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2008年8月

山奥にある首都ボゴタの"魚屋"

日本へ一時帰国すると、いつも目に留まるのがスーパーの「鮮魚コーナー」です。大規模スーパーから地元のスーパーまで、とにかく新鮮な魚が数多く並んでいる光景にしばし呆然としてしまうのは、当地在住の方々なら納得される事でしょう。標高2,600mでしかも山奥にある首都ボゴタで新鮮な魚介類を口にするのは、まさに「夢のような」話です。そんな中、"新鮮"とは書きませんが市内のスーパーよりも格安で魚介類その他を販売している「魚屋」をご紹介します。これは当地在住の方々向けの記事ですね coldsweats01

20080824_img_0738 こちらが"HIPERMAR"です(以下HM)2階部分が店舗、そして3階は仕入れた魚介類をそのまま使っている「シーフードレストラン」です。この日はちょうど昼時に着いた為、3階から1階まで行列が出来ていました。魚介類が安い値段で食べられる「知る人ぞ知る」レストランのようです。2階の店舗では冷凍保存している複数の魚・貝類・そしてエビなどが、いずれも業務用サイズで販売されています。ショーケースに並んでいる品自体は、後述の店舗よりもかなり少ないように思います。ここでは「ちくわ」をよく買っています。

その他に特筆されるのが「日本食料品」です。日本酒や蒲焼用のタレ、業務用わさびやマヨネーズなど、魚屋でありながらその取り扱い数が意外と豊富でしかも市内の他店舗りも安かったりします。私はここで日本酒を調達するのが常です。

HIPERMAR    Calle 69 No.17-60  Tel 217-3109   月~土 07:00AM~05:00PM営業

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そしてこちらが前述のHMと同じ通り沿いで3ブロック西にある"La Granja Marina"です(以下GM)店内に並んでいる魚介類の数はHMの二倍はあり、"魚屋"といった雰囲気があります。先日市内北部にある高級ホテル"BOGOTA PLAZA"のレストランで打ち合わせをした際、メニューの最後のページにこのGMから魚介類を調達している事を紹介していました。こちらは冷凍魚介類の他に、冷凍化されていない剥き身ではない殻付きの大ぶりのエビその他が氷の上にダーっと並んでいたりしているのが魚屋らしいです。私は魚介類はこちらからよく買っています。

La Granja Marina Calle 69 No.20-49  Tel 312-6665   月~土 07:00AM~05:00PM営業

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こちらが「ある日の買物」です。左画像が、ちくわ(HM/$6,000・およそ360円)900ml入り純米酒(HM/$20,000・およそ1,200円)うなぎの蒲焼(HM/$16,500・およそ1,000円)画像にはありませんが、ご飯にかけても美味しい蒲焼のタレ(HM/$6,000・およそ360円)です。右画像はちくわと日本酒の他に、画像では判り辛いですが、とても大ぶりのエビ(GM/1 Libra(ポンド・およそ500g)$16,500・およそ1,000円)冷凍イカリング(GM/1 Libra入り$3,750・およそ230円)です。

うなぎの蒲焼は、市内のスーパーですと袋でいくらですが、ここ(HM/GM)では注文すると"計量器"で重さを計って値段を出します。キロ$50,000で袋あたり330gでしたので$16,500でした。すっごく安い!ひょっとすると日本で買うのと大して変わらないのでは?エビも画像では判りませんが一匹がとても大きなものです。こちらの購入単位はおよそ500gからですが、この大きさでおよそ1,000円とは激安!ちなみに市内の大規模スーパーではこの大きさですと倍の価格です。冷凍ではない殻付きのエビ・しかもこんな大きなサイズは久しぶりでした。その他に「ちくわ」は意外な品ですが、ともかく久しぶりに堪能しました。冷凍イカリングは「特売品」だったのか分かりませんが、500g入りでおよそ230円って・・・ちょっと安すぎませんか?

20080831_img_0788ところで、なぜ日本酒が3パックもあるのか・・・ happy02 それは私が無類の「日本酒好き」である、それが理由です。タバコは吸わず、ギャンブルは嫌い、夜遊び(含・女遊び)には全く興味がない私が何よりも愛して止まないのが"日本酒"なのです。何しろ母方の本家がある茨城県・旧金砂郷村に集中している一族の一家族が"剛烈"(←こちらをクリックして下さい)という日本酒を造っているくらいですから lovely 地元名産「くめ納豆」も好きですが、日本酒大好きの私が「純米酒」を目にしてしまったその日から・・・「晩酌にビールなんか飲んでられるか!」状態です。家計に占める「アルコール係数」まで高くなりそうです(ヒック)

それでも「5合・900ml」は飲めるサイズで1,200円程度でしたら日本で買うのとあまり変わりませんし、何よりコロンビアの名産である蒸留酒・アグアルディエンテやラム(Ron)と価格差がないのです。つまりこれは「お値打ち価格」です。最初HM店内で目に留まった時には"飾り物"かと思ったのですが、売り物と聞いて値段も聞かず即座に注文してしまい、その売値の安さに驚いてしまいました。昨今国際線空路利用時には手荷物に液体ものを入れられないので、私にとって日本酒は「夢に出る」まで恋しい存在でした(笑)

という事で話が脱線してしまいました。「本題」ですがHM,GM共に山奥にあるボゴタではかなり安い値段で魚介類が調達できるのでお勧めです

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特撮・ボゴタの新交通システムTransMilenio

Transmilenio082101 平日の朝のラッシュ時間に珍しい光景を見ました。たまたまデジカメを持っていたので"特撮"する事が出来ました。この赤い車両は、先年から首都ボゴタに導入されている"TransMilenio"と呼ばれている二連式の新交通システムのバスです。この場所は「車両基地」ではありません。一般道とを仕切った専用レーン上での出来事です。

TransMilenioは一般道の渋滞を横に、専用レーンを走る為に「渋滞がない」快適な交通手段・・・の筈が、この時は果てしなく先まで数珠つなぎの「大渋滞」状態でした。その長さはおよそ2km程に及んでいたと思います。

Transmilenio082102 これ・・・ちょっと凄すぎだと思いませんかcoldsweats02果てしなく続く大渋滞の列。それを横目に一般車はスイスイと通り過ごしています。普段なら逆の筈です。多分、先頭のバスが突然故障してしまい、後続のバスが次々と近づいてしまった為に後戻りも出来なくなってしまったのでしょう。画像をよく見ると分かりますが、一般道との間に仕切りを設けている為、一般車がTransMilenioのレーンに立ち入れないようになっています。それが災いしてしまっていますね。私自身もTransMilenioを愛用していますので驚きました。

TransMilenioが導入された当初は"Volvo""Mercedes Benz"の2社が車両を供給していました。乗り心地はボルボの車両はエンジン音がうるさく、振動も多いのが特徴で、ベンツの方は逆に静かで乗り心地が良いといった「剛と柔」といった対照的な車両でした。その後参入する企業が増え、車両の形も微妙に異なっています。

Transmilenio082103 デターッ、掟破りで仕切りをまたぎ、一般道を通行する「不届き車両」です。大渋滞に我慢が出来なくなったのでしょう。とはいえ、この数珠つなぎがどこまで続いているのか判らないので、ずーっと先まで一般道を走り続けた筈です。

ちなみにTransMilenioは一部区間を除いて専用道を走っている為に一般バスよりも事故に遭う確率はかなり少ないと言えます。市内の大動脈を貫いている為、一定区間については一般車よりもかなり早くたどり着く事も可能です。料金は2008年8月現在で1回乗車でどこまで行っても1,500コロンビアペソ(およそ97円)です。一日券や料金割引の形態はなく、まとめ買いしても1,500X回数分です。

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コロンビア本土・南米大陸の北端を見る

20080813_img_0702 サン・アンドレス島からの帰路、眼下に「南米大陸」が見えたので思わず撮影してみました。地図をご覧になると分かりますが、コロンビアという国は南米大陸の北端にあります。

この国で生活をする以前に日本からの「旅行先」として、スペイン語圏の国は北はメキシコからグアテマラ・コスタリカなど、南はアルゼンチン・チリなど複数の国を旅行しました。その中で国によって「雰囲気」が異なる事がはっきりと分かりました。メキシコの雰囲気はアメリカに近いものもあれば全く異なる面白い国です。コスタリカの雰囲気は何と言うか「中米の匂い」を感じるのですが、これまたアメリカの影響が強い"植民地"のような感じに思えます。

アルゼンチンを旅行した際には「南米大陸の最果ての国」という哀愁のような独特の思いがしました。日本から遠い国なんだなという印象でした。そこから雪を頂くアンデス山脈を越えて隣国チリに入った際も同様です。

20080813_img_0703 コロンビアという国は、日本からの旅行先として3回訪れた事がありました。この国の位置付けは「微妙」ですね。中米諸国のようにアメリカの影響というか雰囲気は感じず、かといって日本から遥か遠い南米大陸の最果てという哀愁漂う土地でもない、不思議な国です。一部のアンデス諸国に見られる先住民色濃い土地柄でもなく、とりわけ陽気な国民性でもありません。

そんな国に住み始めて、いつの間にか11年の月日が経ちました。この間にコロンビアという国の"匂い"とか"雰囲気"というものを感じ取る事はもはや不可能になっている為、具体的なこの国の印象というものを皆さんにご案内する事はできません。私自身はこの国に永住するつもりで住んでいる訳ではなく、他の方のように「コロンビアに惚れ込んだ!」という強い意気込みもないので、いずれはこの国を去る事になろうかと思います(別に今日・明日の話ではありませんが coldsweats01 )それまで何回"南米大陸の最端"を見られるか分かりませんが、それは何度見ても特別の感慨を持ってしまいます。

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Avianca航空国内線の旅

普段空路を利用する中で、機内の画像を撮るという事はまずないのですが、今回は久しぶりの休暇だった事もあって気分が高揚したのかもしれません。そんな訳で、サン・アンドレス島旅行の「番外編」として、今回利用したAvianca航空での一コマをご紹介します。

Avianca_fokker_100 こちらは帰路に利用した"Fokker 100"という機体です。現在は消滅したオランダのフォッカー社の中型機です。この機体の所属ですが、正確にはAviancaの傘下会社である"SAM"(Sociedad Aeronautica de Medellin)という航空会社のものです。日本で言えばANA系列のエアーニッポンといった位置付けです。SAMは私が20年近く前にコスタリカからサン・アンドレス島経由で初めてコロンビアを旅行した際に利用した会社です。その後Aviancaに吸収されました。

Avianca_captain01 こちらがこの便のキャプテンでした。機長歴22年のベテランです。この時は何故かビジネスクラスの客と話し込んでおり、知り合いかと思ったのですが、ふとコックピットを見ると若い男女が入室しており、副操縦士と何やら話し込んでいました。しかもその間ドアは開けっ放し。9.11以降ハイジャック対策で米系航空会社などは武装警官まで同乗している中、珍しい光景でした。

義弟の機長としての初フライトに同乗した羽田~広島間でも、決して飛行中や着陸後にコックピットに立ち入る事はしませんでしたが、この日は何と!私もコックピットに入る事を許され、しばし正副パイロットと色々と話し込んでしまいました。ちなみにオートパイロット(自動操縦)中は操縦桿から手を離していても機体は予め設定したルートを自動的に進んでいるので、機長がエンルート上の天候や大気の状態が極めて安定していると判断した場合に限ってこのような特例が認められていたのが9.11以前の光景でした。

ところで「ハイジャック」は何でハイジャックというかご存知ですか?諸説さまざまでこれと言った確信はないのですが、一説にあるのがアメリカにおいてその昔、ヒッチハイクを装って「ハーイ、ジャック(Hi,Jack)」つまり、よお、兄弟といった気軽な呼びかけで止まったドライバーを引きずり出して車を強奪した事件が多発した事が語源という説もあります。日本では空の事例だけに適用されますが、世界中では空の事例は"Sky Jack"と称され、車や列車などの乗っ取りは全て「ハーイ、ジャック」のハイジャックと呼ぶのが慣例のようです。

Avianca_meal01 Aviancaでの機内食です。コーヒーは大スポンサーでもあるコロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)のブランド"Juan Valdez"です。そうなれば味のハズレは少ないですね。美味しかったです。そういえば、この日は2時間のフライトでしたのでパンの形が大きかったです。一時間程度のフライトですと、中に何も入っていないこの半分くらいの大きさのパンが出ます。それでもまだ良い方ですね。昨年一時帰国した際に羽田~福岡を往復しましたが、日本の場合には2時間近いフライトでも飲み物だけなんですね。数年前までは、同じAviancaの国内線エコノミークラスで「ジョニ赤」が飲めたのは、今にしてみれば貴重な体験でした。

Avianca_ca01 Img_0926 この機の"CA"(キャビンアテンダント)の一人です。特に好意を持った訳ではなく、たまたまです。念の為。この便はコックピットへの入室を許可した機長氏以下、皆が何となく開放的だったような感じでした。この女性は話の節々にメデジン一帯の出身を思わせる「パイサ」独特のイントネーションがあったので、それで優しかったのでしょう。結局この日のフライトはいつもと違う雰囲気の中、無事にボゴタへ着陸しました。

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ボゴタの高級ショッピングモール CC Andino

首都ボゴタではここ数年の間にあちこちで大規模ショッピングモールがオープンしています。西・南・北部地区などに複数あり、従来から市内で一番敷地面積が大きく有名なウニセントロ・ショッピングモールは今やその存在が霞んでしまっているほどです。

Cc_andino01_2 そんな中、オープン以来ボゴタ一の高級ショッピングモールとして君臨し続けているのが、Carrera (いわゆる大通り) 11とCalle (ストリート) 82のあたりにある"アンディーノ"ショッピングモール(Centro Comercial Andino)です。ここの店構えは市内に多数あるショッピングモールの中でも格が違うのが一目で分かります。内部の造りもお洒落ですし、客層もやはり他とは異なります。

例えばボゴタで"コロンビア美人"を一目見てみたいと思えば、ここへ来てみると良いでしょう。付近には高級住宅街もあり、隣接するエリアは市内でも随一の繁華街"Zona Rosa"(ピンクゾーン)です。ここには数多くの洒落たレストランや英国式パブその他が林立している事もあり、いわゆるお金持ち御用達のショッピングモールと言った位置付けです。

Cc_andino02_2 ここが高級ショッピングモールである証拠がこの「ルイ・ヴィトン」の店舗です。他には「BVLGARI/ブルガリ」やスペインの高級ブランド「LOEWE」、万年筆の高級ブランド「モンブラン」など多数の世界的ブランドの店舗が入居しています。更にはSONYの直営店舗、「TOWER RECORDS」、コロンビアの有名皮革ブランド「MARIO HERNANDEZ」などの店舗もあります。それなりに有名な店舗が軒を連ねているのですから、やはり他とは雰囲気が違います。

Cc_andino03

最上階にあるフードコートも多種に及び、この日は昼時でしたが多くの人でごった返していました。

撮影に訪れた前日、日本からビジネストリップで来訪された方のガイドとして、このショッピングモールに隣接しているビジネスタワーにある某社を訪れました。用件が終わった段階で次の訪問先へ移動する為の時間が迫っており、その間昼食をゆっくり取っている時間が全くなかった事から、「これはもう、ハンバーガーしかないですね」という事になり、画像の左端にあるコロンビアのハンバーガーチェーンで一番美味しいと言われている"EL CORRAL"のハンバーガーの昼食となりました。驚いたのは多数ある椅子席の殆どが埋まっていた事ですね。どこの店舗も単価がおよそ1,000円相当前後と、この国の給与水準からすればかなり高い方ですが、それでも客でほぼ埋まっていたのです。

更に驚いたのが、時間がないので慌てて注文したハンバーガーセット(フライドポテトとドリンク付)が19,000コロンビアペソ(およそ1,270円)もした事ですね。私の普段の定食「コロンビア飯」3日分の金額を上回るものです。これは先方の負担だったので私は払いませんでしたが coldsweats01 自腹だったら絶対に注文しません。昔からそうなのですが、当地でのハンバーガーの価格は物価水準・量・質を考えるとかなり高いと思うので、私自身は年に1回あるかないか、どうしても時間がない時に限ってしか口にしないですね。

肝心の「味」ですが、先方は早朝に隣国ベネズエラのカラカスを発ってボゴタへ着いた事もあり、朝食を含めて全く口にしていなかった為か、ものすごい勢いで「スペシャル」を平らげ、私が苦戦している最中にフライドポテトまで食べてしまったので、私だけがのんびりと味わう訳にも行かず半ば「競争」の如く胃袋に押し込んでしまいました。従って、美味しかったかは「記憶になし」 crying

という余談付きでのアンディーノショッピングモールの紹介です。私はここではもっぱら「人間ウオッチング」をするか、タワーレコードに立ち寄るかといった行動です。ここでは金持ちと分かる若年層をいくらでも見かけます。ボゴタの別の一面が見られるスポットとして一度立ち寄ってはいかがでしょうか。

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