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2009年6月

コロンビア風エンパナーダ

今回もまた食べ物ネタです。最近取材ネタが少ないので・・・ coldsweats01 ところで、前回の「チャーハン編」では、偏見を感じさせるようなコメントがあったように思います。今更記述を変更するつもりはありませんが、当時と比べて「心理状態」は落ち着きました。長らく悩んでいた思いを一気に吐き出したので、かえって気持ちが楽になりました。という事で、今回のネタはラテンアメリカ各国ではポピュラーな食べ物「エンパナーダ」について"抽象的"に投稿します。

20090629_img_0221 先日、市内のエンパナーダ専門店の前を通りかかった際、画像の看板を見て「あっ」と気がつきました。「そう言えばコロンビアのエンパナーダも他国とは異なっている」ラテンアメリカ通でアルゼンチンやチリのエンパナーダをご存知の方でしたら、この画像のエンパナーダの形が明らかにそれとは異なる事がお分かりになる事でしょう。

アルゼンチン・チリや他国のエンパナーダの形は、「巨大な餃子」の形をしたミートパイという表現がピッタリかと思います。あいにく私は画像を持っていないので、こちらのサイトからそれに見合うエンパナーダをご覧頂けます。

http://www.e384.com/2004/04_026/recipe.htm ←こちら

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その昔、日本からアルゼンチン・チリへ単独旅行した際、当時は特にアルゼンチンがもの凄い物価高でした。ホテルは高い・食事も相当高くついたため、途中からこのエンパナーダで「飢えをしのいだ」事を思い出しました。チリではそのような事はなく、毎日ワインを一本空け、おやつ代わりに巨大なエンパナーダを食べました。両国のエンパナーダは「惣菜パン風」でオーブンで焼くものでしたが、コロンビアのエンパナーダは三日月状の小ぶりのものです。

どうやら具を包む皮に使用しているのは小麦粉ではなく「とうもろこし粉」のようです。実際この形に作っている行程を見た事がないのですが、これを焼くのではなく「揚げる」のがコロンビア風エンパナーダの特徴です。とうもろこし粉を使っているのは当地でよく食されている「アレパ(Arepa)」と同じです。

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20090629_img_0223_2 ショーケースのガラスを経ている為、反射してよく見えないかもしれません。エンパナーダは一旦「下調理」して並べておき、客の注文に応じて熱した油の中でくぐらせた後に「揚げたて」を提供するのが当地のエンパナーダ専門店のスタイルです。日本ですと私が小さい頃にはまだあった、惣菜屋・若しくは肉屋などで「コロッケ」をその場で揚げて熱々のものを食べた感覚に近いです。

ちなみにコロンビア風エンパナーダの中身の具ですが、こちらは牛挽肉とご飯・鶏肉とご飯などが一般的です。エンパナーダそのものが小さいので、他国のそれのように具沢山という訳ではありません。これに辛いチリソースなどをかけて食べます。

私自身は数回このコロンビア風エンパナーダを食べました。皮にとうもろこし粉を使っていて、それを揚げるタイプなので外側がかなり固い食感です。カリカリという音と共に食べる事になります。この記事を投稿する前にラテンアメリカ各国のエンパナーダ事情を調べました。コロンビア・そしてパナマの一部にこのような「揚げエンパナーダ」が見られますが、それ以外の国ではこのタイプのエンパナーダは見られませんでした。どのようにしてこの形のエンパナーダが生み出され、国内全土に普及したのかは全く分かりません。殆ど「コロンビアオリジナル」と言えます。

ちなみにこのエンパナーダを自宅で作り、それを「クーラーボックス」などに入れて道端で売っている人も見かけます。これは主に「朝食」「間食」代わりとして通行人が食べています。私のオフィス付近でも見かける光景です。美味しいと評判の路上売りは口コミでそれなりの繁盛ぶりのようです(私のオフィス付近はそれなりの場所で、決してスラム街ではありません)

コロンビア風エンパナーダは「手軽な朝食」「間食」として好まれています。「間食」ですが、日本では「3時のおやつ」という事で午後3時頃が間食の時間の慣例ですよね。しかし当地では「Onces(オンセ)」といって、午前11時前後に「おやつ」を食べるのが習慣なのです。

当地でエンパナーダを食べる際の注意事項としては、時間が経過するとやはり劣化するので「なるべく朝・遅くとも昼までに食べる」「それをできれば自家製の専門店で作っていてその場で揚げたものを食べる」そして「鶏肉入りのエンパナーダは避ける」これは重要です。特に鶏肉は時間が経過すると食中毒を引き起こします。当地のニュースでも時々「学校のおやつで出された鶏肉入りエンパナーダを食べた生徒200人が食中毒」などと報じています。

「コロンビア風エンパナーダ」ちょっと小腹が空いた時には手頃な大きさですね。いずれこの「揚げエンパナーダのルーツ」を探ってみたいと思っています。ちなみに、日本でもこのコロンビア風エンパナーダに近いものが食べられるようです。福井県にある「リカレパ」で作っています。下記のサイトで紹介しています。

http://mike.co.jp/rica/print.html

http://ameblo.jp/taisukef/entry-10224691699.html

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コロンビアへ"炊飯器"を送付してもらった話・その2

先日、日本から当地へ「炊飯器」を送付してもらった際の関税額に関するトラブルについてコメントしました。あれから何度も郵便会社に確認の電話をかけ、税額修正の申し出をしましたが。。。

Img_2353 結果、課税対象額がUS$835.03から「US$93.72」へ大幅に減額されました happy01 それに対する関税10%及び消費税16%の計62,000ペソ(およそ2,950円)の課税が裁定されました。税額が前回の510,000ペソ・およそ25,500円からおよそ10分の1近くに減額する旨自宅へ連絡が入り、その直後に税額通知書がFAXで送付されました。9,000円の本体価格をUS$93.72で算出されましたので、換算レートは1US$=96.03円の計算です。良いレートでした。

しつこく郵便会社に連絡を取った一方で、主張が却下される事も想定していました。510,000ペソの支払いを覚悟していたのですが、主張が認められて本当に嬉しかったです。FAXで届いた通知書を元に翌日62,000ペソを指定銀行で払い込み、郵便会社のコールセンターへ配送の依頼をした所、翌日の朝には自宅へ届けてくれました。確か昨年だったように記憶していますが、それまで官営だった郵便会社が実質破綻し、民営になってからサービスの質が向上したように思います。税金を払い込めば荷物を自宅へ届けてくれるというシステムは以前はなかったので、随分と良くなったものです。

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そしてこちらが待ちこがれていた crying 日本から届いた炊飯器です。これでまたご飯が美味しく炊けます。当地でも炊飯器らしきものは見かけますが、よくよく調べると保温機能に問題があり、また炊き具合も今一つのようなので、「日本製」にこだわっていました。ところで、意外にもアメリカ・そそして当地コロンビアで使用されている120V電圧に対応する「三合炊き」の炊飯器には選択肢がなく、結局この一つしかありませんでした。それ以上の五合炊きなどでは複数のメーカーが多種にわたる炊飯器を販売しています。

こちらに来た当初に日本から手荷物で持ち込んだ「一号機」、そしてパナマで購入してやはり手荷物で持ち込んだ「二号機(これが故障した)」に次ぐ三号機ですが、今回は初めての国際宅配便による入手でした。二号機が故障した直後「家電製品の輸入」にはかなり高額の関税がかかるのでは・若しくは当地の税関がストップをかけるのではと心配し、航空券を買ってパナマ・若しくはロサンゼルスまで「買い出し」に行かないといけないのかなぁと、気持ちが落ち込みました。しかし結論は日本の郵便局からのSAL便料金9,800円と当地で支払った税金2,950円だけで無事手元に届く事が分かりました。

ところで、日本の「郵便ホームページ」には、当地コロンビアへの荷物発送に際して「現地事情」による遅延の可能性があると記述されていますが、少なくとも昨年10月と今回5月の2回の発送については、"SAL"扱いであってもいずれも1週間程度で当地へ到着しています。荷物の重量にもよりますが、実際には当地の郵便会社から税金の通知書が届き、それに基づき納付した後に受領となります。それでも2週間もあれば全てが完了します。大量ではなく個人消費用であれば新品の家電製品も低率で「取り寄せ」が出来る事が分かったので、次回は「たこ焼き機」でも取り寄せようかな coldsweats01

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日本製炊飯器と言えば「日本食」。当地コロンビアの日本食調達事情も今からおよそ10年前に比べれば格段に良くなりました。昨年の一時帰国の際には、当地では未だに調達できない調味料その他をどっさりと買い込んでコロンビアへ持って帰りましたが、その品目は以前に比べれば徐々に減ってきています。味噌・しょうゆ・だしの素・だし昆布・海苔・わかめなどは今や当地でもべらぼうではなく「適度に高い」値段で容易に調達できます。画像にある食材は全て当地で購入できるものです。この他にも多数あります。

ちなみに私が日本から未だに大量調達するのが「カレールー」です。これは当地でも手に入りますが、日本のスーパー価格の10倍くらいします。それが故に手荷物で持ち込みます。ただ「アメリカ」を経由する際には箱に「牛肉由来製品不使用」と書かれたものである事が絶対条件です。アメリカ在住の日本人の方々も十分承知していますが、アメリカは現在、狂牛病発生国・日本からの牛肉製品輸入には厳しい制限を課しており、牛肉製品(エキス)入りのカレールーを持って一旦アメリカへ入国の際に税関で検査を受けた場合、没収の上一個あたり「数百ドル」の罰金がその場で科せられます。税関係員の中には日本語が分かる人もいるそうです。牛製品不使用カレールーは日本のスーパーでごく普通に販売されています。

話がそれました。私は最近、以前「山奥にある首都ボゴタの"魚屋"」というタイトルでご紹介した「HIPERMAR」で、画像にある日本酒も含めこれらの食材を購入しています。最近ではここに「カットわかめ1ポンド(453g)」と「日本製の味噌」がお目見えしました。日本食材を扱う店舗は複数ありますが、このHIPERMARが断然安いのは一目瞭然です。日本食を中心とする食生活の基本になるものは当地で手に入るので、送料をかけて日本から入手する必要性はなくなりました。

Img_2362 こちらは「錦」というブランドの"カリフォルニア米"です。日本では知られていませんが、アメリカ在住の日本人には有名なブランドです。この他に当地では「牡丹」ブランドの米もあります。当地の米は長粒米なので普通に炊くとパサパサするもので、それが故に日本米に近いカリフォルニア米は欠かせません。これも以前は入手するのが大変でしたが、現在では価格が多少高いだけで何ら苦労せずに手に入ります。

という事で「炊飯器」の話が何故か「日本食事情」にそれましたが、読者の皆さんへの嬉しい報告です。

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12年目で試練を迎える覚悟

20090606_img_0170 今回は初めて、私の「デスク」を公開します coldsweats01 この画面では予約システムは開けていませんが、普段の業務はシステムを操作しながらお客様からのチケット予約の手配を行っています。私が12年前にこの地で旅行業に従事し始めた時には、予約手配の大半は「電話」によるものでしたが、独学でシステムの操作を覚え、今に至っています。

そして早12年の歳月が流れ、来月7月からコロンビアの旅行業界(旅行会社)各社は「氷河期」に入ります。今から2年前、政府通達により航空券販売にかかる「コミッション」の率を、それまでの10パーセントから段階的に引き下げる事が決まり、ついに7月から「1パーセント」になります。日本やアメリカ、更に全世界的には既に「0パーセント」に突入しており、コロンビアの場合「雀の涙」的な1パーセントだけが残されました。昨年あたりから小規模の旅行会社の廃業が進んでいますが、来月からはそれが中規模の会社にも波及する事は間違いないでしょう。

20090621_img_0220 折しも昨年末からの世界的な経済危機に加え、昨今の新型インフルエンザの猛威が追い討ちをかけ、コロンビア国内の航空旅客の数が大幅に減少しています。画像は我が社でも販売している「海外旅行傷害保険」のパンフです。旅行保険もやはり不況の影響を受けており、ついに「2名で同一行程の旅行をするケースでは2人で一人分の料金キャンペーン」を展開しています。つまり一人当たり「半額」になるという事です。

昨今この業界で活況を呈しているのは、唯一「カルタヘナ」の旅行会社のみです。ここは外国からのクルーズ船寄航ラッシュに沸いており、外国人観光客が激増して強気の商売を展開しています。が、それ以外の町でチケット販売が売上全体に占める割合がかなり高い旅行会社は、チケット代金とは別の「発券手数料」を余程値上げしないとやっていけなくなる事は目に見えています。とはいえ、チケットを直接航空会社からインターネットを通じて購入すれば発券手数料はかからないので、少なくとも個人客は旅行会社から離れていくのは明らかでしょう。

この地に渡って来月で12年目を迎える私にも例外なく「試練の時」が訪れています。こんな事を書いてビックリされる方が一人位いるかもしれませんが、昨年の今頃・・・実はこの氷河期を見越してコロンビアから引き揚げようかと考えていました。この事は、既に当地を去られた当時の一部のお客様にはそれとなくお伝えしていました。チケットの売上だけで生き抜く事に限界を感じた為です。それから後、悩み続ける日々が続きました。

その後秋になりアメリカを発端とした「サブプライムショック」が表面化し、これは何かおかしいと感じ始めて暫くした後、結局日本へ帰るきっかけを失ってしまいました。時を同じくして日本からのツアーの話がいくつか持ち上がり、息絶える寸前で救われた形で今日に至っています。もしも現在の世界不況がなかったら、私の運命は大きく変わった筈です。

日本からのツアーについては、昨今の新型インフルエンザに伴う「パンデミック」状態ではとてもコロンビアへの送客は難しいと承知しています。その中でも旅行キャセルをせずにコロンビアへ来て頂く個人客の方々がいらっしゃるのは有り難い事です。近隣諸国のネットワーク絡みで時に情報交換をしていますが、どこの国でもやはり状況は同じで今は忍耐の時というのが共通した思いです。

私には12年のコロンビア生活の中で何度か辛い時がありました。その度に奇跡的な幸運が訪れて今に至ったのも事実です。昨年の今頃、心理的に悩んでいた最中に日本で行われた「エル・ドラード展」関係の大きな仕事が舞い込み、コロンビアの国宝を日本へ送り出す事に全力を注ぎ込む機会を頂いたのもその一つです。

ところで、最近のブログ記事を読み返すに至り、批判的な文章が増えているように思いました。これから迎える氷河期のプレッシャーの反動が無意識に表れたのかもしれません。とはいえ、せっかく12年間ここまで自分なりに努力してきた蓄えもあります。私がこの地に流れ着いた当時には「実現不可能」と思われた日本からの南米コロンビアへの観光ツアー、これがようやく始まろうとしています。本当に限界を感じるまで、頑張ってみようかと思います。

折しも今日、一人のコロンビア人女性から一年ぶりくらいで電話を頂きました。日本人の御主人とお子さんと共に日本の某所で暮らしていましたが、家庭内の事情からお子さんを残して単身でコロンビアに戻っていました。当時日本からかかってきた電話で泣きながら「もう、コロンビアへ帰る!」と乱心で、ボゴタの家族からも一刻も早くコロンビアへ帰してと懇願され、暗澹たる気持ちでボゴタへのチケットを手配しておよそ1年。今日の電話では「日本でもう一度暮らしてみる!」と明るい声でした。とても嬉しい報告でした。再訪日の日取りはこれから決めるようですが、日本でまた家族3人が幸せに暮らしてもらいたいと願っています。日本行きのチケットは勿論「片道」です。

この12年間で多くの方々と航空券や旅行の関係でお付き合いさせて頂いています。楽しい旅行・出張・帰国・新たな人生への旅立ち・別れなど様々な事情があります。来月からの氷河期をどう生き抜いていくか、自分でも自分の人生が今後どのようになるのか分かりませんが、フーッと深呼吸して粛々と迎えるつもりです。

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"珍味"南米コロンビア風チャーハン

コロンビア人の「味覚」は、時に我々日本人だけではなく、近隣諸国の人々からしても首をひねりたくなるような独特の「食文化」に基づいています。例えば「フライドチキンにはちみつをかけて食べる」「シーフードマリネ"セビチェ"の味付けをケチャップとマヨネーズで整える」などなど。こんな食文化は近隣の国にはありません。そしてもう一つ、これは私がかねてから皆さんにご紹介したかった「ネタ」です。それは「コロンビア風"チャーハン"」です。

20090623_img_0161 今回の取材先は"Toy Express"というファストフードスタイルの中華料理店です。この名前の店舗は首都ボゴタ市内に複数あります。これからご案内する内容はこの店だけに限らず、ボゴタ市内全域・カリ・メデジン・カルタヘナ・バランキージャなどの国内全土で共通しています。中華料理の中でも最もポピュラーな「チャーハン」が題材です。

かつてエクアドル・パナマ・ベネズエラのコロンビアを挟む隣国で中華料理を食べた事がありますが、いずれの国でも「普通のチャーハン」であり、特にパナマで食べたチャーハンは台湾移民のコックが作る本場仕込みの素晴らしい味でした。

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店内に入り、店員に悟られないよう望遠でメニューを撮影しました。画像が少々ボケています。皆さん、これが「コロンビア風・定番の"チャーハン"」です。色を見て一瞬「これはカレーピラフ?」と思われた方、惜しい!これは紛れもなく「チャーハン」です。そう、コロンビア全土で見られるチャーハンはこのような色をしているのです。しかも白っぽく見える細長い「物体」これは何と!「もやし」です。コロンビアではチャーハンに「もやし」が添えられていないとチャーハンと認められないのです。

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私はこの日「Chowfan Vegetariano(ベジタリアンチャーハン)8,000ペソ・およそ400円」と、「Chowfan Mixto(ミックスチャーハン)9,300ペソ・およそ460円」の二種類を"テイクアウト"しました。画像はベジタリアンチャーハンです。

この色・・・「本場」中国にこのような色のチャーハンがあるのでしょうか?ちなみにこの店の看板には「広東風」と書いてあります。私が知る限り、極上のチャーハンは米粒が「黄金色」に輝いており、僅かな卵と塩などを加えて強い火力でサッと炒めたものだと思っていますが。。。コロンビアを「発祥」とするオリジナルチャーハンは、中国醤油を「これでもか」とドボドボと注ぎ込み、弱火で「じっくりとかき混ぜる」のが特徴です。そしてどの店でも例外なく生のもやしを添える事で「中国風」をイメージさせます。

20090623_img_0168 そしてこちらが鶏肉とチャーシューらしきものが入ったミックスチャーハンです。こちらもやはり同じ色でもやし入りです。この店のチャーハンですが、このような「しょうゆ色」にしては"珍しく"しょっぱくありませんでした。その代わりにという事でしょう。しょうゆが入った小さなプラ容器が別にあり、自分の好みで「更に加えて」という事でした。

前述の近隣三国でこのような色ともやし入りのチャーハンはついに見る事がありませんでした。コロンビア風チャーハンのもう一つ・且つ最大の特徴は「とにかく味付けが濃い」これは半端ではありません。この種のチャーハンが意外にもコロンビア人には人気があり、どんな寂れた場末の中華料理店でも、店内がガラガラなのとは対照的に「出前」で儲かっているようです。ですのでどの店でも出前用のバイク配達要員は欠かせません。

コロンビアに在住している中国人でレストランを経営している人の99%は元々調理人ではない「素人」だと思います。その人達が見よう見まねでレストランを始め、独特の味覚を持つコロンビア人向けに開発され、たどり着いたのが「しょうゆ色+もやし入り」チャーハンだったのかもしれません。本場風の黄金色のチャーハンは「味が薄い」という事で敬遠されたのでしょうか。

このコロンビア風チャーハンを近隣諸国に住んでいる日本人の方々が見たら、さぞかしビックリする事でしょうね。まあ、一度食べてみて下さい。ちなみに私の記憶では確か3年ぶり位でコロンビア風チャーハンを口にしました。次に食べるのはまた3年後位でしょう。

#原稿を書き上げた後に気が付きました。ペルーにある"Arroz Chaufa"というのがコロンビア風チャーハンにとても似ているようです。これはペルーに住んでいる中国人が作り出したようです。しかしペルーのチャウファには生のもやしは入れないようです。コロンビアのチャーハンはやはり・・・これだったら広東風ではなく「ペルー風中華レストラン」と代えるべきだよなぁ。ちなみに下記YouTubeにチャウファの作り方動画があります。

http://www.youtube.com/watch?v=sC0LDa4zbgA&feature=related

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コロンビアで飲むコーヒーの話

先日投稿した「コーヒー豆輸出大国コロンビア・実はコーヒー豆輸入国」の話ですが、結構反応がありました。「えっ、あのコロンビアがコーヒー豆を輸入しているんですか?」というメールや、記事のヒット件数が多かった事に私自身驚きました。

20090622_img_0156 私自身コーヒーは毎日欠かさず飲み、その豆はクレープ生地を使った料理で有名な"Crepes & Waffles"(以下CW)から購入しています。およそ500g入りの豆が10,500ペソ(2009年6月現在・およそ525円)です。私の勤務先の斜め前にある店舗で毎日生豆をローストしており、全店に供給しています。麻袋を見るとCWのロゴがあり、全店で消費・販売する年間量は相当なものになると思われますので、CWが直接買い付けているのかもしれません。聞いた話では、CWの女性従業員は「シングルマザー」を優先的に雇用しているらしく、家庭を支える働くお母さん達の為、そして何より価格の安さとそこそこ味でコーヒー豆はCWから買っています。

実は、私が豆を買っているCWの斜め前にはコロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)の本部と、直営カフェテリア"Juan Valdez"(以下JV)があります。しかしながらJVで販売しているコーヒー豆はいずれもCWの1.5倍からそれ以上とやたら高く、スペシャリティコーヒー豆と宣伝している割には、価格に見合う美味しさとは思えないのです。なぜ、コーヒー生産者団体が販売している豆が、レストランの豆よりもやたら高いのか、いつも不思議に思います。

先日当地で報道された「コロンビアがコーヒー豆を逆輸入」の記事ですが、素人の私には詳しい理由は分かりません。素人なりに考えられるのは、まず近年爆発的に増殖した「スターパックス」(以下SB)の存在が考えられます。SBはコロンビアから豆を調達する際にはFNCを介さず直接現地で買い付けており、その数量はFNCでも把握できていないと以前FNC関係者から伺いました。この事もあり、国内消費及び輸出向けに確保する数量が落ちているのかもしれません。

FNCは元々生産農家とコーヒー豆消費国(若しくは仕入業者)との間にあり、供給価格及び数量の調整役の立場でしたが、近年FNC自らが「商売」に走り、「SBそっくり」に直営のカフェテリアJVを国内外で爆発的に増殖させており、更にFNCブランドで豆を国内のスーパーやJV店舗で自らが販売している事もあり、本来輸出に回すべき豆を自らが消費する分も確保する必要に迫られている事から、近年生産量と供給のバランスが崩れているのかもしれません。

そんなコーヒー豆生産大国コロンビアですが、当地のカフェテリアで作られるコーヒーは、日本の喫茶店やカフェテリアではちょっと考えられない方法が長年続けられています。

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今回の取材先は、首都ボゴタのカフェテリアでは老舗の「Oma」です。日本の喫茶店やカフェテリアで飲むコーヒーは、挽いた豆をネル・ペーパーフィルター・サイフォンなどを通してドリップしたものをそのま提供するのが普通です。しかし当地ではOmaに限らず既存の店舗ではいわゆる「エスプレッソのお湯割り」が今でもコーヒーの淹れ方として常識化されています。この画像ですが、ブラックコーヒーを作るのに「エスプレッソマシン」を使うのが昔からの流儀です。使用するコーヒー豆粉はブラックコーヒーもエスプレッソも同じものです。

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粉を入れた器具をエスプレッソマシンに装着し、次に店員が行った作業は「紙コップに熱湯を入れる」事です。一定量まで熱湯を注いだ後に隣からエスプレッソ(若しくはコーヒー液と呼ぶ?)を注ぎ込み、はい、これが「コロンビア式ブラックコーヒー」と相成ります。店員によっては逆の方法で、エスプレッソもどきを最初に作った後に、熱湯を勢いよく注ぐ人もいます。

こうして作られたエスプレッソのお湯割り・・・コク・旨み・酸味等を「味わう」事は到底不可能です。以前コロンビアに住んでいた事のある方でしたら、この「コロンビア風ブラックコーヒー」を懐かしく思われる事でしょう。これをコロンビア人は実に旨そうに飲んでいます。私の知り合いのコロンビア人などは、これに「もう少しお湯を足して」と店員に注文していました。時にはこれを日に10杯も飲むのだそうです。

日本の喫茶店・特に豆や焙煎、淹れ方にこだわりを持っているオーナーさんは実に素晴らしいと思っています。仕入れた生豆(グリーン)を一粒一粒「ハンドピック」して、欠点豆は惜しげもなく捨てる、そして豆の焼き方に神経を注ぎ、更には美味しいコーヒー液を抽出する方法にこだわる・・・コロンビア(コロンビア人)は良質のコーヒー豆を生産する事には長けています。その美味しさをエスプレッソのお湯割りから得るのはちょっと難しいですね。コロンビア人の味覚の進歩に期待します。

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コロンビアへ"炊飯器"を送付してもらった話・その1

20090614_img_0151先日、長年愛用していた日本製の「炊飯器」が故障してしまいました。元々"予備器"と合わせて二台持っていたので、現在は更に古い方の炊飯器を恐る恐る使用しています。こちらの方が機能がシンプルなのですが、その分故障し難かったのかもしれません。

通販で新たに購入した三合炊き炊飯器を「SAL便」でコロンビアまで送付をお願いしました。SAL便なので時間がかかるかと思いましたが、地元郵便局で手続きをしておよそ一週間後に、当地の郵便会社から書面が届きました。このシステムは以前ご案内した通りで、2kg以上の荷物を受け取る際には、まず郵便会社から関税+消費税額が記載された通知書が届き、それを元に指定金融機関で代金を払い込んだ後に郵便会社に連絡をすると、すぐに現物を配送してくれます。"Rice Cooker"の品名は通知書ではスペイン語で"Arroz Cocinado"になっていました。

20090614_img_0150日本の家族には「内容物の金額は"90米ドル"と記載して」と予めお願いしてあり、届いた通知書を見ると「何と!」 は? 課税対象額が"US$835.03"になっているではありませんか!何だこれは pout と、即刻郵便会社のコールセンターへ電話したのは言うまでもありません。実は嫌な予感がしていたのです。

それは、私が「90"米ドル"で」と日本側に強く依頼していたにもかかわらず、地元郵便局=「日本郵便」の受付担当者が「あぁ、日本円でも"大丈夫"ですよ」と知ったかぶった挙句、勝手に「再計算」をした上で「日本円」で書くように言われたと発送後に知らされて、何となく嫌な予感がしていたのです。結果はご覧の通り。コロンビアでは「再再度」日本円を米ドルに換算した上で課税額を計算したのです。

余計な事を言うな、日本郵便!このあほう!

その結果、課税対象額が本品の10倍近い金額になってしまい、それに対して「関税10%」「消費税16%」の合計510,000コロンビアペソ(およそ25,500円)が通告され、この金額を払い込まなければ現物を受け取れません。税金の額が本品の二倍以上とは・・・。これは明らかにおかしいので郵便会社側に「本体の価格は"9,000円"と発送票に書いてある。これが何で835米ドルになるの?こっちは発送票の控えを持っているんだけど」と言った所、「その控えをFAXで送ってくれませんか」との回答に、即刻その通りFAXで送るまさに「寸前」で、アッ coldsweats02 と気がつきました。

20090621_img_0152画像がボケています。受信確認の電話を再度行い、担当者に「見て、"9"の前に書いてあるのは・・・」「ああ、これは"7"でしょう?」 ・・・ やはり ・・・

つまり税関当局はこの金額を"\9,000"ではなく「79,000」と判断したのです。79,000円を彼らなりに換算した結果がUS$853という事に「なってしまった」訳です。「いや、これは7ではなくて"YEN"を意味する"Y"なんだけど・・・Yと7の間にほんの少し空白があるでしょう?」「えっ?これはYなの?」

今回の問題元となった「7」ですが、コロンビア人の多くは、7を書く際上から下へ伸びる線にちょこっと横線を入れるのです。これが実に上記画像に書かれた「円マーク」に似ている事から、手書きの「くせ字¥マーク」が思わぬ事態を招いてしまいました。前述の画像を身近にいるコロンビア人に見せれば「ああ、7に見えるよ」と言われる事でしょう。

そのような事で、どなたかコロンビアへ荷物を送る際、特に「日本郵政」を利用する場合には、内容品の金額は決して¥とは書かず"JPY"や"YEN"と書くか、若しくは最初から 米ドル建てで記載される事を強くお勧めします。決して窓口担当者の「知ったかぶり」に乗らないように。日本円で書いても結局こちらに到着した時点で不利なレートにより米ドル建てで換算されてしまいます。

で、その後のやり取りですが「こちらで税関に再計算をしてもらうよう手続きをします」との回答を得ました。が、一週間経過した現在、まだ「裁定結果」がありません。7月4日までに結果が出ないまま税金を払い込まなければ、更に「延滞金」がおよそ100米ドル相当も追徴されてしまいます。はっきり言ってここは「南米・コロンビア」多くは期待していません。さてこの結果は・・・後日報告します crying

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身元不明のトラック

日本ですとトラックの後ろについている「倉庫?」の横っ腹は自社の広告にもなるので、工夫を凝らしたデザインのトラックが行き交っていると記憶しています。私は「トラック野郎」の世代ではありませんが、何かそんなイメージを連想します。

Img_2286 しかし、南米コロンビアのトラック事情は日本と大きく異なります。この画像を見て下さい。見事に「何も書いていない」このトラックはどこの会社のものか、そして何を運んでいるかさっぱり判りません。「身元不明」そう、それが重要なのです。これは「防犯」の為に、あえて車体に何も書かないのです。この「名無しトラック」は、かつて「アフガニスタンかコロンビアか」と言われたほど、世界でも最危険国として恐れられたこの国の国情の「名残(なごり)」です。

Img_2289 このトラックも車体には何も書いてありません。どうやらレストランから撤去されたドリンク用冷蔵ケースを搬入しています。このトラックもどこの所属か全く判りません。

昨今は国内の治安が劇的に改善されていますが、つい数年前までは反政府ゲリラが首都を含め国内全土に脅威を及ぼしていました。トラックの所属先や何を運んでいるかが分かってしまうと、トラックが襲撃や脅迫を受ける恐れがあった為、皆が皆「存在を分からなくする事」を始め、それがあらゆるトラックに波及した為にパッと見ただけではどこの会社のトラックか全く分からない、それが「最低限の防犯対策」だったのです。

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Img_2310左画像が市内のレストランへ到着したトラック、そして右画像が宅配専門ピザ店に到着したトラックです。こちらも例外なく「身元不明」です。各トラックには唯一"Transporte de Alimentos"(食品の輸送)とだけ書いてあるのが共通しています。

これらはかつての最危険国・コロンビアの「負の遺産」だと私は感じています。皆が反政府ゲリラや犯罪組織からの脅迫や襲撃を恐れて大っぴらに自社の宣伝をする事を避ける、これがついこの間までのこの国の現実でした。この画像を撮影した際も、近くにいた人は怪訝(けげん)な顔をして私の事を見ていました。撮影後に何らかの犯罪に使われるのではと疑ったのかもしれません。無理もありません。つい最近まで数十年もの間、コロンビア人は常に脅威に怯えていたのですから。

道路を走るトラックの横っ腹に堂々と自社の宣伝が出来るようになった、その時がこの国にとって真の平和が訪れた事の確信に至るような気がします。ちなみにこの国で常に一番身に危険が及ぶ「大統領」や「国防大臣」を乗せた車列が市内を走る際には、フル防弾車両にスモークガラスを施して車内が見えないようにしているだけではなく、BMWやランドクルーザーなどの"ナンバープレートがない""色が全く同じ""同一車種"を「3台」連ねてどの車に乗っているか全く分からないようにしています。その3台の前後を10台近い護衛車、更には大統領の車列の最後尾には「救急車」が付くので、これですぐに大統領の車列と分かります。それ程までに対テロ対策を講じているのはまだ続いています。

ちなみに、防弾・スモークガラスを施すには政府機関からの許可が必要なようですが、一番危ないのは「自分は重要人物」と思い込んでそれらを施す御仁で、その割には護衛車を付けずに「単独走行」するケースです。そのような「特殊車両の単独走行」は、犯罪組織から一番目を付けられ易い典型的な例です。トラック・一般車両共にそのような「細工」をせずとも自由に町を走れる、コロンビアがそんな「普通の国」になるのにはもう少々時間がかかりそうです。

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豚インフルエンザとは無関係の豚肉料理"Lechona"を喰らう

まず、本題とは全く無関係の話です。最近右目の視力が落ちたように思います。毎年日本で受けている「人間ドック」の際の視力検査では常に左右とも1,2から1.5をキープしているのですが、ある日右目で見ると視界がぼける事に気が付き、長時間パソコンの画面を見続けるのが苦痛になっています。以前から「老眼」の気配は感じていたのですが、左目と右目に視界差があるとストレスが溜まってしまい、その為ブログの更新頻度を落とします。自分では「まだまだ」と思っていますが、しかし着実に「老化」が始まっているのかもしれません。

さて本題です。ついに「フェーズ6」になってしまった新型インフルエンザ、コロンビアでもついに1名の死者を出しました。現時点でコロンビアでは日本のような集団感染はなく、全てが国外からウイルスを持ち込んだケースのようです。その為単独感染者がポツポツ増えてきているという現状です。そんな中、ニュースで「豚肉の消費が落ちている為、消費拡大キャンペーンを行った」と報じていました。

なにぃ、雑食・肉食人種のコロンビア人が「豚肉が怖い」だと!んなアホな pout

最初の呼び名が「豚インフルエンザ」だったとは言え、豚肉消費とインフルエンザは関係ないでしょう!という事で、不意に豚肉料理では有名な"Lechona"が食べたくなりました。

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他の南米諸国でこのLechonaが食されているのかは知りません。コロンビアでLechonaの「本場」と言えば間違いなく、トリマ(Tolima)県都・イバゲ(Ibague)が挙げられます。とは言え最近では首都ボゴタでこのLechona専門店を見かける事が多く、その数は"本場"をしのぐのではないかと思われます。Lechonaとは、子豚の丸焼きの腹の中に豚肉がたっぷり入った「混ぜご飯」が詰まっているものです。

20090511_img_0034 こちらが後ろ側の様子です。腹の中にたっぷりと「具」が詰まっています。間違いなく最初に中の具を作った後に外側の「皮」の部分に詰めるか、若しくは具を覆うのでしょう。画像右下に「ハサミ」が見えます。これはカリカリに焼いた皮の部分を切る為のものです。北京ダックの要領ですね。このLechona専門店ですが、この店はボゴタ市内北部にあります。北部で専門店を見つけるのは難しく、その殆どが「セントロ」と呼ばれる市内中心部にあります。

20090511_img_0089 そしてこちらがLechonaの画像です。右がLechonaです。これでもかというほど裂いた豚肉があり、必ず皮の部分が添えられます。コラーゲンたっぷりの豚の皮は素手で持つと脂がべったりと付きます。そして右下にある"Arepa(アレパ)"も付いてきます。以前にコメントした通り、とうもろこし粉を練って焼いた真っ白のこのタイプのArepaは無味でパサパサしており、私は苦手です。Lechonaは各店毎に味付けが微妙に異なるようです。カレー粉で味付けしたものもあるようで、この店では何かの豆を加えています。これが本場トリマ風なのかもしれません。

このLechonaですが豚肉独特の匂いが強烈で、日本人の方にとっては好みがはっきり分かれると思います。私は当初この「臭い混ぜご飯」が苦手でしたが、10年を超える在住でようやく「普通」にたべられるようになりました。そして料金ですが、これが意外と「割高」で、ほんの3・4口の量ですがこの店では一皿5,000コロンビアペソ(およそ250円)もします。子豚一頭分売り切ると結構な売上になるようです。

そして左に見えるのが"Envuelto(エンブエルト)"と呼ばれる、とうもろこしの粉を練って同じとうもろこしの皮で包んで蒸しただけの素朴な一品です。日本を含む在外コロンビア人には「懐かしい味」に映るかもしれません。この店のEnvueltoは「蒸しパン」のような食感でした。こちらも店によって味が異なるようです。この店のEnvueltoは蒸した時点でとうもろこしの皮の匂いが中身に移って「青臭い」匂いがありましたが、中身自体はとうもろこし粉を練っただけとは思えないしっとりとした食感でした。こちらは1個1,500コロンビアペソ(およそ75円)と妥当な値段でした。

という事で、私は豚肉を存分喰らいましたが今の所新型インフルエンザに感染した兆候は感じられません。皆さんもコロンビアへ来訪された折にはこの脂ギトギト、豚肉独特の匂いがたっぷりのLechonaをお試し下さい。

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コロンビア大統領府からの素敵な贈り物

と言っても、私がコロンビア大統領府から頂いた訳でありません。続きは以下に。。。

世界各国の元首の為に使われる「大統領官邸」などに別称をつけている国があります。有名なところでは"アメリカ"の「ホワイトハウス」や韓国の「青瓦台」などがとっさに浮かびます。そしてコロンビアでは"Casa de Narin~o"(ナリーニョの家)の名を冠しています。大統領が記者会見を行う場面では、ホワイトハウスそっくりのCasa de Narin~oの名前とロゴが必ず背景にあります。

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このCasa de Narin~oは当然の事ながら我々一般人が気軽に立ち入れるような場所ではなく、平民・貧乏人の私は12年のコロンビア生活の中で未だにこの中へ立ち入った事がありません。その一方で、これは意外でしたが幼稚園・小学校などの「社会科見学」の為に事前申込制で内部の見学ツアーを行っている事を知りました。更には、来館記念に画像の冊子を用意しているのです。これを見てオヤジ世代の私はとっさに思いました。

           キャー lovely かわいーっ! なんて素敵な贈り物でしょう!

これ、はっきり言って素敵過ぎ!コロンビア大統領府は何て粋な計らいをしてくれているのでしょう。

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冊子を開けば、Casa de Narin~oの歴史からコロンビア独立の英雄に関する記述、国歌や国旗・国鳥・国花の由来、官邸内部の紹介など実に多彩な内容となっています。これは小さなお子さんにとっては絵がとても可愛く、大人にとってはとても参考になる記述が実に多い「専門書」に匹敵する程の内容の濃さです。素晴らしすぎる・・・

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冊子の中では官邸内部の要所をスケッチ風に描いています。大人の私が見てもそこにいるような素晴らしいタッチです。加えて一ページを割いて大統領から子供達へのメッセージも添えられています。この大統領のメッセージに至るまで実に37ページにも及ぶ「子供向け」の記念冊子の中身を見て、あまりの素晴らしさに驚愕しました。

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冊子の中には来館記念に子供達の名前と来館日を記載してくれるページがあります。こちらの画像です。これは子供達が物心付く年頃になって初めて「一生の思い出」と悟るのではないでしょうか。再びコメントしますが、コロンビア大統領府のとても粋な計らいです。大人の私には間違ってもこんな計らいはしてくれないでしょうが coldsweats01 将来を担う子供達に国費をかけてこのような素敵な冊子を贈る・・・全く何の異論もありません。とても素晴らしい事です。

ちなみに最終ページには大統領官邸の見学に関する概要が記載されています。FAX(560-4623)若しくはE-MAILで事前に全見学者名と身分証明書番号、申請団体名と連絡先などを記載し申請する必要があります。E-MAILアドレスはここに書いてしまうと大統領府に迷惑をかける可能性がありますので、お知りになりたい方は別途私宛にメールでお問い合わせ下さい。見学申込可能人数は20名以下。月~金曜日は9:00AM,10:00AMと2:00PM,3:00PM,4:00PM。そして土~日曜日は2:00PM,3:00PM,4:00PMにツアーを行い、所要時間およそ一時間との事です。「大人の見学」を受け付けているかは分かりません。ちなみに電話による問い合わせは不可能なようです。

という事での「コロンビア大統領府からの(子供達への)素敵な贈り物」というタイトルでした。冊子のページについて「無断転載を禁ず」という記述が見当たらないので画像を添付しますが、今後問題があると分かった場合には削除します。

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在コロンビア外交団夫人による「食のバザー」

毎年五月末に首都ボゴタのホテルにおいて「世界を巡る食の旅(外交団夫人による食のバザー)」が開催され、今年も行ってきました。この食のバザーでは各国のオリジナル料理を少しずつ僅かな値段で食べられるので、いつも楽しみにしています。Img_2187 Img_2186

やはりアジア系の料理に関心が行ってしまう私が、まず最初に足を運んだこちらは「中国大使館」です。チャーハン・肉饅頭・えび煎餅など毎年お馴染みの品が今年も並んでいました。中国大使館のチャーハン(一皿2,000ペソ・およそ90円)がいつも美味しいので、今年も二皿分まとめ買いしました。肉饅頭(3個入りで2,000ペソ)に至っては、計9個も「買いだめ」してしまいました。えび煎餅(一袋1,000ペソ・およそ45円)もなかなかのボリュームでした。この量と味でこの値段、中国大使館は「三重○」です。

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こちらは「インドネシア大使館」です。インドネシア大使館は毎年「ナシゴレン(インドネシア風焼飯)」と「ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)」がとても美味しいので楽しみにしていたのですが今年はその姿が見当たらず、代わりに「揚げ豆腐」を買い求めました。今年のインドネシア大使館からの出品は例年より品数がとても多く、何を買おうか迷ったほどです。ボゴタ市内にはインドネシア料理店がないので、全て「館員夫人の手作り」です。インドネシア大使館も○印の美味しさでした。

Img_1532中国・インドネシアを一気に「旅」した後、日本人学校の生徒さんによる「和太鼓」の演奏がありました。バザー開始早々に行われたこの和太鼓演奏ですが、聞いてビックリ、見てビックリ!とても質の高いものでした。我々が小さい時は発表前に夕暮れまで練習を重ねたという経験を皆お持ちの筈で、校内でずっと練習を重ねた賜物(たまもの)でしょう。「日本の旅」とても良かったです。《画像につきまして、筆者の不手際により当初お子様方の姿をアップしてしまいました。関係の皆様、大変失礼致しました。太鼓の画像のみ投稿させて頂きます》

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Img_2206そしてこちらは「韓国大使館」です。韓国からの出展は久しぶりでした。チマチョゴリ(?)姿の女性がひと際目立ち、館員夫人手巻きの「韓国風巻き寿司」その他、韓国の家庭料理を販売していました。他にもお馴染みの「キムチ」「カクテキ」などが並んであり、おふくろの味的なキムチを買い求めたのは言うまでもありません。更には右画像にあるスペイン語による「韓国案内冊子」まで配っていました。今年の韓国大使館は気合が入っていました。韓国人のお客さんの姿もちらほら見られ、今年の「韓国・食の旅」は「当たり年」でした。

この他にはロシア大使館の「サーモンの薄切り」(一切れ2,000ペソ)を食べ、つまみ食い・世界の旅を堪能しました。ちなみに「日本」は市内の日本料理店に全面委託されたようで「寿司」や「おにぎり」「焼き鳥」の名前が見られました。私はあいにくチャーハン・肉饅頭・揚げ豆腐・えび煎餅・サーモンを食べた時点で既にお腹が一杯で、日本食はパスしました。どうしても普段食べられない品を優先したかったので・・・

そしていつも家に帰ってから気が付くのですが、「世界食の旅」でありながら私はいつも「アジア料理」ばかり食べています。お恥ずかしい話で・・・しかしながらフランス料理その他、館員夫人手作りの品々はあまりにも数が多くて目移りする程です。世界各国のオリジナル料理を「ちょっとずつ"手頃な価格"で食べる」機会は一年のうちにこの日しかないので、来年も楽しみにしています。

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