再び生まれ変わった"金博物館"Museo de Oro
日曜日の一時、セントロ地区にある「金博物館」へ行ってきました。この金博物館は昨年の大半を大改修工事に充てた為、再オープンしたのがようやく9月に入ってからでした。その間、国宝の一部を日本へ貸し出した時期もありました。日本でコロンビアの黄金細工をご覧になられた方もいらっしゃる事でしょう。私自身、公開が再開されてから初めて金博物館を訪れました。どのように変わったのかちょっと楽しみでした。
日曜日は嬉しい事に「入場無料」の日です。取材したこの日は多くの来場者で賑わっていました。結果としては博物館全体の面積が昔に比して「二倍」に増床されていました。エントランス部分が元々の場所に戻っており、数年前までの場所がそのまま再開され、それに奥の部分が追加されたというスタイルです。随分広くなりました。画像に見える石像は、国内南部にある世界遺産"サン・アグスティン"遺跡にあるもののレプリカです。
大改修工事に伴い一時姿を消した三階展示室入口の「大金庫扉」も復活していました。この扉、厚さがおよそ50cmはあろうかという分厚いものです。さすが国内の国宝級の金細工を集めているだけあります。昔はこの奥の一角に大小様々な金細工がごちゃごちゃと、且つびっしりと展示されていましたが、数年の歳月をかけた今回の大増床によりすっきりとした感じです。気のせいか金細工の展示数自体も以前より減ったように思います。展示室内部の様子は"YouTube"の方でもアップしました。ご覧下さい。
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