南米コロンビアのちょっと変わったお土産
これからコロンビアへの御旅行を検討されている方々へ、実にくだらないかもしれない「南米コロンビアでの変わったお土産」をご紹介します。コロンビア特産の"コーヒー豆"や"エメラルド"に全く興味がないという方にはうってつけかもしれません
こちらの白っぽい塊(かたまり)。そう、「岩」です。しかしただの岩ではありません。白っぽく見えるのは実は「塩」です。そう、これは「岩塩の塊」です。シパキラにある有名な塩の教会(Catedral de sal)では今年に入って新たに"Ruta de Minero(鉱夫の道のり)"という場所がオープンしました。ここは通常の見学ルートとは異なる場所で、立ち入るにはヘッドライト付のヘルメットと分厚い手袋を着用させられます。この「裏ルート」では面白い仕掛けがあってそれは来てのお楽しみですが、上手くすればお土産に画像のような岩塩のかたまりを持って帰る事が出来ます。ちなみにこの塩、何と!「一億年」前の地層から掘り出したものです。舐めてみれば本当にしょっぱいのですが、これは言い換えれば「塩の化石」です。
こちらは当地で"Arequipe(アレキペ)"と呼ばれているものです。場所によっては"Dulce de leche"とも言います。今回アメリカから来訪されたご夫妻のうち、奥様がこのArequipeを「お土産」に持って帰られました。アレキペ自体はコロンビア以外のラテンアメリカ各国でも生産されており、簡単に手に入るものです。まるで「溶けたキャラメル」のようなねっとりとした形と相当甘い味です。奥様曰く、ケーキ(?)を作る際に砂糖ではなくアレキペを加えると味が良くなるのだそうです。実はこのアレキペをお土産にされた方・特に御婦人方がかつて何人もいらして、その度にスーパーで調達しています。これぞ「変わったコロンビア土産」です。
こちらは"Palomitas"という名のスナック菓子です。一見すると何でもない普通のお菓子ですが、実はこれ「キャラメルコーン」そのものの味です。市内のスーパーで容易に手に入り、一袋50円前後です。私はこのPalomitasを口にする度「○鳩、キャラメルコーン♪」とつぶやいてしまいます。こちらは「くだらないコロンビア土産版」ですが、話の種には良いかも。
こちらは"Yuca Chips"です。袋に見られる「Yuca(キャッサバ)芋」をスライスしたスナック菓子で一袋120円前後です。Yuca芋自体はコロンビア料理によく使われており、煮込んだり揚げたりして食されます。これはスライスしたものですがポテトチップスとは異なる素朴な食感で、パリパリというよりはボリボリとした固い歯応えです。塩味風で酒のつまみに適しています。日本でこのYuca芋を使ったスナック菓子はまず見当たらないと思いますので、輸出したらもしかするとウケるかもしれません。こちらは「面白いコロンビア土産」でしょう。
こちらはいわゆるクラッカーですが、使用しているのが先日"Arepa de chocolo"でご案内した「スイートコーン」です。一口食べるとコーンの風味が口一杯に広がり、ちょっと甘めのクラッカーです。クラッカーの中では少々異質な味で、私は気に入っています。コーンの香りが強いこのクラッカーも、日本では目にしないのでは?面白い味ですよ。こちらは「面白い」のか「くだらない」のか?
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