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2009年2月

カルタヘナへ行ってきました

Img_1777 2月21~23日の日程で港町・カルタヘナへ行ってきました。目的は取材及び現地視察です。前回仕事で現地に滞在して以来、およそ2年以上ご無沙汰していた間、カルタヘナは大分変わっていました。いわゆる「クルーズ船景気」に沸いている影響が町のあちこちに見られました。

旧市街地区には何と!「ハードロックカフェ」があり、以前までは公共バスが我が物顔で走っていた「時計門」前の通りはバスの通行が一切禁止されており、しかも要塞がぐるっと取り囲んでいる旧市街・世界遺産地区に至っては、市の条例によりカルタヘナ港にクルーズ船が接岸して乗客が市内観光をする間、一般車はおろかタクシーまでもが通行禁止となり、完全にクルーズ客を乗せたツアーバス優先という事になっていました。

Castillo_san_felipe02画像は「サンフェリペ城塞」です。今回のカルタヘナ訪問リポートは、別途このブログ及びホームページで詳しくご案内したいと思います。今回の旅の中では、17日間のコロンビア新婚旅行のメイン・「バランキージャのカーニバル」見学を終えて再びカルタヘナへ戻られたご夫妻と再会した後、夕食を共にして翌日は空港でお見送り出来た事も嬉しかったです。

また、行動を共にする事はありませんでしたが、同時期に日本から旅行業界関係者の視察旅行である"FAM TRIP"(Familiarization Trip)のメンバー7名様がコロンビア政府の招待でカルタヘナを視察されました。この7名様が所属している会社のうち6社は既に直接・間接的にお付き合いがある所で、視察後の感想を伺った所、カルタヘナの「ブティックホテル」をとても気に入られていました。

Img_1763 カルタヘナ・旧市街地区にある"ブティックホテル"は既存の古い建物を大改造してホテルにしたもので、多くは数室から多くでも20室程度のこじんまりしたものです。前回訪問の折にはこのブティックホテルは殆どなかったので、昨年あたりがピークだった「バブル」に乗じて台頭したものと思われます。料金は1泊100ドル相当額から、中には数百ドルするものもありました。これらブティックホテルを見て回ったのは今回の視察旅行の「収穫」の一つでした。

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再び生まれ変わった"金博物館"Museo de Oro

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日曜日の一時、セントロ地区にある「金博物館」へ行ってきました。この金博物館は昨年の大半を大改修工事に充てた為、再オープンしたのがようやく9月に入ってからでした。その間、国宝の一部を日本へ貸し出した時期もありました。日本でコロンビアの黄金細工をご覧になられた方もいらっしゃる事でしょう。私自身、公開が再開されてから初めて金博物館を訪れました。どのように変わったのかちょっと楽しみでした。

Img_1558 日曜日は嬉しい事に「入場無料」の日です。取材したこの日は多くの来場者で賑わっていました。結果としては博物館全体の面積が昔に比して「二倍」に増床されていました。エントランス部分が元々の場所に戻っており、数年前までの場所がそのまま再開され、それに奥の部分が追加されたというスタイルです。随分広くなりました。画像に見える石像は、国内南部にある世界遺産"サン・アグスティン"遺跡にあるもののレプリカです。

Img_1567大改修工事に伴い一時姿を消した三階展示室入口の「大金庫扉」も復活していました。この扉、厚さがおよそ50cmはあろうかという分厚いものです。さすが国内の国宝級の金細工を集めているだけあります。昔はこの奥の一角に大小様々な金細工がごちゃごちゃと、且つびっしりと展示されていましたが、数年の歳月をかけた今回の大増床によりすっきりとした感じです。気のせいか金細工の展示数自体も以前より減ったように思います。展示室内部の様子は"YouTube"の方でもアップしました。ご覧下さい。

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