焼き物の町・Boyaca県Raquira(ラキラ)
正月気分真っ只中の2日に日帰りの「小旅行」をしてきました。場所は首都ボゴタの北およそ150kmほどにある小さな町"Raquira(ラキラ)"です。ここラキラは素焼き製品(セラミック)の生産で有名な町です。我が家のベランダにある観葉植物の鉢もラキラ製ですし、普段小銭を貯めている「ブタの貯金箱」も多分ラキラ産でしょう。この町を散策した様子を当方のホームページ上で紹介しています。
ラキラの町自体はとても小さいのですが、町の中心部のほんの少しの一角で実に多くの素焼き製品を見る事が出来ます。それらは色付けしていない土の色そのままの実用品から塗装を施した大小さまざまな民芸品まで多種に及びます。
この画像はホームページ上でもアップしているものです。ラキラの町の中心部にあるおよそ20軒の民芸品店の中でも一番ド派手な外観です。軒下に吊り下がっているのはやはりセラミック製の「風鈴」です。すごい数ですね。民芸品好きにはたまらない1コマではないでしょうか。町を貫くおよそ300m程のメインストリート沿いにこれらのド派手な外観を施した民芸品店が軒を連ねています。今回の小旅行の目的は、日本人の観光客向けの「オプショナルツアー先」として選定・推薦すべく視察したものです。例え民芸品を買わずとも、この小さなラキラの町そのものが被写体としては最高の場所だと自信を持ってお勧めします。勿論気に入ったものがあれば購入して下さい。セラミック製品ですので割れ易いのが難ですが、それでも小さなものは手の平に収まる位の大きさですし、価格も1個100円前後からいくらでもあります。
店内に入ると大小様々な素焼き製品が目に飛び込んできます。形も様々大きさも様々で素朴な物ばかりです。これらは決して高価な物ではありませんが、旅の土産としてはとてもリーズナブルで手頃ではないかと思います。一方で皿や観葉植物用の大きな鉢などの実用品もあり、こちらは一般消費者から業者の大量仕入にも対応できる品揃えです。
首都ボゴタから日帰りで観光できるラキラの町を、今後「南米コロンビアの観光地」の一つとしてツアーに組み込むつもりです。それに十分値する町並みでした。
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