« カルタヘナのクルーズ景気と現地ガイド・通訳の必要性 | トップページ | カルタヘナでは本当に日本人ガイドが必要になる! »

カルタヘナでの食事あれこれ

Img_1624今回久しぶりにカルタヘナを訪問して驚いた事の一つが、旧市街地区やビーチ地区にオシャレなレストランやカフェが軒を連ねていた事です。旧市街地区で「ハードロックカフェ」を見つけた時にはビックリしました。私は別にハードロックカフェ自体に興味ありませんが、これはつまり名実共に「国際都市の仲間入り」をしたという事でしょうかね。その他にも現在「コロンビアのスタバ」的に増殖中の"Juan Valdez Cafe"も旧市街で一軒、ビーチ地区でも一軒見かけました。

その他にも旧市街地区には様々なレストランが軒を連ねていたのが目新しい発見でした。数年前までの旧市街地区と言えば、一部建物が崩落していて寂れた感がありました。それが昨今のクルーズ船とバブルの二重景気に乗った形で随分変わりました。味の程度は分かりませんが、オシャレなレストランが増殖する一方で、私が気に入っていた"Sofitel Santa Clara Hotel"内にあったイタリアレストランが"SPA"に変わっていたり、海を見ながら食事が楽しめた要塞の外にあったシーフードレストランが廃業していたりと、時代の流れもまた感じました。

Img_1914

こちらはロブスターで有名な"LA LANGOSTA"です。この店はまだ健在でした。前回仕事でカルタヘナに一週間滞在した際には、日本から来訪された複数のグループおよそ40人を入れ替わり立ち替わりこの店に案内したのが思い出されました。昼に来て、夜は別のグループの為に来て、それを聞きつけた別のグループを案内する羽目になり、店員から「えっ、また来たのかい!」と言われて「もう、ロブスターは食えねぇ」と音を上げたのも昔の話です。

Img_1906

LA LANGOSTA(ロブスター)の名前通り、この店では何を置いても画像のロブスターが一押しです。店の壁には各界の著名人がこの店を訪問した際の写真がズラッと掲げられています。ちなみに画像は"700g級"です。注文の際に最低700gから最大"1kg"までの重さで注文するスタイルです。価格は2009年2月現在でグラムあたり80コロンビアペソ(およそ3.2円前後)でした。つまり1kgで3,200円前後です。

Img_1907

前回散々食べまくった際には、全て一行が支払った為、「とにかくでっかいやつを」と店員に注文していました。1kg級となるとそれはバカでかく、皆さん口々に「こりゃスゴイ!」と驚いていました。当時の店員も変わる事なく、私の顔を見て「ああっ、覚えているよ。久しぶりだねぇ」と、話が弾みました。今回は自腹だった為さすがに1kgは注文できませんでしたが、彼らは私が当時注文する度に「くどいソースは抜いて素焼きのまま出して!」と言っていたのを覚えていました。この店のロブスターは、さすが専門店だけあって他の店よりも安く食べられますよ。

Img_1953 そしてこちらが"Club de Pesca"(釣りクラブ)という、昔も今もカルタヘナを代表するレストランでの一皿です。これは17日間のコロンビア新婚旅行を終えたご夫妻を招いて夕食を共にした際の一コマです。これに甘いココナッツライスが付いてきます。Club de Pescaはヨットハーバーに面した高級レストランです。海辺にあるこのレストランは昼夜を問わず周囲の景色がそれは素晴らしい場所です。

前回はやはりグループ一行をご案内しましたが、当時と明らかに異なっていたのが「客の入り」でした。前回来店時には空席がかなりありましたが、今回は予約なしで行った所「辛うじて」席が空いていた程でした。まだまだカルタヘナの好景気は続いているのだと感じた一時でした。

|

« カルタヘナのクルーズ景気と現地ガイド・通訳の必要性 | トップページ | カルタヘナでは本当に日本人ガイドが必要になる! »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事