首都ボゴタで世界の料理を堪能
毎年5月に首都ボゴタのホテル敷地内で「世界グルメフェア」が開催されます。これは大統領夫人が主催者となり、各国大使夫人が協賛して開催されるもので、私が知る限り収益金は恵まれない子供達の為に寄付されているようです。私は普段土曜日は仕事をしているのですが、この日は仕事を放り出して世界の味を堪能しました。この催しには既に何度か訪れていますが、毎年雨にたたられるのが印象的です。今年は超大型のテントを張り、その下に世界各国の料理が並びました。それにしても毎年の事ながらすごい入場者の数です。というよりも、ホテルの中庭という狭い敷地で開催しているので、限界があるのではないかと思うのですが。
こちらはインドネシア大使館のエリアです。焼きそばや有名なインドネシア風焼き飯・ナシゴレン、サテー(焼き鳥)などが並びました。いずれも一盛り300円程度です。私はいつも真っ先にインドネシア大使館エリアに直行するのが毎年の常です。とにかくここの料理は食べる価値大で、今年の品々も美味しかったです
インドネシア大使館自体もうちの会社のお客様でいつも航空券を買ってもらっていますが、私が事情で現在の会社に移籍した際、先方に伝えなかったにも関わらず現在の勤務先を探して下さり、わざわざ出向いて頂いて買ってもらっているという縁もあります。
うちの会社自慢にもなってしまいますが、今回参加した各国大使館の中では、他にフランス・スイス・ブラジル大使館などがうちの顧客となっており、姿がありませんでしたが、ドイツ・ノルウェーなど、社長がスイス国籍という事もあってか欧州の大使館との付き合いがあります。私の隣で勤務している女性はフランス語で、斜め後ろの女性はドイツ語で、そして私は日本語で日中会話する時があり、それが同時になると社内は「騒然」となります。
私はこの日、中国大使館エリアで「焼きそば」(300円程度)と「海老せんべい」(70円程度)を買い求めました。中国大使館の品もまた、毎年食べるのが常です。おそらく大使館お抱えのコックが手がけているのでしょう。コロンビア国内で見かけるチャーハンで旨いと思ったのは一度たりともなく、色はどす黒く、しかもどこもかしこも何故かチャーハンに「もやし」がどっさり入る「なんちゃって料理」ばかりです。そんな中、やはり中国大使館が提供する料理は「本場の味」です。いつも聞き忘れてしまうのですが、インドネシア料理もやはりお抱えコックか、若しくは館員夫人が手掛ける「手作り・本場の味」がします。
ちなみに「日本」は、何故か「市内の日本食店」が寿司と巻き物を販売していました。ちらっと見ましたが値段が半端ではないらしく、とある日本人の方が「店で食べるより高かったりして」と言っていた程ですので、私は「パス」しました。安くて美味しいものには興味がありますが、高くて普通の味には関心がありません。小さな巻き物数個で1,300円くらい?握りに至っては3,000円近かったとか? 他のエリアに比べて料金設定の「桁」が違っていたように思います。あっ、あとはカナダ大使館エリアでスモークサーモンが上にのった「ベーグル」(およそ300円)を食べました。これは美味しかったです。
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