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2008年4月

南米への移住

今日は画像なしの投稿です。また、コロンビアとは直接関係ない話で、読売新聞のインターネット版で「ブラジル移住100周年記念式典」が神戸で行われたと報じていました。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080428-OYT1T00606.htm?from=main2

私の祖父も今からおよそ80年前の1929年4月、当時移民業務を取り仕切る「拓務省」という組織が一時的にあったのですが、外務省からの出向で拓務省の「書記生」(現在の書記官)としてブラジル・サンパウロにある日本総領事館への着任の為、ここ神戸から「らぷらた丸」でおよそ40日間をかけてブラジルへ向かいました。当時の年齢からすると初めての「外勤」だったかもしれません。

その時の神戸からの出航と船内の様子は、友人だった石川達三先生が「蒼氓」(そうぼう)にて出版され、第一回芥川賞を受賞されました。

それから80年、私はブラジルではなくコロンビアにいますが、私もいわば「移民」なのかもしれません。多くの方からよく「なぜコロンビアに来たのですか」と聞かれますが、長崎出身でポルトガル語に触れる機会が多かった祖父が、事の外ブラジル・南米が好きだった事に影響されていると思います。祖父はあいにく戦後すぐに外務省を病死退職で辞しましたが、当時の最終在籍が中南米局だったので、その後も南米とは何らかの関わりがあったようです。私自身は今まで2回ブラジルを旅行しました。サンパウロで歴史ある市立劇場前に立った時には「ああ、じいさんもここに立ったかもしれないな」と感慨を覚えました。

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首都ボゴタ・路線バス事情

Bogota_bus01_2 首都ボゴタは人口およそ700万人の大都会ながら、鉄道や地下鉄等の大量輸送手段がなく、市民の足は路線バス・タクシー・そして先年開通した専用レーンを走る二連式バスを使った「トランスミレニオ(TransMilenio)」に限定されています。そのうち路線バスは市内のほぼ全域を網羅している為、朝夕の時間には「バスの群れ」がもの凄い排気ガスを撒き散らしながら走って行くのがボゴタの光景です。

このバス、凄すぎると思いませんか?このご時世、未だに現役の「ボンネット型バス」です。実はついこの間までこの一世代前の更に古いボンネット型バスが大量に見られました。それらはさすがにボゴタ市の条例により営業走行が不可能となり、廃車処分となりました。この画像のボンネット型バスは次世代のもので、現時点で辛うじて処分を逃れているものでしょう。

Bogota_bus02_2 これは"Buseta"と呼ばれる中型のバスです。 よく見ると、ボゴタ市内を走る路線バスは色も車種も様々な、非常に多くの種類があります。根気よくその全てのバスの種類を撮影すれば本当に「ボゴタ市の路線パス全巻」が出来てしまうほどです。とは言え、日本のように親切に「バス路線図」がある訳ではないのにその路線網はあまりにも多く、市民でさえ「○○は通過するの?」と聞いている程です。通過する場所は車体前面に表示板がありますので、利用者はそれで判断する事になります。その路線を常に利用する客であれば簡単ですし、初めて利用する人には訳が分からない、そんな感じです。

Bogota_bus03_2 このバス「ド派手」ですよね!以前ある方が「ボゴタのバスはインド製ですか?!」とコメントしましたが、ひょっとするとこのバスを見て驚いたのかもしれません。このタイプのバスは私がこの地に来た当時から見ていますから、実に10年以上使っている筈ですね。最近、日本から日野自動車製のバスが入って来ている事もあり、バスのモデル自体は随時新しくなっては来ています。それでもこのような旧来型のバスもあり、首都ボゴタの路線バスの車種というのは本当に凄い数ですよ!どなたか報酬を頂けるのであれば、それら全車種を撮ってきますが(笑)多分30種類くらいあると思います。 ちなみにボゴタのバスは全て「民営」で、路線ごとに異なる多くのバス会社が関わっているようです。

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コロンビア特産コーヒー加工品

Lechera_al_cafe コロンビアは言わずと知れたコーヒー生産大国ですが、国内ではコーヒー豆の他に様々な加工品も生産しています。画像はコンデンスミルク(練乳)です。画像はコーヒー色をしていますが、中身を空けたところ、色は普通の白色でした。それでも面白いので画像に収めてみました。ちなみにこの練乳、日本ではイチゴに"少量"かけたりしますよね。しかし当地ではそれ以外の消費方法があります。それはストレートに「飲む」。そう、ゴクゴクと飲むんです。路上に落ちているゴミの中に、ごく稀ですがこの練乳の空き缶が落ちていたりいます。特に若者は実に旨そうに飲んでいたりします。ちなみにこの中身は100mlあります。スーパーに行くと、缶の他にお菓子売り場には砂糖のスティックタイプそっくりの「一口サイズのスティック練乳」が10袋入りとかで売っています。つまり「飲む練乳」としてちゃんと販売されているのです。

Crema_de_cafe こちらは比較的どこにでもある「コーヒーリキュール」です。これは先日ご紹介したコーヒー地帯・キンディオ県産品です。キンディオ県産品はこの他にもコーヒー豆の形をしたクッキー、コーヒーキャンディー、コーヒージャム、コーヒー豆を丸ごとチョコレートでコーティングしたもの、コーヒーワインなどなど多くのコーヒー絡みの加工品が作られているようです。このうちコーヒーリキュールやコーヒーワインについては、現地の人を含めコロンビア人全体でも食前や食後にリキュールやワインを常飲する習慣は全くないので、果たして売れているのか、売れているとすればどこでどのような形で需要があるのかちょっと不思議です。こちらは頂いたものですが、酒飲みの私でも飲むのが勿体無くて飾っています。

ちなみに当地で販売されている「インスタントコーヒー」は100%コロンビアコーヒー豆の加工品です。日本で販売されているそれは世界中のいろいろな国の豆をブレンドしていますが、当地ではそれはありません。ただ、私は豆を買ってそれを挽いて飲んでいます。豆の方がインスタントコーヒーよりも断然安いですので。

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ボヤカ県ビジャ・デ・レイバ

Villa_de_leyva200801 ボヤカ(Boyaca)県ビジャ・デ・レイバ(Villa de Leyva)へ日帰り出張しました。ここは首都ボゴタから車でおよそ3~4時間程度の場所です。ボヤカ県都・トゥンハ(Tunja)の町を経由する場合には途中いくつもの峠越えがあり、標高はおよそ3,000mを超え、雲が流れる中を走行します。この町の特徴は、スペイン侵攻軍がこの地を統治し始めた直後に建てられた建築物・そして昔は南米一広いと言われた美しい石畳の広場等々、中世の街並みがそのまま残っている所です。この町に関するリポートは、私のホームページ"未知の国・コロンビアからの便り"の中でかつて投稿しています。当時はテレビドラマ「怪傑ゾロ」の撮影中でした。

Villa_de_leyva200802 町の中には古いもので築400年以上の建物がいくつもあり、白い壁によって一層映えています。町の中心部の道は全て石畳が敷かれており、車で通行する事は困難です。その為散策は徒歩が条件となりますが、それとてデコボコとした石畳の上を歩きますので、足裏のツボを絶えず刺激されているような感じです。

この町は中世の時代に戻ったような錯覚を覚える古い情景の他に、周辺では未だに「化石」が発掘される場所でもあります。市内のいくつかの場所にはアンモナイト等の化石がそのまま埋め込まれている箇所もあり、町の外れには恐竜の化石が横たわる「化石博物館」もあるほどです。

Villa_de_leyva200803 この建物の基礎は1500年代中盤に建てられたものです。今回我々は首都ボゴタから日帰りで訪れましたが、ビジャ・デ・レイバの町の中心部にはこれらの古い建物をそのまま利用した宿泊施設が多数あり、この日は欧米のバックパッカーなどの姿を見かけました。勿論首都から日帰りで行ける町ですが、喧騒とは無縁の静かなこの町に一泊するのも良いと思います。

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クンディナマルカ県シパキラ・塩の教会

Catedralsal20080401 日本から視察の為に来訪された旅行会社の方と共に、首都ボゴタ近郊にあるシパキラの町を訪れました。こちらの会社は"FIT"と呼ばれる個人手配旅行を専門に扱っており、今後のコロンビアへの送客の為のものです。

この欄で詳しく書くと長くなってしまうので概要のみご案内しますと、ここにはおよそ7千万年前の海底の地層が隆起した際に凝縮された海水の塩分が岩盤に含まれていて、現在でも首都ボゴタへの塩の供給をまかなっています。画像は「塩の泉」で、岩塩が地下水と混ざってポタポタと落ちており、小さな泉を構成しています。

Catedralsal20080402 こちらは「塩の滝」です。これも地下水と岩塩が混ざって岩盤上に染み出ているものです。上の部分には地下水の逃げ道として配管を突き刺したものが塩分により錆びてしまい、赤い筋が見えます。ちなみにここへたどり着くまでには、坑道跡をおよそ1km以上歩く事になります。坑道の中は、特に入口付近において硫黄の匂いが立ち込めています。岩盤は黒っぽく、その中に塩分が混ざっているのですが、この岩盤の構成がここから更に北へちょっと行った場所にある「エメラルド」の大鉱脈と同じようなものとなっており、この一帯にはおそらく豊富な鉱物資源が眠っているものと思われます。更に先にあるボヤカ県ビジャ・デ・レイバという小さな町の一帯には太古の昔のアンモナイトなどの化石が未だに発掘される事もあり、このシパキラから北にかけては大昔は海底下にあった事が実際に分かります。

Catedralsal200803_2

これは坑道跡の壁を十字架状に彫り、教会に仕立てた有名な「塩の教会」です。内部はあまりにも暗い為、その様子は画像では殆ど判りませんが、内部は高さ50m、奥行き100mはあるとても大きなものです。この十字架部分も含め、壁を舐めてみると確かに塩辛く感じます。これ以上の詳しい説明はブログでは足りませんのでまた改めて別の場所で行いたいと思います。ちなみに坑道内部は若干酸素の薄さを感じます。ただでさえ標高2,600m以上の場所にあり、その上坑道の中に入るのですから当然です。入口には「酸素ボンベ」までありました。高地育ちのボゴタっ子も酸欠になるのか?いや、外国人観光客用でしょうね。

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コロンビア・キンディオ県の竹を使ったリゾートホテル

20080410_img_0381_3 コーヒー地帯・キンディオ県では、コーヒーやバナナの木々の他に"Guadua(グアドゥア)"と呼ばれる極太の竹の群生地を容易に見る事が出来ます。このグアドゥア竹の太さは最大で直径20cm以上と、大人の二の腕よりも太くなり、その太さや強度は日本の孟宗竹の比ではなく、現地ではその強さから建材として多用されています。

この画像は現地にある最高級ホテルの客室棟です。グアドゥア竹をふんだんに使っています。建材としてのグアドゥア竹は、ごく簡単な防虫・補強措置を施す事でその耐久年数は30年以上とされています。このグアドゥア竹を日本で初めて輸入したのが熊本県にある濱田醤油さんで、現在「竹のレストラン」(左をクリックして下さい)の建築計画中です。私は輸出側としてこのプロジェクトに参加させて頂きました。

Armeniaquindio2008061_2 このホテルでは、グアドゥア竹をベッドやナイトテーブルにまで使っています。これらは現地の家具屋で容易に手に入ります。竹製のベッドに横たわり、天井を見上げればそこにもグアドゥアが。竹を使った建物(ホテル)は世界各地にあると思いますが、ここキンディオの特徴は、標高1,500mで年間を通じて快適な気候と視界一杯に広がるコーヒーとバナナの木々、そして雲がなければアンデス山脈まで望める、素晴らしい景色を伴っている点です。

最大400人を収容できるこのホテルの敷地内には、屋外ジャグジーや大きなプール、テニスコートや子供向けのミニ遊園地、果てはミニカート場まである、大人も子供も楽しめるリゾートホテルです。周辺はバナナの木々に囲まれており、ちょっと歩けば背の低いコーヒーの木々や赤い実も目の当たりにする事が出来ます。このコーヒー地帯は、コロンビアへの観光の際には是非とも訪れて頂きたい地域の一つです。御予約は当社へ(ちょっと宣伝)。国立コーヒー公園へは車でおよそ5分です。この広大なコーヒー公園の様子は当方のホームページ「未知の国・コロンビアからの便り」にて別途ご紹介します。

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コロンビアの今川焼?おやき?

Arepa_boyacense02_2 コロンビア国内で副食としてよく食べられているのが"Arepa"と呼ばれるものです。統計の結果、意外にもコロンビア人は米をよく食べるのですが、その他にとうもろこし粉で出来たこのArepaも身近な存在です。Arepaは各地で様々な形があり、焼いたり揚げたりという違いの他に、色が真っ白なもの・まるでホットケーキそっくりのような色と形など多様です。その種類の多さは、Arepaだけで特集が組めるほどです。

首都ボゴタの市内では最近、北に位置するボヤカ(Boyaca)県の名物"Arepa Boyacense"を店頭で焼いている光景を見かけるようになりました。その中でもこの店の店頭で焼いているArepaは、多分市内で唯一のスタイルではないかと思います。

Arepa_boyacense03 売り子氏の腕の下にArepaが並んでいます。中身を練りこんだ生地を予め作っておき、Arepaとちょうど同じ大きさくらいの回転台に乗せ、ガスの火力で焼くのです。いわばこれはArepa Boyacense専用焼き機とも言えるでしょう。この店が他と全く異なるのは、普通Aprepa Boyacenseと言えば中の具はチーズが溶けたものだけなのですが、ここではそれ以外に「チーズと野菜」「チーズとグアバソース」「チーズとパインソース」と言った多彩な組み合わせがあるのです。これって日本で言う所の「今川焼き」もしくは「鯛焼き」みたいじゃないですか?最近これらは単につぶあんが入っているだけではなく、チーズ入りその他多彩になりましたから。この店ではやはり中身の具ごとに並べ分けています。ここは行き交う人々がかなり多い立地の良さもあり、作ったそばからどんどん売れているようで、冷めたものはなさそうです。

Arepa_boyacense01 試しに1個買ってみました。信州名物の「おやき」に似ていませんか?そうですよね!このArepaは中の具に関係なく1個1,300コロンビアペソ(2008年4月現在・およそ75円)です。外の皮の部分はBoyaca地方のArepa特有のパサパサとした食感です。出来立てですから熱いの何の!この店の情報を案内しておきます。Panaderia la Gran 76 (住所:Calle 76 No.16A-17)

未だにこのような甘いArepa、野菜入りのArepaなどは他の店では見かけません。面白い存在です。しかも店頭販売で立地も良いですから、繁盛し続けるでしょう。そう言えば、前述の「今川焼き」は日本の各地ごとに名前が異なるんですよね。こちら(クリックして下さい)に面白いサイトをご紹介します。

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コロンビア国立コーヒー公園

Parquecafe040901 キンディオ県アルメニア市郊外にあるコロンビア国立コーヒー公園(Parque Nacional del Cafe)の敷地の一部の画像です。ここは日本で最も売れていると思われるガイドブック「地球の歩き方」でも紹介しています。雲に覆われてその姿が殆ど見えませんが、遠くにはアンデス山脈の西端の山々があります。私はこのキンディオ県の景色がコロンビア国内で最も美しいと思っています。カリブ海沿いの景色、アマゾン川流域の景色など色々と見る機会がありましたが、その中でもこのコーヒー地帯の景色は特筆すべき価値があります。加えて気候も良く、県都アルメニア市からこのコーヒー公園に向かう道の途中では、無数のコーヒーの木々と背の高いバナナやプラタノ等の木々の間を縫うように走る事になります。

Fincahotel01

これは"Finca"と呼ばれる現地伝統様式の建物です。この建物は内部を改造して一般向けの宿泊施設となっています。このような宿泊施設はキンディオ県内にかなり多くあり、この施設もそうですがプールを備えている所もあります。日中は多少暑くなりますので、その為でしょう。施設によっては裏庭で獲れたオレンジやパナナをそのまま朝食に提供したりします。付近は行き交う車が殆どなく、最高の保養地です。

私はコロンビアで旅行業界の中にいる為、国内の素晴らしい観光地を日本の皆さんに紹介するのもまた仕事の一つでもあります。この大コーヒー地帯・そして国立コーヒー公園に立ってみれば、日本の皆さんが普段イメージするコロンビアとは大きく異なるのを実感できる筈です。これが本来のコロンビアの姿とも言えるでしょう。

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アルメニア・コロンビアコーヒーの故郷

Parquecafe040901 日帰り出張でキンディオ県・アルメニア市と郊外を訪問しました。ここは標高およそ1,500m、コロンビアが世界に誇るコーヒー豆の一大生産地の一つです。また、輸出もしているバナナ(生食用)やプラタノ(調理用バナナ)などの大生産地でもあります。

左の画像をクリックしてみて下さい。何と言う素晴らしい光景ではないでしょうか。詳しくは私が管理している別のホームページ"未知の国・コロンビアからの便り"にてご案内したいと思います。この画像はコロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)が管理している大きな公園の一角です。

Parquecafe040902 こちらはコーヒーの木に実っている「コーヒーチェリー」です。日本ではまずお目にかかることのない光景でしょうね。コロンビアコーヒーは酸味の強い「アラビカ種」で、その中でも"ティピカ""カトゥーラ""バリエダ(バラエティ)コロンビア"といった苗木の種類があります"古くはティピカ、そして交配を重ねたのが後述の二種です。

それにしても、このアルメニアへ出張する度に強く感じるのですが、ここはちょうど良い気候帯で美人が多い所でも知られています。コーヒー地帯は全般的にそのような条件が多いのですが、ここアルメニアでは時折ハッと驚くような金髪・青い目の女性を見かける機会が多い所です。首都ボゴタでは先住民族・チブチャ等の系統からか、女性は黒髪・黒い目という方が多いのですが、ここアルメニアの女性はヨーロッパ系の顔立ちをしているのが不思議です。勿論全ての女性ではありませんが、首都ではこのような「完全なヨーロッパ系の顔立ちの女性」を見かける機会は意外と少ないのです。男性はごく普通の顔立ちなのですが

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ボゴタのアメ横

Bogota_ameyoko02 首都ボゴタの旧市街・セントロ地区の一角です。大統領府などの観光スポットから西に2kmほど行くと、雑然とした商店街地区があります。こんな所へ日参している日本人は私だけでしょう。すぐ近くはつい数年前までボゴタ市民でさえ恐れおののいて近づけなかった暗黒地帯でした。廃屋がいくつも並び、目がうつろな浮浪者達があてもなく歩き回り、違法薬物が売買されていて、うっかり迷い込もうものなら、ただでは済まされないすさまじい場所でした。現在では更地になっており、過去の状況はまったく感じ取る事が出来なくなりました。

この一角では路上に無数の露店が並んでいます。生の豚の皮を揚げる(チチャロン)時の匂いがきつく、その他にはトラックの荷台に本物の"ヤギ"を数匹積んで「ヤギの乳」を売っている(嘘みたいな本当の話!)光景まで見られます。即席生ジュースやら得体の知れない食べ物やら、とにかく生活臭い場所です。潔癖症の方は立ち入れません。運転手付の車でお買い物という、セレブ達の近寄る所ではないです。

Bogota_ameyoko01_2 この一角はまた、無数の問屋が並ぶ所でもあります。豆類を専門に扱う店、食料品が裏の倉庫にびっしりと積んである店、生活用品専門店、酒類を扱う専門店等々沢山あります。私はこの一角を「ボゴタのアメ横」と思ったりしています。本場のアメ横のような雑然とした場所ですが、あそこよりもものすごい汚く、ごちゃごちゃとした雰囲気です。私自身、営業の帰りには手ぶらで戻るのももったいないので、ごくたまに「トイレットペーパー」その他生活用品を調達する事もあります。値段は北部住宅街のスーパーの30%引きという品もあり、折りたたみ傘などは全く同じ物が半額以下というケースもありました。

Bogota_ameyoko03

この「ボゴタのアメ横」の近くに、私にとっては「宝の山」があります。数十人のお客さんが集まって商売をしている一角です。最初この一帯に着いた時には周りの雰囲気にビビッてしまい「何て所へ来てしまったのか・・・」と思いましたが、最近では大分慣れてきました。とはいえ今でも緊張しながら立ち入っているのは変わりませんが。こんな場所へスーツにネクタイ姿は「不釣り合い」です。タダでは済まされないでしょう。よって私はノーネクタイにヨレヨレのシャツという「日本人らしくない」姿で営業訪問しています。ボゴタのアメ横での買物は、それこそ気が向いた時だけで、普段はさっさとこの場所から立ち去っています。「安物買いの銭失い」となっては大変ですから。ここは「昔のボゴタ」の雰囲気が未だに残っている場所ですね。

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コロンビアの純国産車

Zorrero01 ご覧下さい、これこそ「コロンビアの純国産車」ではないですか!"四輪"駆動、動力源は昨今話題のバイオ燃料よりもさらに地球環境に優しい(雑草・若しくは野菜クズ)整備も簡単。

この国産車、"Zorrero"というのだそうです。外国車が氾濫している大都会ボゴタでも市内の至る所で見かけます。時には一方通行を逆走し、エンジン(馬)が機嫌を損ねて「エンスト」する事もありますが、そこはご愛嬌。ちなみに撮影場所は私の勤務先のすぐ近く、都市銀行や一流企業のオフィス、更には有名男子校が近くにありますが、そんな事気にしない。

Zorrero02 この国産車の唯一の公害問題は、「憤慨」・・・いや、「糞害」でしょうね。大通りだろうがなんだろうがお構いなしでボテッとやってしまいます。そこを通りかかった外国車が踏んでしまおうものなら。。。晴れ渡った日にはそこら中がプーンと臭うのが・・・ちなみに国産車Zorreroの馬力は、、、馬一頭だから「一馬力」ですか?一度この国産車の「生産工場」の現場を視察してみたいものです。昨日、営業でセントロのお客さんの所へ行った際の事でしたが、よーく注意してみると、たったの一時間で10台以上のZorreroに出くわしたのですから、年間生産台数はけっこうあるのかもしれません。台車の上に座席を設置したら「四人掛け」位はいけるんじゃないですか?私は乗りませんけど(爆)

Cartagenaplazadeaduana1 こちらは観光地・カルタヘナで見かける「観光馬車」ですが、こちらの台車は"Carroza"というのだそうです。お洒落ですね。社内の同僚に前述の台車の名前を聞いた所、彼らコロンビア人は恥ずかしいと思っているのか、誰もが最初は「"Carroza"だ!」と言うのが笑えます。頑張れ!コロンビア国産車。私は買いませんけど。

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土地バブル狂乱の波

Juanvaldez033101 最近ボゴタ市内のあちこちで「あれっ、ここにも!」と言うほど"増殖中"のコロンビアコーヒーブランド"Juan Valdez"直営カフェテリアですが、ここは「総本山」とも言えるコロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)本部の目の前にある一号店です。

どうやらこの一号店が近日中(この一ヶ月中と聞いています)に閉鎖され、裏手にあった民間経営の駐車場跡地と共に「ホテル」になるそうです。現に、裏手は既に閉鎖され、高いトタンに覆われています。

このJuan Valdez Cafeは、シルバ現FNC総裁が積極的に進めている「攻めの経営」のモデルでもあります。つい先年までおよそ20年にわたって「コーヒー業界のドン」として君臨していたカルデナス前総裁の後を引き継いだ後、同様に受け継いだ巨額の債務減らしの一環として、元々駐車場だったこの地をモダンなカフェテリアに変えたのが始まりです。つい数年前までのコロンビアでは、このようなスタイルのカフェテリアは存在せず、画期的な事でした。

シルバ総裁にバトンタッチされた後、保有していたAvianca航空株を全て売却したり、コロンビアコーヒーをFNC自ら売り込むなど随分と変わりましたが、このJuan Valdez Cafeの敷地売却が本当の話ですと、もはや土地を高値で売却する・若しくはホテルとして運営する方が得策と考えたのでしょうか。

現に首都ボゴタではここ数年「土地バブル」と言えるほど、もの凄い勢いで地価が上がっています。私の住んでいる地区でも毎年10%以上の上昇です。見渡せばあちこちで複数階建てのアパートの建設が始まっており、それまであった昔ながらの土地付き一戸建て住宅がどんどん姿を消しています。中には買ったその時点ですぐに転売する「不動産ころがし」目的も今や常態化しています。それでも儲かりますし、買って数年であればまず間違いなく高値をつけて売ることが可能です。その根拠が市が算定する評価額の異常なほどの上昇です。

Bogotahilton_033101 そしてこれは同じFNC総本部の真横というか裏手と言うか、とにかく隣の敷地に建設が始まる"BOGOTA HILTON HOTEL(若しくは系列ホテルか?)"の現場の模様です。2つの建物が完成すると、FNC本部の目の前、そして横にホテルが2つオープンする事になります。ここから半径数十メートルから200メートル以内には日本大使館を始め主要日系企業が点在する、首都ボゴタの経済の要所でもあります。

先日一部の報道機関が報じていましたが、近い将来ボゴタの主要地区から"土の地"つまり土地というものが姿を消してしまうのではないかと危惧されるほど、昨今の建設ラッシュは異常を極めています。Juan Valdez Cafeのような広い空間は現在、土地ブローカーの格好の標的になっているのでしょうか。

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