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コロンビア・ボゴタでの母の日

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今年もやって来ました「母の日」この日はまるで狂想曲の如く、贈り物の花が飛ぶように売れ、レストランは場末の不味い所でさえ客で賑わいます。つまり「一家の主」である母親を最大限もてなそうと、どこの家でも工夫を凝らします。父の日が可哀想なほどです。

道端ではコロンビアが世界に誇る特産の切花がいつも以上に映えるのが母の日直前の光景です。バラやカトレア、ひまわりその他数多くの花を埋め込んだ盛花が道端を飾り、それは男の私から見ても美しい光景です。

ただ、今年の母の日はやはり「経済危機」の影響がはっきりと表れています。例年・特にアメリカの景気が良かった時には実はボゴタ市内では売り物のバラの花が殆どなく、当地ではあまり人気がない「カーネーション」ばかり並んでいました。普通「母の日」と言えば定番はカーネーションですが、当地ではあくまでも「バラ」が主体です。首都ボゴタについて言えば、母の日にバラの花束を抱える人はいくらでも見かけますが、カーネーションの花束を抱えた人を見た事は全く記憶にありません。さすが世界トップクラスの切花生産量を誇るコロンビアならではの事情です。ちなみにバラは首都ボゴタ郊外の大高原地帯が生産地のメッカです。

それが今年はボゴタ市内で見られる花々の大半が、本来輸出に回る筈だったであろうバラが多いのです。統計でも明らかですが、経済危機以降アメリカ向けの切花輸出が激減している影響がはっきりと出ています。

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こちらの道端で売られていたピンクのバラの花束で全24本あります。値段を聞いた所、最後は「投売り」状態で「15,000ペソで持って行ってよ」と、向こうから値下げを打診して来ました。15,000ペソと言えば日本円でおよそ"670円"程度です。24本ありますから1本あたりたったの"28円"!それでも普段の日に比べると「母の日プライス」で多少高いですが、昨年まででしたら母の日という書き入れ時に値下げをしてくる事自体有り得ませんでしたので、やはり不景気の影響が色濃く出ています。

それにしても、母の日に贈るバラが1本あたりたったの30円以下!日本ではあり得ない金額でしょう coldsweats01 バラでさえこの金額なのですから、母の日に当地でバラが贈られカーネーションの姿を殆ど見かけない訳がよーくお分かり頂ける筈です。

とはいえ、カーネーションの世界最大の生産地は当地コロンビアです!詳しい数字は分かりませんが、推測するに生産量全体の90%以上、ほぼ全量に近い本数は国外に輸出されていると思われます。そう思える程、少なくとも首都ボゴタで日頃からカーネーションを見かける事は殆どありません。ごく僅かです。

そんな母の日に見かける美しい花々は、目の保養にもなりますね。各画像をクリックすると拡大します。どうぞ「コロンビア産の美しい花々」をご覧下さい。

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