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首都ボゴタでの母の日

Diademadre200801 とても美しいバラのを主体とした花飾りですね。母の日のこの日はどこの花屋さんも大忙しでした。ちなみに日本では母の日に贈る花はカーネーションが圧倒的ですが、当地コロンビアでは「バラ」が主体でカーネーションはあまり好まれません。事実、この日数ヶ所の花屋を訪れてみましたが、カーネーションは殆ど見られませんでした。

コロンビアは世界有数の切花生産国であり、カーネーションは世界一、その他を含めても世界二位という生産量を誇ります。バラもそのうちの一つですから、市内で出回っているバラも普段は一ダース12本で4,000コロンビアペソ(およそ240円前後)から売っているほどです。一本あたりではたったの20円前後から手に入ります。母の日など特別な日にはさすがに値が吊り上りますが、それでも普段から安っぽく見られるカーネーションはあくまでも「輸出用」であって、コロンビア人はカーネーションを贈り物に多用する事はまずありません。

Diademadre200802 母の日のこの日、花屋の露天にはビニール包装紙を施したバラの花束がいくつも並んでいました。カーネーションの花束も僅かに見られましたが、価格はバラに比して数分の一という安さでした。前述の通り、カーネーションはあくまでも輸出用で、この日市内に出回るカーネーションはいつになく激減したと推測します。それでもバラの数分の一という価格でしか売れないのですから、余程人気がないのか?

母の日の首都ボゴタでは、花の消費がいつになく増え、市内中のあらゆるレストランが客で一杯となります。普段はガラガラな場末のレストランでさえ、この日は母の日を祝う家族連れでごった返すほどです。もしかするとクリスマスをも上回る「一大行事」かもしれません。スーパーでは大量に積み上げられたケーキが飛ぶように売れ、レストランの予約が出来なかった人々はテイクアウトの店に押しかけていました。私が以前紹介しました鶏の丸焼き屋も普段の日曜日とはまるで違い、行列すら出来ていたほどですからすごい騒ぎでした。

Diademadre200803 これは路上で見られた「バラの一本売り」の光景です。一本1,000コロンビアペソ(およそ60円)程度で売っていました。母の日価格で値段が吊り上ったこの日でさえこの程度の料金ですから、普段どれだけ安いかがお分かりになるでしょう。この一本のバラを手にした人々をこの日は数多く見かけました。私も記念に買ってみました。コロンピアにおいて「母の存在」というのは絶対的のようで、いい年をしたおっさんでさえ、「マミー!」と頬ずりする程ですから。そんな事情から、この日はとにかく金をかけて母親をもてなすのがどこの家庭でも常識化しているみたいです。

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