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これもコロンビア料理?Boyaca地方の朝食"Changua"

先日ボヤカ県を日帰り旅行した際の事です。早朝5時過ぎにボゴタを発つビジャ・デ・レイバ経由ラキラ行きの車内で、実は「車窓を見ながらおにぎりを頬張る」事を楽しみにしていました。地形に富んだ車窓を眺めながら、およそ3時間程の長旅です。おにぎりにお茶・・・何とも「日本的」ですが、前夜から密かな楽しみにしていたのです。

にもかかわらず、この日の車内は何と「満席」しかも隣に座った女性はバスが発車するや上着を掛け布団代わりにして速攻で「熟睡」車内はシーンと静まり返り、皆が皆寝ているではありませんか。"あの"「人に迷惑を掛けている事の自覚がない」コロンビア人が、何と声も発さずしかも誰も食べ物も口にせずに寝ている・・・不思議な世界に飛び込んでしまいました。従って私一人がおにぎりを頬張る訳にも行かず。。。

20090103_img_1068 そんな事で朝食はお預けのまま、9時前にラキラ入りしました。しかし「腹が減っては旅行が出来ぬ」という事で到着後速攻でおにぎりを頬張り、その場で目に入ったのが"Restaurante Cazuelas Boyacenses"の看板でした。看板の文字もまた現地特産の素焼きセラミック製のようです。ここはすなわち「ボヤカ料理レストラン」という事のようでした。とはいえ"コロンビア料理"ですから大して期待はしなかったので「トースト・目玉焼きにコーヒーでも」と決め込んで入ってみました。

20090102_img_1064 店内に入ってさあ朝飯を・・・と思った所、店員から「"Changua"はいかがですか」と勧められたので、「ああ・・・Changuaか、Boyacaらしい朝食だな」と思い、迷わず頼んでみました。そして出てきたのがこの画像です。これが首都ボゴタを擁するクンディナマルカ県及びここボヤカ県の伝統的な朝食・Changuaです。

このChanguaは上記2県のような3,000m前後の標高下にあって、明け方は吐く息が真っ白になる程寒い土地の伝統"料理"です。料理といっても作り方は極めてシンプルです。牛乳を沸騰させてそこに生卵を落としてシラントロ(コリアンダー)を散らす、基本はただそれだけです。寒い明け方には体が温まるのでしょう。何しろ県都・トゥンハなどが典型的で早朝のボヤカ県は心底寒く、街道沿いでは厚手の「ポンチョ」を肩からかぶった人をいくらでも見かけるほどです。そんな寒い土地でこそ好まれるのがChanguaです。カリ・メデジンや海岸地方などの暑い土地ではChanguaは全く食されません。

ちなみにこのレストランではChanguaにクニャクニャとした白い「田舎チーズ」(Queso Campesino)ととうもろこし粉から作った丸い形の"Arepa Boyacense"が入っていました。Arepa Boyacenseはせんべいほどの大きさで食感はビスケットよりも柔らかく「ボソボソ」しており、私は実はあまり好きではありません。牛乳たっぷりのChanguaとチーズやら半熟卵やらが"どんぶり"一杯入っているのですからすごいボリュームで、6,000コロンビアペソ(およそ260円)程でした。カロリー高いだろうなぁ。。。

私が企画しているこのラキラとビジャ・デ・レイバを組み合わせたツアーはホテルのレストランが開く前・6時頃に出発するので、乳製品アレルギーがないお客様には「コロンビア風の朝食」としてお勧めしてみようかと思います。とはいえ決して「旨い!」と唸らせるような代物ではありませんが。

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