クンディナマルカ県・シパキラ"小さな旅"
首都ボゴタからおよそ50kmほどの場所にある町・シパキラへ「小さな旅」をしてきました。移動手段は例によって「路線バス」首都ボゴタの北部にある"Portal Norte"ステーションの発着でした。高原地帯にある首都ボゴタを離れると、郊外の景色は本当に素晴らしいものです。あえて路線バスを利用する事で「旅気分」が高まります。バス料金も片道100円ちょっとと、とても安いのが魅力です。勿論、治安的には何ら問題ない事は確かです。シパキラの町の様子は当方のホームページ及びYouTubeにて公開しています。
http://homepage3.nifty.com/cafetero/number168.html (ホームページ)
http://www.youtube.com/watch?v=T7oWOy4cmYE&feature=channel_page (YouTube)
シパキラと言えば世界的に有名な「塩の教会」の存在があります。この町を訪れる観光客の90%以上はこの岩塩坑道を見学した後にさっさと離れてしまいますが、コロニアル様式の建物が残る旧市街地にも魅力があり、私は小さなこの町並みがとても気に入っています。いつ訪れても時が止まったような不思議な感覚を覚えます。そこには喧騒やテロなどとは無縁の世界があります。日本からのお客様を案内する際には、当地滞在中の極めて限られた時間を活用する為に、この素晴らしい旧市街地区の散策時間を削らなければならないのが常で、自分ではとても残念に思います。
こちらは当地では有名なフォトショップ"FOTO JAPON"の店舗2階にあるテラスに設置された"招き猫"です。自分で言うのもなんですが、「ナイス!」な1コマだと思いませんか!!私はプロのカメラマンではありませんが、褒めていただけると嬉しいです この画像もテラスが重厚な木製だからこそ映えていると思っています。
シパキラの旧市街地区は、数多くの歴史的建築物がある他はごく普通の小さな町で、生活の匂いが漂う所です。それでも大都会からの「小さな旅」の場所としてはこの上ない素晴らしい町です。皆さんも是非ともこの古い町並みを「散策」して下さい。
私は普段「旅を商品」にして生活の糧を得ていますが、いざ自分が「旅人」という立場になってみると、普段目にしている光景とは異なる場所へ行く「旅行」という出来事は本当に楽しいものだと思います。今後もその感覚を忘れずに旅行業という商売を続けていきたいものです。
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