コロンビア花卉輸出業者協会 Asocolflores
バラやカーネーションその他の花卉生産では世界トップクラスに位置するコロンビアには、業界団体である「コロンビア花卉輸出業者協会」(Asocolflores)の存在があります。Asocolfloresは国内の全花卉業者のおよそ75%が加入している一大組織であり、国内での指導・世界中にコロンビア産花卉を紹介する機関としても機能しています。
今回日本から来訪された一行を「夕食に招待する」という事で伺っていましたが、実際には夕食会ではなく2時間の全てが協会側の説明に終始しました。日本の同業団体を代表した一行が大挙して来るとなれば、パーティーよりもコロンビア花卉事情を説明する絶好の機会と考えたのでしょう。それは置いといて、この業界とは無縁の私自身も興味深いお話を伺いました。
コロンビア国内には実に多くの業界団体が存在します。このAsocolflores以外にも有名な「国立コーヒー生産者連合会(Fedecafe)」や「旅行業協会(Anato)」「牧畜業連合会(Fedegan)」「カカオ豆生産者連合会(Fedecacao)」等々多々あり、いずれも対外的には業界団体が窓口となっています。その方が個々に対処するよりも効率的ですし、皆が揃えば必然的に組織力も大きくなります。
その中でAsocolfloresは花卉業界の統括団体として指導力を発揮しています。昨今コロンビア産切花の輸出先が世界中に広がっていますが、それもただ苗を植えて開花したものを切って販売している訳ではなく、他国との競争に打ち勝つ為に厳格な国際認証制度を設け、加盟各社間の生産技術力を競わせているのも特徴です。切花輸出業者が国際的基準の認証を得る為には、生産技術力の他にもいかに環境へ配慮しているかが重要な要素の一つでもあり、Asocolfloresはその認証発行機関でもあります。
向かって左側がAsocolflores会長のAugusto Solano氏、右側がプロモーション・広報部長のJairo Cadavid氏です。頂いた資料によると、2007年時点でコロンビアからの切花輸出総額は11億1,400万ドル(およそ1,200億円)となり、そのうちアメリカを含む「北米」が輸出全体の82%を占めているようです。その他に昨今飛躍的に延びている輸出先が「ロシア」なのだそうです。先日はそのロシアで博覧会があり、Asocolfloresもブースを設置したようです。
日本への輸出額は、2006年がおよそ1,800万ドル(およそ20億円)、これが2007年にはおよそ2,400万ドル(およそ26億円)と飛躍的に延びています。Asocolfloresにとって日本は主要マーケットの一つとして重要視しており、今後更なる技術革新を元に日本市場を開拓していきたいと会長の説明にも力が入っていました。
Asocolfloresは10月30日から幕張メッセで開催される「国際フラワーEXPO」(IFEX)← (公式サイト)にも出展するそうです。こちらは業界関係者だけが入場できるようで一般の方々は入れないようですが、今後Asocolfloresが日本の一般消費者向けにどのような宣伝活動を行うのか、部外者の私にも興味があります。
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