ボゴタに夏到来!
ついこの間まで大雨による被害が続いていたコロンビア国内ですが、ここへ来てついに「夏」が到来しました 異常気象という話はありましたが、やはり毎年の事で7月終わりから8月にかけては夏が来るのが常です。
夏が来ると日中の光景がそれまでとは一変し、降雨が極端に少なくなります。空には晴れた日に見られる典型的な綿菓子のような積雲が広がり、日差しも強くなります。とはいえ首都ボゴタは高地ですから夏とはいえ汗だくになるような暑さはありません。夏の北海道のようなものでしょうか。この時期は実にすがすがしく、湿気も少ない事から私は一年を通じてこの時期が一番好きです。夏にボゴタを訪れた方は、高地特有の素晴らしい気候を実感できる事でしょう。
コロンビア・ボゴタの「夏の風物詩」といえば、何といっても画像に見られる「凧」です。日本にお住まいの方々は「なぜ夏に凧揚げ?」と思うでしょう。実は夏の典型的な気候の一つが「強い風が吹く」のです。晴れ渡った青空に汗をかかない程度の適度な暑さ、そして涼しい風が吹き渡る、それが首都ボゴタの「本当の夏」なのです。その為、この時期に路上や公園でビニール製の凧売りを見かけるようになったら、もう「夏本番」です。公園等の広い場所では多くの凧が空に向かって舞い上がり、そして電線にはこれまた多くの凧が絡み付いている、それが首都ボゴタの夏です。
おい、これは「タコ」じゃなくて「イカ」(もしくはクラゲ)じゃないか!
というダジャレのような「凧」を見つけました。これはショッピングモールに掲げられていたものです。やはり皆、夏の到来を感じているのでしょう。このような時期に郊外で「焼肉パーティー」などをやったりすると、それはもう最高です。強い風が吹く為に視界が広がり、高台などに立つと遥か数十キロからその先まで見渡す事が出来ます。
あれっ、もうサン・アンドレス島に行ったの?と疑問をお持ちの方、私の休暇はあともうちょっとです。ボゴタに夏が来たし、ああ待ち遠しいです。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 経済低迷真っ只中のコロンビア(2024.06.02)
- 一時帰国で感じた日本とコロンビアの差・違い(2024.04.28)
- ボゴタ日本人学校きさらぎ祭3年ぶりに開催(2023.02.06)
- 2022年を振り返って (2022.12.31)
- 2022年三が日日記(2022.01.05)
最近のコメント