した調理用バナナ)"のチップスもあります。いわゆるポテトチップスとは違う、変わった食感は日本でもヒットするかもしれません。

今年のグルメフェスティバルは、出店数・出品内容共に質が高いものです。世界各地の料理を一堂に集めている事もあり、沢山の人出でした。あとは「値段」ですね。どこも大抵一品あたり1,000円以上するので、財布の紐が固い私は一つも買わずに画像だけを撮影して引き揚げました。 それでも「見るだけ」でしたらとても意義のあるイベントです。下記にコロンビアの伝統音楽"クンビア"の動画を掲載します。これを見ただけでも行った価値がありました。

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保存版(?) 南米コロンビアの航空会社と使用機材

先日仕事でボゴタ空港にいた折、せっかくだからと飛行機を撮影しました。今回はタイトル通りコロンビアの航空各社と使用機材(飛行機)を紹介します。

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こちらが国内最大の航空会社"Avianca"です。機材は左から"Fokker50""Fokker100""MD-83""エアバスA319""ボーイング757-200""ボーイング767-200""ボーイング767-300"です。あとは"エアバスA-320"A-330"を所有しています。Aviancaは商業航空会社としては世界で二番目に古い会社です。昔はB-747(ジャンボ)も所有していました。私がこの国で仕事を始めてしばらくした後からサービスの質が著しく低下し、赤字体質に陥った末に実質破綻状態となり、ブラジルの石油関連企業のオーナーにより買収され、現在に至っています。大規模な資本注入を施した後、次々と新しい機材を導入しており、地上・機内サービスともに大分改善されました。

Img_2464_2Img_0899_3 こちらが国内第二位の"AeroRepublica"です。使用機材は左からブラジル・Embraer社の"ERJ190"そして"MD-82/83"です。このうちMD(ボーイング・マクドネルダグラス)機はいずれ全機退役となる事でしょう。こちらは近年パナマの"Copa航空"が100%株主となりました。その為機体尾翼のロゴマークはCopa航空のものです。いわばCopa航空のコロンビア国内部門のような位置付けです。以前のAeroRepublicaはDC-9という古い機材を中心に運用していた為、遅延やキャンセルが頻発して非常に評判の悪い会社でしたか、現在では機材を一掃した事もあって定時発着率はAviancaを上回っています。サービスもかなり改善されています。 

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こちらが"AIRES"です。1981年にトリマ県に本社を置く会社として営業を開始しました。現在も100%国内資本の会社で、主に地方都市間を中心に運行しています。使用機材はカナダ・ボンバルディア社のDASH-8シリーズ100/200/300で長年運航を続けています。ちなみに先年日本の高知空港で胴体着陸事故を起こした"400型"は所有していません。この他「空飛ぶかつお節」と称され、小型ジェット機では歴史上最も売れている"ボーイング737"を16機新規調達しました。右画像はB737-700型機です。これによりアルーバ・パナマ・キュラソーなどの「国際線」にも進出を始めました。将来はアメリカ・オーランドへの直行便も予定しているようです。

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こちらはコロンビア空軍(FAC)が経営する国内唯一の「国営航空会社」である"SATENA"です。使用機材は左からドイツ・ドルニエ社の"Dornier328(32人乗り)"と、50人乗りの小型ジェット機"EMBRAER ERJ145ER"そして画像にはありませんがERJ-145より若干大きく、前述のAeroRepublica社が所有するERJ190よりも小さい76人乗りの"ERJ170"の三種類で運航しています。

SATENAの運行ルートは、他の航空会社が全く・若しくは殆ど乗り入れない辺境の小さな町を中心としています。中にはサン・アンドレス島とプロビデンシア島を結ぶ路線や、ボゴタからメデジン市内空港(メデジンには二つの空港があります)間などの「独占路線」を多数持っており、運営は「官営」そのものです。私は唯一、南部のバストからボゴタ間のみ利用した事があります。

この会社ははっきり言って「要注意」で、昔から我々旅行会社の中では非常に評判の悪い航空会社です。乗ってしまえば機内サービスはそれなりなのですが、何しろ悪いのが「地上」の方で、数日から前日になっていきなり運航スケジュールを数時間前後させてしまう事もしばしばです。ある時には出発前日になっていきなり「4時間」も運行を「早める」とSATENA側から通告され、出張で既に現地入りした人が「いきなりそんな事言われても無理だ!そんな時間に空港に着ける訳ないだろう!」と、カンカンに怒っていました。

また、SATENAはこのご時世でも未だに「リコンファーム」を必要とする会社で、利用日前日にSATENAから直接乗客と連絡が取れない場合は、即「キャンセル」となります。私のお客様ではありませんでしたが、ある人は連絡先としてあった「携帯電話」へかかってきた通話を取れず、翌日事情を知らないまま空港へ着いたところ「あなたの予約はキャンセルされました」と通告され、これまたカンカンになって我が社にクレームの電話がかかってきました。SATENAは「乗ってみるまで予約は保証されない」という恐ろしい会社です。

この他にも地域コミューター会社である"Easy Fly"社、アンティオキア県メデジンを中心に地方の町へ運行している"ADA (Aerolinea de Antioquia"など複数の会社が存在します。コロンビアは山岳地帯が多く、また地域によっては道路が寸断されている場所もある為、昔から空路網は多い方です。起伏が大きい山岳地帯の上空をプロペラ機で移動すると、時には気流や厚い雲の中を突っ込む関係で大きく揺れる事があります。一度などはボゴタへの着陸が近づいた頃、横風にあおられて機体が明らかに「あらぬ方向」を向きながら下降し続けた事もありました。大型機でもそれはよくある話ですが、私個人的にはボーイング767位の大きさの機材に乗ると何かとても安心します。

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首都ボゴタも夏到来間近

20090713_img_0234_2 20090713_img_0238_37月20日の「コロンビア独立記念日」を前に、こんな光景を見かけました。"国旗"の「路上販売」です。独立記念日が近くなると、道のあちこちで国旗を売る光景が見られます。画像では判りづらいですが、強い風にあおられて旗がなびいています。
首都ボゴタは独立記念日を境に「夏本番」となります。この頃になると日中は東から強い風が吹き、晴れ渡った日が続きます。正午頃に決まって強い風と共にサーッと霧雨が舞うのが「夏の訪れが近い」事を象徴しています。

日中上空に浮かぶ雲も、雨期に見られる墨汁色の積乱雲が主体ではなく、上空の強い風に流された層雲や真っ白な綿菓子に似た積雲が見られ、こうなると夏本番が近いのがはっきりと分かります。「コロンビア旅行」に最適なのが毎年この7月終わりから8月の期間です。この間最高気温はおよそ22度前後で湿気が少なく、連日晴れ渡った日々が続きます。強く吹く風は肌寒ささえ覚えるほどで、日中は長袖シャツ一枚で快適に過ごす事が出来ます。

San_andres_island_image08_2 サン・アンドレス島・・・もう一度行きたいなあ。。。あの島を旅行したのは昨年8月初旬でした。まさに「夏本番」の頃です。「旅行の楽しみ」とは、非日常の場所への移動・そして非日常的な生活を体験する、この二つの要素で構成されていると思います。連休を自宅や近所でのんびりするのも休養には適していますが、旅行の楽しみは前述の要素がありますので、例え経済不況でも旅行というものは無くならないと思います。

とはいえ、そう言っている自分はこれも毎年の事ですが昨年10月の日本一時帰国以来、休暇というものを取っていません。常にお客様を基準に仕事をしていますので、なかなかまとまった休みを取るチャンスを得ないままズルズルと過ごしています。間もなく夏到来ですので、そろそろという気がしています。

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こちらはコロンビアアマゾン地帯の町「レティシア」にある最高級ホテルの様子です。まるでビーチリゾート地のようですね。実際にはこのホテルの近くを大河「アマゾン河」が流れています。ああ・・・こんな所で1日ボーっとして、旨い物を食って、酒をあおって・・・贅沢な1日を過ごしたいです。日中の強い風と霧雨の中、そんな事を考え始めました。

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繁盛店から何かを得られるか

20090710_img_0233 首都ボゴタでは最近、夜になると雨が降り続きます。底冷えする寒さです。そうなると私の毎日の晩酌の友・日本酒は「燗酒」が旨い。体が温まります。昨今通い詰めている魚屋"HIPERMAR"では最近、画像の「ちくわ」(5本入り6,000ペソ・およそ300円)が大量に再入荷し、夜食のおかず(兼・酒の肴)が一品加わりました。

それにしても"不況"ですね。同業者繋がりでアルゼンチンの旅行会社の社長さんとチャットで意見交換をしました。アルゼンチンでも現在「新型インフル」が猛威を振るっており、感染者数およそ3,000人近く、死者も90人近くに及んでおり、日本からのツアー及び個人客の予約は軒並みキャンセル続きだそうです。コロンビアは2009年7月11日現在、感染者数152人、うち死者は5人です。当地では学校などでの集団感染の事例が未だない事もあり、少ない方と言えます。それでも昨今の問題は「経済不況」よりも「新型インフル」の影響がはるかに深刻とブエノスアイレスでは感じているようです。私も全く同感です。

アルゼンチンでは経済不況の折でも日本からのツアーは催行されていましたが、新型インフル被害が拡大を始めた頃からキャンセルが続出しています。あの観光大国・アルゼンチンでさえ日本からのツアーが軒並みキャンセルしているのですから、最近やっと日本からのツアー催行に道筋がついたコロンビアだけが突出して、ツアーや個人旅行客が押し寄せる好条件などは現時点で何もありません。

売れなければ「営業をする」のが日本的ビジネスの基本ですが、今年に入り日本側の複数社に取り扱いを始めて頂いた「日本発コロンビアツアー・及び個人手配旅行」は、直接販売を手掛けているのが日本側の各社ですので、私が出し抜いて訪日し、自社の宣伝をする事は「タブー」です。私が日本で直接「消費者」(旅行客)にコロンビア観光を売り込む事は、せっかくの日本側販売各社の方々の努力を踏みにじる事になり、そのツケは後で必ず返ってくる事を十二分に承知していますので、今は「待機期間」です。経済不況で皆さんの財布の紐が固い所へ新型インフルの世界的蔓延ですので、苦しいのは私だけではなく、前述のアルゼンチン・そして当の日本側も深刻だという事が情報交換の中で一致している内容です。

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20090609_img_0135 当地コロンビアの経済もついに「リセッション期」に入っており、一部の業種を除いて既に「バブル崩壊」状態です。旅行業界は一部地域を除いて「氷河期」で良い話は聞きませんね。そんな中、ふと一軒の「パステル(Pastel)専門店」の存在が気になって仕方がなく、ついに「その謎」を確かめてみました。こちらがその店の「外観」です。レンガの壁に「穴」があいていて、その中でパステルを自家製造・販売しています。その"穴"の前にはパステルを買い求める人の姿が「絶えない」のです。

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20090609_img_0140_2 ちなみに「パステル」と書いていますが、つまりは「ミニパイ」といったものです。何故これをパステルというのか分かりません。壁の穴の中はご覧の通り。画像には見られませんが、パステルを焼くオーブンがあり、棚には鶏肉・牛挽肉が入ったもの、アレキペ(練乳加工品)が入った甘いタイプ、パインが入ったハワイアン、ほうれんそうが入ったものなど各種あり、1個1,400ペソ(およそ70円)からです。これに"Masato"と呼ばれるとうもろこしから作った若干酸っぱい飲物(私は大の苦手)とのセットもあります。これだけでしたらそこら辺にある店と比較して「行列が出来る店」となる理由はありません。

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こちらが「行列を呼ぶパステル」の正体です。私も一口食べて「なるほど」と実感しました。この店のパステルが他の店と全く異なるのが「生地の層の薄さ」です。生地を練ってから何枚にも重ねているのでしょうが、その生地の薄さは他の店ではまずお目にかかりません。これは中にアレキペが入った甘いパステルです。ビックリした事に、客の中にはこのパステルを一人で10個・20個という「大量買い」をする人すらいたのです。ここのパステルは私も「美味しい」と思ったので、納得しました。他の店のパステルは生地がごわごわと厚くて固く、途中で食べる事を放棄したくなる食感ですが、この繁盛店のパステルはサクサクとした食感と殆どの場合で温かいままなので、余計に美味しく感じます。

ちなみにこの店、いつ・どの時間に通りかかっても必ず買い求める客の姿があります。推測ですが、1個たった70円程度のパステルを多分1日数百個は売りさばいている筈です。1日200個を販売しているとして月商にすればおよそ30数万円になります。これぞ「繁盛している店」でしょう。

この記事を書く前に、日本で現在繁盛している「餃子の王将」に関する記事を見ました。ここも昨今すごい繁盛ぶりのようですが、単に安くて早いだけではなく、そこに美味しいという要素も加わっているようですね。ボゴタのこの店のパステルが美味しいのはこれで分かりましたが、なぜ「行列」が出来るのか、その謎は自分の中では解けていません。1個70円の商売は地味ですが、私も商売に関わっている身として"一攫千金"ではなく「こつこつ」を基本としたいと思います。

パステル専門店は月~金の9:00am過ぎから4:00pm位・若しくは売切れるまで営業。Carrera 13とCalle 74の角辺りにあります。

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首都ボゴタの街並みは「レンガ色」

首都ボゴタ、特に北部地区を巡ると、アパートやビルの壁の多くがレンガ色をしている事に気付きます。それはまさに外壁にレンガを使用している為で、ボゴタの街は地震が殆どない事もあって建物にレンガを使うケースが非常に多いのが特徴です。

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こちらは市内にあるごく普通のアパートです。レンガ色の外壁は全てそのままレンガを使用しています。地震とはまるで無縁ですので、耐震構造などという概念は全くありません。外壁はレンガを積み上げてセメントで繋いだだけです。このような赤レンガ色のアパートは首都ボゴタの典型的な「色」です。高級・中級を問わず首都ボゴタのアパートはどこもこのような雰囲気です。アパートによってはレンガに塗装を施して白やその他の色に仕立て上げますが、いずれも外壁を壊せば中からレンガが出てきます。冷涼な気候帯のボゴタではこのような温かみのあるレンガ色がよく映えます。これが低地になり暑い場所ですとレンガがむき出しとなった建物はだんだん少なくなり、白い建物が多くなります。

レンガ自体は首都ボゴタ北部のクンディナマルカ県北部とボヤカ県が一大生産地です。ボヤカ県を旅すると、所々でレンガを焼く釜と立ち上る煙を見る事が出来ます。

20090706_img_0231 こちらの画像ですが、床に敷き詰められているは「レンガ」建物の外壁も「レンガ」そして高さ1メートル近くある大きな鉢もボヤカ県・ラキラの特産品である「セラミック」製のものです。このような光景は首都ボゴタにおいてごく普通に見られるものです。レンガの特徴はよく知りませんが、寒い土地柄のボゴタでは、太陽熱を吸収し易く、保温力が高い事から外壁にレンガを多用しているのかもしれません。また、建物の建材として使用できる木材の供給量が少ないとも聞き及んでいます。その為、安価で調達できるレンガは昨今の首都の建物には欠かせないようです。

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20090706_img_0228 こちらはアパートの前庭に置かれたセラミック製の鉢です。ちょっとお洒落ですね。当地おいてセラミック製品は安価ですので、犯罪の多い首都ボゴタでもこの種の物をわざわざ盗んでいくような奇特な人はまずいません。庭先にこのようなちょっとした工夫を凝らすアパートもかなり見かけます。

首都ボゴタへお越しの折には、ちょっと気をつけて街並みを眺めていると「ボゴタの街並みはレンガ色」という事実がお分かり頂ける事でしょう。

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ボゴタ~シパキラ SL観光列車の旅

仕事先で少しの時間を過ごした後、ちょうどSL観光列車が通りかかる時間帯と重なったので動画を撮影してみました。

首都ボゴタから「塩の教会」へ向かい、その後Cajica(カヒカ)にて昼食の為停車し、また首都へ戻るSL観光列車(Tren de la Sabana)は、土・日曜日及び祝日に運行しています。全席指定で事前予約制なのですが、いつ利用しても家族連れの客などで混んでいます。私自身は日本から来訪された個人客の方と何度かこの観光列車を利用した事があります。

古ぼけたSLが引っ張る客車の数は相当なもので、加えてレール自体がかなり古い上に敷設の仕方がかなりいい加減な為、線路の上に立つと明らかにレールが歪んでいる事が一目で分かります。それが故にスピードを出す事が出来ず、推定時速およそ40km位でゆっくりと走るのがこのSL列車の特徴です。首都ボゴタからシパキラまでは車でしたらおよそ1時間程度の距離ですが、SL観光列車ではおよそ3時間もかかるのんびりとした旅になります。

車内には「食堂車」も付いていて、旅情を満喫できます。また、各車内には楽団が訪れて旅の気分を高揚させてくれます。更には「車内販売」サービスまであります。酒その他の飲み物、ちょっとした食べ物から郷土料理(タマル)まで売っていて、昔の日本の鉄道の旅を思い出させます。

このボゴタ~シパキラ間SL観光列車の乗車体験が出来るツアーが日本でお申し込み頂けます。詳しくは下記「ラティーノ」社さんのサイトをご覧下さい。

http://www.t-latino.com/tour-list/detail.php?id=76 ←コロンビア手配旅行サイト

ツアーでは他に「ビジャ・デ・レイバ」と「ラキラ」を観光します。"鉄分"が濃い「鉄ちゃん」(鉄道ファン)の方、そうでない方も未知の国・コロンビアの一端をお楽しみ頂けます。

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