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2008年11月

今度は日本からコロンビアへの郵便物の話

単なる偶然ですが、今回は「日本からコロンビア」への郵便物(小包)の話です。昨今航空機利用の際に預けられる荷物の無料受託重量が減ってきています。こちらは何しろ年に1回しか日本へ帰る機会がない為、1個当たり50ポンド(およそ23kg)X2=46kgという重量では多くの荷物をコロンビアへ持ち帰る事が出来ません。そこで今回は郵便局から"SAL"を使って別送の形で発送する事にしました。SAL料金は9kgで15,600円でした。

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そして日本から発送の7日後、段ボール箱はコロンビアへ到着したようです。以前に比べると随分早くなった気がします。そう言えば郵便当局の名前も以前は"Correos de Colombia"だったのが、いつの間にか名前が変わっており、"4>>>72"になっています。実質破綻して運営が変わったのでしょう。

そして私の自宅に届いたのが実はダンボールではなく二枚綴りの「書類」でした。要は「関税を払ったら現物を届けてやる」という通知書です。実はこれは以前経験済みで、日本からテキスト本とDVDが届いたのですが、日本の業者が何を血迷ったのか"内容物の価格"をおよそ「US$800」と記載した為、それに対して高額の関税が通告されて売り物にもならないこの2つを引き取る為に相当額の費用を払わされた事がありました。

20081128_img_0977今回日本から送った内容物の殆どは「食料品」だった事もあり、果たして無事に届けてくれるか不安でしたが、内容物の金額を"US$50"と記載した所、やはりその通りの金額に対して関税と消費税(I.V.A)をかけてきました。それが画像の計算書です。それによると内容物の重さなどは全く関係なく、内容物の価格に何がしかの上乗せがあって課税対象額は"US$58.45"となっています。それに対して「関税」が10%「消費税」が16%の合わせて26%が課税されており、総額は37,792コロンビアペソ(およそ1,650円)と算定されています。これを指定銀行に払い込むか、首都ボゴタでしたら空港近くにある取りまとめ局で納付する必要があります。ちなみにこの事例ですと、12/11以降に支払いとなる場合は"15%"の「延滞金」が更に追加されるようでしたが、私はそれ以前にさっさと払い込みました。

指定銀行で払い込んだ後には、書面に記載されている顧客サービスセンターに電話をすると、翌日以降自宅・若しくは勤務先等指定の場所へ現物を届けてくれる仕組みです。

20081128_img_0976 日本から発送する際に郵便局のホームページでチェックしたところ、"お茶"や"加工食料品"は「禁制品」などと書いてあり、それじゃ何も送れないよなぁと思いつつ、駄目なら仕方ないという気持ちで到着を待ちましたが、実際に届いた段ボール箱は開封された様子が全くありませんでした。二番目の画像にある食品類は私が半分抜き取ったので少ないように見えますが、実際には箱一杯に詰まっており、内容物が全く検閲されていなかった訳ですから、内容物が何であっても特に問題なさそうでした。

しかし・・・コロンビアの郵便事情は"送っても高い""受け取るにも金がかかる"唖然呆然。。。まあ、荷抜きや行方不明に遭わなければ御の字と割り切るしかないのでしょう。そうそう、日本からこれら食料品その他を郵便局からSAL便等の手段で送る場合には、内容物の金額の記載には気をつけて下さいね。コロンビア側で受け取る方も記載金額のおよそ26%を払う必要がありますから。

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高い!コロンビアから日本への郵便料金

先日滞在されたお客様から「絵葉書を"50枚"買いたい」とのお申し出がありました。枚数にも驚きましたが、それ以前にコロンビアから日本への郵便料金が高い事を知っていたので「あの・・・郵便料金が一枚およそ3ドル近くかかるのですが・・・」と説明するや"えーっ!"という反応があり、一旦は諦めたのですが、やはり「物書き」という職業柄書かないと気が済まないのか、結局最終日に絵葉書を調達する事に。。。

さて、民芸店市場に入るなり「葉書50枚ちょうだい」と言った所、店主が驚いたのは言うまでもありません。自分の店にある分では足りないので近所から取り寄せましたが、先方は絵葉書のデザインを見るまでもなく「はい、これ全部」という事で総計48枚、金額にして86,000コロンビアペソ(2008年11月現在およそ3900円)のお買物でした。民芸品店で民芸品を買わずに葉書だけを48枚も買った客など、店を開いて以来初めてじゃなかったのかなぁ・・・

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そして先方から絵葉書48枚の郵便料金に相当する金額を預かり、切手を買うべく郵便局へ出向きました。係員に「葉書を日本まで送る料金はいくら?」と聞いた所"予想通り"「5,600ペソ(およそ255円程度)」との事。念の為に料金表をもらったらやはりその通りでした。それが画像の表です。"America"(アメリカ大陸の意、但しアメリカ・カナダは除く)がちょっと安くて、あとは世界中どこでも5,600コロンビアペソと書いてあります。しかし私が驚いたのはたった葉書一枚を送るだけで255円もかかるという高さの他に、ご覧の通り重さが20gを超えると途端に料金が「三倍以上!」にもなるのです。ちょっと重いグリーティングカードなどを送ろうものなら、料金が17,700ペソ(およそ800円)ですよ!嘘だろう・・・

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葉書一枚の郵便料金がおよそ255円・・・あまりにも高いとはいえ、既に先方からその分のお金は預かっているのでネコババするような真似はできませんから、1シート12枚綴りの切手を4シート・総計48枚ちゃんと買いましたよ!金額はしめて"268,800コロンビアペソ"日本円で12,240円!郵便局員の驚いた顔を見逃しませんでした。。。これって絵葉書の三倍のコストですよ!高いよなぁ・・・コロンビアの郵便料金。調べた所、日本から国外への葉書の送付料金は「世界中どこでも」"たったの"「70円均一」ですよ!

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購入した切手は一旦家に持ち帰って「記念」に撮影してみました。"お預かりしたお金でちゃんと切手は買いましたからね!○○さん"1シート12枚綴りで4シート見えますでしょう。隣にある絵葉書は全て並べられず、半数の24枚のみ広げてみました。およそ4,000円分の絵葉書に12,000円分の切手・・・今後このような体験は二度とないでしょうから。。。

皆さん、どう思います?葉書一枚を日本へ送るのに250円以上もかかるとは・・・「旅の記念」にしてはあまりにもすごい出費だと思うんですが・・・しかも、私は先方に「切手はちゃんと買いますけど、無事に着くかどうかは保証できませんから」と、念押しした位です。それはそうです。ここは"コロンビア"ですから。私はちゃんと投函しますけど、その先の事は・・・「コロンビア人の良心」に任せる他ありません。

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謎の無料新聞aDn

20081123_img_0965_2最近、朝の巷(ボゴタ)でちょっと変わった光景と言えばこの"aDn"(英語ではDNA)を配っているものです。最初は短期の「タウン情報紙」かと思って無視し続けていたのですが、「無料」にも関わらずっと配り続けているのでよく見た所、新聞でした。

試食品・試供品から政府援助までとにかく「タダ」には目がないコロンビア国民ですから、新聞が無料とあれば手を出さない筈がありません。私も昨今の"DMG(変則的なネズミ講組織)"の話題が気になっているので、ついに無料新聞aDnに手を出しました。左のトップ紙面はついにDMGが投資者へ返金できなくなった事を報じ、右画像はDMGの創始者が警察に逮捕・護送されている光景です。

DMG問題は最近の国内ニュースで断トツの話題です。いろいろと話を聞くと、このDMGはいわゆる他のネズミ講組織とはちょっと異なるようです。DMGという組織はどうやら国内最南部のプトゥマヨ(Putymayo)県でおよそ10年前に発足したらしく、当時経済基盤が全くない現地で唯一の「産業」だったのが「コカイン製造・流通」の拠点としてでした。つまりこのDMGはプトゥマヨを拠点とした"麻薬資金洗浄"目的のダミー組織です。その為当初から豊富な資金を使って二重帳簿や投資会員に様々な特典を施していたのが他の詐欺的ネズミ講と異なっていたようです。

20081124_img_0966_2で、実際にこのaDnの紙面を広げると、これが無料にしてはあまりにも内容が豊富なので思わず「へぇっ」と唸りました。とにかく写真が豊富で読み易い。無料だから大した記事はなさそうと思っていたのは大間違いで、政治・経済・国際情勢からボゴタのグルメスポットの紹介などなど実に内容が濃いのです。グルメスポットなどは、"○○の美味しい店"がこれまた写真と共に住所まで記載されており、これは嬉しい。

この日は就航40年を迎えた海軍所有の実習訓練帆船"Gloria"号について紙面一杯に図面を施し報じていました。これは凄すぎる・・・他にも「読者に役立つお得な情報」等々、今までこの種の記事は見られなかっただけにとても斬新さを感じます。

しかしこれからが本題で、これだけ豊富な記事・写真を提供しながら「何故」無料配布を続けているのか、これが実に不思議です。紙面では「スポンサー」会社の目立った広告は見当たらず、月~金曜日の朝に配布員まで動員して配り続ける事でそれなりの経費が更にかかっているのですから、それに見合う「メリット」はあるのか?

更に驚いたのが、謎のまま紙面を隅から隅まで見た所、なんと!この新聞の「編集長」は、大手にして唯一の全国紙"EL TIEMPO"の人では。EL TIEMPOと言えば毎日「有料」で新聞を売っているコロンビア最大の新聞社です。一方で有料・一方で無料で新聞を発行する理由がさっぱり分かりません。

とにかく私も「無料」であり続ける限り、このaDnを見続ける事にします。昨今ではこの無料新聞を「受け取るのが当たり前」と思っている人達が大部分になってしまった程、ボゴタの朝の光景として加わっています。

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ボゴタ空港超豆知識

仕事柄何度も足を運んでいるボゴタ空港は、私の「第二の職場」のようなものになっています。今回はそんなボゴタ空港の「あまり参考にならないかもしれない」豆知識を・・・

20081123_img_0962 まずこちらは"ダイナースクラブ"会員用ラウンジです。ボゴタ空港でカード会員用のラウンジを持っているのはこのダイナースクラブだけのようです。他のアメックスやビザ・マスター等の上級会員向けサービスはありません。私はダイナースクラブのカードを持っていないので、中に入ったのは一度会員の人と一緒になった時だけです。

それに比べて成田空港のカード会員向けラウンジの充実ぶりは素晴らしいですね。よく利用する第一ターミナルですと5階に各社のラウンジがあります。私が持っている単なるビザのゴールドカードでも利用可能なのですから嬉しい限りです。片やボゴタ空港の出国税はおよそ6,000円で極めて少ないサービス。片や2,000円の成田ではこのようなラウンジサービスから「リフレッシュルーム」その他数多くの施設が整っていて、その違いに愕然としました。

20081123_img_0960 ダイナースクラブ会員でない方、特にバックパック旅行で空港で夜を過ごす方には「肘掛けのない長椅子」が用意されています。空港施設で「肘掛がない長椅子」というのが実はあまり見かけません。皆さん、あまり気にしないかと思いますが。大抵の空港ターミナルにあるベンチには肘掛けが付いてしまっているので、横になって寝る事が出来ません。

先日お客様を出迎える為に空港へ行ったのですが、この日のアトランタからの「デルタ航空」がおよそ4時間も遅れ、到着したのが結局夜中の1時半。そんな時間に送迎の仕事をしたのは初めてだったので結構ビビリましたが、この時間にベンチやカーペットが敷かれた床(但し相当汚い)に多くの"旅客"が寝ていたのには正直驚きました。

私のブログに度々登場する"義弟"ですが、フライト乗務のない時の休暇旅行では「バックパッカー」に変身します。次便への接続時には度々空港で夜を明かしたりしたようです。ですので彼にとって肘掛けのないベンチやカーペット敷きの床がある空港は「良い空港」という事になるかもしれません。ただそれは副操縦士時代であり、機長職になってからはさすがに"自己体調管理責任"もあって止めているようですが。

ちなみにボゴタ発着便で以前から遅延が頻発していて「悪名高い」航空会社・それは実名を挙げると"アメリカン航空""アルゼンチン航空"の2社です。この日はそのアルゼンチン航空が「7時間」の遅れを出し、デルタ航空と同じ時間に到着していました。アメリカン航空が遅れを出す最大の原因は「機材故障」で、アルゼンチン航空の場合は「原因不明」です。

20081123_img_0961 そしてこの何気ないカフェテリア。現在国内で爆発的に増殖中の"Juan Valdez Cafe"です。実は「ダイナースクラブラウンジ」「長椅子」「Juan Valdez Cafe」は"隣り合う"場所にあります。このカフェテリア、先日の夜中の1時半という時間で何と!営業していたのです!超眠い目をこすりながら「ああ・・・コーヒーでも飲みたいなぁ」と思ったら、何と普通に営業していたので驚きました。以前は「午前4時」という時間に"出勤"して、早朝に出発するお客様のチェックインアシストをした際にもこの店は開いていたので、もしかすると「24時間営業」なのかもしれません。ボゴタ空港はバックパッカーには「使い勝手が良い」空港と言えるかも。。。

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金曜日に遭遇した2つの出来事

今週は日本から来訪されているお客様と共に"小説執筆ネタ"取材で市内を巡っています。そんな中、今日金曜日は2つの出来事に遭遇しました。

市内中心部にある国会議事堂横を歩いていた所、顔見知りの某所運転手に出くわしました。「中に誰かいるの?」と聞いた所、「昨日から日本の外務大臣が来ています」との事で、ビックリしました。「中に入ってみますか?」との誘いを受けたので入ってみた所、中には日本から寄贈された「木材加工機械」がずらっと並んでいて、複数の人々が作業をしていました。

今まで日本政府からコロンビアへ国民への人・物の援助について概要は何となく知っていましたが、青年海外協力隊員等の"人的派遣"の現場は何度か見学したものの、援助物資の「現物」を見たのは初めてだったように思います。

更に進むと、その先では外相の"御夫人"(だと思います)が視察をされていた様子ですが、そこで「ハッ」と我に返りました。

「我々はこの場に招待された訳ではないし、一般平民だし、何より"お呼びじゃない"」

という事で、そそくさと退散しました。ですので寄贈された木材加工機械類がどこでどのように活用されているのか、そこまでは知る由もありませんでした。

日本とコロンビア両国外交関係について、無関心ではありませんのでいつか"堂々"と「取材許可」を得てその場に出くわす機会があれば、ホームページやブログを通じて皆さんにご紹介したいと思っています。ただ、私のような在留"放人"がそのような機会を得られるかは微妙ですが・・・期待しないで下さいね。私は平民ですから。

20081122_img_0958 そしてこの日の取材を終えた帰路に出くわしたのが、ご覧の「先住民族のデモ行進」でした。その数推定で数万人。こちらは日本の外相御来訪と違って前日に情報を得ていた為、時間的にもしかすると遭遇するかもしれないと分かっていました。お客様の方は先住民のデモ行進には関心がなかったので車を止めて「取材」という訳にもいかず、それでもお客様にすみませんと平謝りして撮ったのがこの光景です。

コロンビア国内は未だに多くの先住民族が住んでいます。北部の海岸地帯、アマゾン川流域や南部の山岳地帯など広域にわたっていますが、長年にわたり迫害を受け続けており、先日大統領との直接対話を求めたものの一向に受け入れられず、その間にも治安部隊からの攻撃や先住民族のリーダーなどが暗殺される事態となり、ついに首都への抗議のデモ行進が始まり、金曜日のこの日、市内中心部にあるボリーバル広場へ到着しました。

20081122_img_0959 ちなみに撮影したこの場所は、以前大量の「雹・ひょう」が流れ込んで車が埋まってしまった画像が世界中に打電された"立体交差"地点です。画像では判り辛いですが、デモ行進には各地の伝統衣装をまとった先住民の人々の姿が多数見られました。

エクアドル・ペルー・ボリビアなどでは、先住民の地位がある程度・又はそれ以上確保されていて首都でも民族衣装をまとった先住民の姿を見る事が出来ますが、コロンビアでは大都会ボゴタで伝統衣装姿の先住民を見る事はまずありません。私が知る限り、政府から公式に保護されているのは国内北部・サンタマルタ付近にある「タイロナ国立公園」に住んでいる"タイロナ族"くらいだと思います。

コロンビア国内にいる先住民族は、昨今「先住の地」を追い出され、虐殺され、駆逐されていると聞き及んでいます。私はこの国において外国人という身ですのでコロンビアの内政に口を出すつもりはありませんが、一つだけ気になるのは大統領が何故先住民族との直接対話を拒否し続けたのかです。デモに参加した人々は"先住民の地位確保"を政府に求めているようです。地位向上は難しいかもしれませんが、せめて「そっとしてあげられないものなのか」と、外国人の私は思います。

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コロンビア人が日本へ行ったら・・・

三連休の真っ只中です。自宅で休養の最中でして。。。とはいえ夜には日本からのお客様を迎えに空港へ行く「仕事」があるのでつかの間の休みですが。

そんな中、ネットサーフィンをしていたら先月31日に都内で行われた「花の国コロンビア」のイベントの画像を目にしました。画像はこちら↓

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/191998/slideshow/126412/

コロンビアの副大統領氏は毎度お馴染みの方ですが、隣にいるのは・・・"は?"「ニューハーフ???」えーーっ、つまり「元・男の方」って事ですか!この種のイベントは「国家を挙げて」のものかと思っていましたが、結構茶目っ気に満ちているんですね。副大統領氏の顔は隣の方の素性を知って引きつっているのか、或いは知らずにニヤニヤしているのかよく分かりませんが。逆に当地コロンビアで日本の首相を招いた重要なイベントの中"Marica"(ゲイの意)が"美しい国・日本"のイメージガールになったら・・・私はコメントし難いです。

私はこの日・人間ドックだった為にこのイベントには顔を出しませんでしたが、一国の副大統領が列席する「国家イメージ宣伝」の場でニューハーフの方を「花の国・コロンビアのイメージ"ガール"」にされた「凝った演出」には何らかの意図があったのかも知れませんが、別に凝らなくても「普通の女性」で十分ではと思ったのは私だけでしょうか?いや、男女差別は失礼かもしれませんが・・・

という話は「余談」として、今回の一時帰国ではコロンビアを発つ前日の昼定食で牛肉を焼いたものの隣に「焼きゴキブリ」を出された身として、日本の「食」の素晴らしさを再認識出来る旅になろうかと期待して行きました。

そして今回も日本で美味しい物を沢山食べて来ました。新鮮な魚は当然で、お好み焼きからたこ焼き、寿司やうどん、産地直送のご当地名物まで。その中で皆さんにとっては「意外」と気付かない美味しいもの、それは何と!「菓子パン・惣菜パン」の充実ぶりです。

私が思うに、日本ほど菓子パンや中に具がたっぷり詰まった惣菜パンが美味しい国は他にないのではないかと思います。日本滞在中、3食ちゃんと食べてもコンビニで「チーズ蒸しパン」やら「カレーパン」などを見てしまうと、もう駄目。衝動買いを拒否できませんでした。パン屋を覗けば見た目にも美しい数多くのパンが並んでいるのは「日本らしい」光景です。

フランスの何がしかのお菓子が美味しいとか色々と聞きますが、日本ほどお菓子が美味しい国も珍しいと思います。とにかく甘さが適度なのが嬉しい。コロンビアのお菓子と言えば砂糖をかじるようなすさまじく極端な味覚で、その位でないと消費者には受けないのでしょう。

日本でとにかく美味しかったのはその他には「ご飯」、特に新米の美味しさは格別でしたが、これは日本米とコロンビア米ではそもそも米の質や炊き方が違うので比較対照になりません。しかしながら「パン」は殆ど万国共通の食べ物であり、その中で日本の菓子パン・惣菜パンがあまりにも美味しい事を再認識しました。パン食のコロンビア人が訪日したら、きっとビックリするのでは。

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コロンビアがアメリカ離れ?

20081023_img_0948 先日空港に出向いた際、FNC(コロンビア国立コーヒー生産者連合会)のロゴを施したAvianca航空のボーイング767を見かけたので撮影してみました。FNCは先年までAviancaの株式の半数を持つ大株主でしたが、FNC自体が赤字体質に陥った事から全株をブラジル資本の会社に譲渡した経緯があります。ですので国内筆頭の航空会社であるAviancaは現在、実質的にはコロンビアの会社ではなく「外資系」という事になっています。

ところでこのボーイング767ですが、今までAviancaの長距離路線の主力機として使われてきましたが、どうやら数年後までに全機退役させ、つい最近導入・運用を開始したヨーロッパ「エアバス社」のA-330を長距離線の主力機とするようです。Aviancaが保有している機材の一覧は下記の通りです

http://www.avianca.com/Inicio/Navegacion/AcercaAvianca/Flota+y+destino/es/NuestraFlota.htm

Aviancaの「米・ボーイング離れ」は顕著で、この他にも小型機のA-319,320等いずれもエアバス社製の機材を導入する事を決めており、現有のMD-83やボーイング757も後に退役となる見込みです。このボーイング767の画像もいずれ「お宝物」になる事でしょう。

エアバス機の特徴は超ハイテク仕様であり、ボーイング767を操縦している義弟に言わせると、ボーイング機はハイテク仕様に加えてパイロットのマニュアル操縦にも対応できる「余裕」を持たせてありますが、エアバス機は計器の判断がマニュアル操縦よりも優先されるシステムなのだそうです。下記にエアバスA380のコックピット画像があります。

http://www.gillesvidal.com/blogpano/cockpit1.htm

ボーイング機との違いが顕著なのが「操縦桿」がない事ですね。パイロットは「サイドスティック」を使い、"片手"で操縦します。

コロンビアにおけるもう一つの有力航空会社である"AeroRepublica"社は主に小・中型機を使っていますが、こちらは「ブラジル・Embraer社」の機材を積極的に導入しており、こちらも現有のボーイング社製機材はいずれ退役となる見込みです。

コロンビアと言えばラテンアメリカ有数の「親米国」として知られていますので、国益も絡んで米・ボーイング社機を多用するかと思いきや、そうではなさそうです。むしろ航空機に関してはまるで「反米」に傾いているかのようです。

そういえば、数年後に日本も導入が決定している「地上デジタルテレビ放送」ですが、この分野でもコロンビアは「ヨーロッパ方式」の導入を決定しました。日本勢、惨敗でした。アメリカ離れはあくまでも商業分野であって、現大統領の政権では政治まで反米に傾く事はまずありませんが。。。

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南米コロンビアで日本のDVDビデオ見てます

以前知人にもらったDVDプレーヤーが使えなくなったままとなっていました。今回の日本一時帰国時に大量のDVDビデオ(海賊版じゃないです)を持ってきたのを機に、また買い直す事にしました。とはいえ、日本のDVDビデオ規格(リージョンコード)とコロンビアの規格は異なります。具体的には以下の通りです。

リージョン1 (カナダ・アメリカ等)  2 (日本・ヨーロッパ・中東など) 3 (東南アジア・韓国・台湾など) 4 (中・南米諸国) 5 (アフリカ・旧ソビエト連邦諸国など) 6 (中国)

当地でもパナソニックやSONY等の日本企業のDVDプレーヤーが販売されていますが、いずれもリージョン1,4などに対応するよう予め生産されており、日本のメーカーだからといってうっかり買ってしまうと日本のDVDビデオが見られません。

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そこで家電品の取り揃えが比較的充実している"Carrefour"で物色してみました。幸いにも応対した担当者がある程度知識を持っていた為、日本のビデオを見せて「これはカテゴリー2なんだけど」と説明したところ、即座に「それなら"MULTI ZONA(マルチゾーン)"対応の機器なら大丈夫と」の話になりました。

で、ここでマルチゾーン方式のDVDプレーヤーと言えば、大手メーカーでは韓国の"LG"とアメリカの"PHILIPS"のみ対応しているようで、イメージとして何となくLGの方が良さそうなので買ってみました。ちなみに気になった価格は99,900コロンビアペソ(2008年11月現在・およそ4,200円!)と、かなりの安値でした。再生専用プレーヤーですが、価格はひと昔のイメージより随分下がったものですね。LG様様です。

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実際、LG製DVDプレーヤーは初期セットアップの際におよそ10以上の言語を最初に選択する事で使用が可能となり、そこには勿論「日本語」もありました。最初は別の「専門店」に行ったのですが、店員が無知で何の知識もなかったので買わずにCarrefourに行ったのも幸いでした。Carrefourではよく見ると全てのプレーヤーの値札に、対応しているリージョンが表示されていました。

という事で、週末は自宅にこもって日本製DVDビデオを見まくりです。あとは以前から持っていたビデオも再び見ています。例えば以前"キムタク"が主演してヒットしたパイロットドラマ「GOOD LUCK!!」などなど・・・時代は既に「ブルーレイ」まで来ていますが、既に分厚い「ビデオカセット」の時代はとうの昔に過ぎ去っていて、日本ではビデオカセットを見つける事すら難しくなっていますね。

とはいえ前述の通り日本とコロンビアではDVDビデオのリージョンが異なるので困っていましたが、これで無事解決です。遠い南米での生活がまた少し向上します。

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コロンビアでのおいしい利殖話の破綻

ここ連日、"Piramides"と呼ばれるいわゆる「ネズミ講」組織の破綻が大問題になっています。国内各地にあるこれらのネズミ講組織が次々と夜逃げし、今日は首都ボゴタで"DMG"という名の「大手ネズミ講」の建物前に出資者が投資解約の為に詰め掛けており、Autopista Norte(北高速道)まで溢れてしまいました。

これらのネズミ講組織に引っ掛かっているのは、「チョイ金持ち」から「結構金持ち」まで様々なようですが、いずれも投資資金が短期間で倍になって返ってくるという典型的な胡散臭い話を真に受けて、なけなしの全財産をつぎ込んでしまったケースもかなりあるようです。

日本でも私が一時帰国中に「和牛投資話」で騙された方々の話しを見ました。コロンビアの場合には「六ヵ月後に投資資金が二倍」という単純な宣伝に乗ってしまった人がかなりいるようです。それにしても、今回のネズミ講組織破綻は相当な社会問題となっています。新聞やニュースをチラッとしか見ていないのですが、被害総額が100億円前後にもなりそうな勢いです。被害者の数も国内全土にわたり相当な数に及んでいます。

どこの国でもそうですが、至極まともな投資が株式・債券・先物や預金の筈です。このうち預金以外は「自己責任管理」によって儲かりもし、損失を被る事もありますけど。半年後に投資資金が二倍になるという運用根拠がどこから出てくるのか不思議だと思わないのでしょうか?これで被害届を出しても警察は何も助けてくれないでしょうね。

それにしても、なけなしの資金を注ぎ込んでしまった人達は途方に暮れている事でしょうね。元来「貧乏性」の私は、この国で預金を含めて資金投資をつもりなどないので今の所被害はありません。それでも定期預金利率は結構高いので魅力ですが、いざそれを米ドルなどに換金する段階で「為替レート」により差損を被る可能性もありますので、やはり気が引けます。

そんな中、私が唯一気掛かりな「投資」が、コロンビアではなく日本での話しで、およそ20年近く前に出資した林野庁の「緑のオーナー」の償還金です。当時一口25万円・若しくは50万円を募って、およそ22年後に伐採した杉やヒノキの販売代金をその区画のオーナー達が受け取るという制度でした。私は当時も今もあぶれるほどの大金は持っていないので一口の投資だけですけど。別に騙されたという意識は今もないのですが、昨今の輸入木材の価格安により国内産木材の市場価格が大きく値を下げているらしく、満期を迎えた段階で元本割れという可能性もありそうだと、林野庁から書面が届いていました。

当時別に小金を入れたのが「郵便貯金」で、いわゆる定期預金の利率は当時年利5%位まで行っていたような気がします。それらは確か10年経った段階で自動的に償還されましたが、複利の為か利息が結構な額になっていたのが嬉しかったですね。

私のような庶民は、やはりおいしい話には首を突っ込まずにコツコツと日銭をブタの貯金箱に入れる楽しみで止めておいたほうが良さそうです。

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ボゴタへ戻りました

日本滞在を終えてボゴタへ戻りました。今回の一時帰国では日本へ着いた際には時差ぼけが一切なく、到着翌日以降も普通の生活をしていました。それがボゴタへ着いてからは真夜中に目が覚めてしまい、そのまま明け方まで寝られずに1日を過ごしています。これは時差ぼけというよりも「標高差」に苦しんでいるのだと思います。何しろ海抜ほぼ0mからいきなり2,600mにいるのですから。平地比で酸素濃度が薄くなって眠りが浅くなるのでしょう。。実はこれは私にとって毎年の事です。

今回の一時帰国はアメリカのサブプライム問題が渦を巻いている中で、例えば日本で米ドル現金を入手しようと思って大手都市銀行に行った所「在庫がありません」「最低1,000ドルのパックからです」という、信じられない返答があったりして驚きました。結局某地銀で400ドルだけ入手できましたが・・・その他にも途中立ち寄ったアメリカの空港付近のホテルの客室から見えた光景は、道路向かいの住宅数軒の前に「For Sale」の看板が見えたことですね。やはり来ているなと思いました。

当地コロンビアもこれから徐々にサブプライム問題の影響を受けてくる筈です。既に株価は大きく下げており、為替レートは先進国からの資金引き揚げが顕著な為、つい数ヶ月前までは1ドル1,600ペソあたりをうろうろしていたのが、今や2,400ペソあたりまで下落しています。すごい下落率です。

コロンビアの株価といえば、つい先年は「世界第二位」の年間上昇率を誇り、複数の日本人の方が「トレーダー」として当地に居住しながらかなりの利益を上げていたのが今や懐かしいほどです。毎日株の売買だけで生活し、年に数回は日本との間を往復していた方々も、今やこの地から去ってしまいました。

ついこの間までコロンビア経済が飛躍的上昇を続けていた背景には、アメリカが最大の影響力を誇った「金余り」を背景にした国外・特に先進国からの莫大な投資があった筈です。国内株や不動産・高利率の預金等に投資をしていたのが現在の世界的不況で一斉に撤退している事でしょう。コロンビアのような「貧国」が、国内経済だけでこれだけの成長を遂げられる訳もなく、新築のアパートが建設中の段階から全戸売り切れという異常事態も胡散臭いとは思っていました。

よく考えれば、コロンビア国内経済だけで世界的に通用する"業種"と言えば、元々コーヒー・切花・エメラルド・石炭・コカイン(これは裏経済ですが)他数種の「一次産業」に限定されており、それだけで派手な株式・不動産投資など出来る訳もなく、バブル崩壊はいずれ来るだろうと思っています。

私は元々「ギャンブル」にはあまり関心がなく、パチンコは今まで数回・5,000円にも満たない額を使ったのみですし、宝くじや競馬等もやはり数千円単位の出費だけです。唯一莫大な投資をしたのは「住む為」に購入した新築アパートのみです。これも土地バブルの最中に実質金額よりもかなり高い値段で買わされたと思っています。

何しろ購入の際に販売会社の担当者からこう聞かれましたから。「購入の目的は居住ですか?投資ですか?」いわゆる「不動産ころがし」でしょうかね。買って住みもせずにすぐ転売し、多額の利益を上げる。ちょっと前まではそれがまかり通った程、地価・アパートの価格共にどんどん上昇し続けましたからね。しかし現在の不況では、私のアパートはいずれ売却する際には良くて同額・下手をすると原価割れすると覚悟しています。

私自身は、実は既に一昨年から不況を見越して家計の見直しを進めてきています。これは日本でも既に決定した事ですが、世界的な流れとして旅行業界が長年航空会社から受け取って来た、航空券販売にかかるコミッションが「ゼロ・0」になる事が一昨年決定し、当地コロンビアの場合は2年間をかけて段階的にコミッションの率を下げて来年にはほぼゼロとなる事が分かっていました。日本ではこれが一気に決まってしまい、現行のおよそ5%が来年4月からいきなりゼロになるのですから大変だと思います。

それでは何で飯を食うかと言えば、チケット代金とは別に頂く「発券手数料」が今後唯一の収益源となります。これは別に私だけではなく、アメリカの旅行業界は既に数年前からそのようになっており、話では旅行会社の数がピーク時の半分以下になっているようです。当地の旅行業界も来年からはそのようになり、必然的に旅行会社の数は淘汰されていく事でしょう。

そのような事情で、今回のサブプライム問題以前からコロンビアの旅行業界には既に危機感が漂っていました。ですので今更サブプライム問題程度ではびくともしませんが、今後は航空券の販売だけでは限界があり、日本からの集客にも更に力を入れていく必要が出てきます。今回の一時帰国では、取引先との間でそのあたりの話し合いも持てた事が収穫でした。今日は4名の来訪があり、来週は個人の方が一週間滞在されて専属ガイドとして付きっ切りとなります。今回の日本一時帰国で心身共に「リセット」して来ましたので、また新たな気持ちで毎日を過ごしたいと思います。

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