在コロンビア外交団夫人による「食のバザー」
毎年五月末に首都ボゴタのホテルにおいて「世界を巡る食の旅(外交団夫人による食のバザー)」が開催され、今年も行ってきました。この食のバザーでは各国のオリジナル料理を少しずつ僅かな値段で食べられるので、いつも楽しみにしています。
やはりアジア系の料理に関心が行ってしまう私が、まず最初に足を運んだこちらは「中国大使館」です。チャーハン・肉饅頭・えび煎餅など毎年お馴染みの品が今年も並んでいました。中国大使館のチャーハン(一皿2,000ペソ・およそ90円)がいつも美味しいので、今年も二皿分まとめ買いしました。肉饅頭(3個入りで2,000ペソ)に至っては、計9個も「買いだめ」してしまいました。えび煎餅(一袋1,000ペソ・およそ45円)もなかなかのボリュームでした。この量と味でこの値段、中国大使館は「三重○」です。
こちらは「インドネシア大使館」です。インドネシア大使館は毎年「ナシゴレン(インドネシア風焼飯)」と「ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)」がとても美味しいので楽しみにしていたのですが今年はその姿が見当たらず、代わりに「揚げ豆腐」を買い求めました。今年のインドネシア大使館からの出品は例年より品数がとても多く、何を買おうか迷ったほどです。ボゴタ市内にはインドネシア料理店がないので、全て「館員夫人の手作り」です。インドネシア大使館も○印の美味しさでした。
中国・インドネシアを一気に「旅」した後、日本人学校の生徒さんによる「和太鼓」の演奏がありました。バザー開始早々に行われたこの和太鼓演奏ですが、聞いてビックリ、見てビックリ!とても質の高いものでした。我々が小さい時は発表前に夕暮れまで練習を重ねたという経験を皆お持ちの筈で、校内でずっと練習を重ねた賜物(たまもの)でしょう。「日本の旅」とても良かったです。《画像につきまして、筆者の不手際により当初お子様方の姿をアップしてしまいました。関係の皆様、大変失礼致しました。太鼓の画像のみ投稿させて頂きます》
そしてこちらは「韓国大使館」です。韓国からの出展は久しぶりでした。チマチョゴリ(?)姿の女性がひと際目立ち、館員夫人手巻きの「韓国風巻き寿司」その他、韓国の家庭料理を販売していました。他にもお馴染みの「キムチ」「カクテキ」などが並んであり、おふくろの味的なキムチを買い求めたのは言うまでもありません。更には右画像にあるスペイン語による「韓国案内冊子」まで配っていました。今年の韓国大使館は気合が入っていました。韓国人のお客さんの姿もちらほら見られ、今年の「韓国・食の旅」は「当たり年」でした。
この他にはロシア大使館の「サーモンの薄切り」(一切れ2,000ペソ)を食べ、つまみ食い・世界の旅を堪能しました。ちなみに「日本」は市内の日本料理店に全面委託されたようで「寿司」や「おにぎり」「焼き鳥」の名前が見られました。私はあいにくチャーハン・肉饅頭・揚げ豆腐・えび煎餅・サーモンを食べた時点で既にお腹が一杯で、日本食はパスしました。どうしても普段食べられない品を優先したかったので・・・
そしていつも家に帰ってから気が付くのですが、「世界食の旅」でありながら私はいつも「アジア料理」ばかり食べています。お恥ずかしい話で・・・しかしながらフランス料理その他、館員夫人手作りの品々はあまりにも数が多くて目移りする程です。世界各国のオリジナル料理を「ちょっとずつ"手頃な価格"で食べる」機会は一年のうちにこの日しかないので、来年も楽しみにしています。
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